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スポーツダイジェストOnlineYahoo Tennis Newsによると
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■テニス=全仏オープン女子、クルム伊達がサフィナに逆転勝ち
5月26日8時6分配信 ロイター
[パリ 25日 ロイター] テニスの4大大会の今季第2戦、全仏オープンは25日、当地のローランギャロスで女子シングルス1回戦を行い、クルム伊達公子が、昨年準優勝を飾った元世界ランク1位で第9シードのディナラ・サフィナ(ロシア)を3―6、6―4、7―5の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
 1989年に全仏オープンデビューを飾り、1996年以来のローランギャロス出場となったクルム伊達は現在39歳。プロ化以来、同大会の女子シングルスでは、史上2番目の年長勝利となった。
 ふくらはぎのけがを抱えるクルム伊達は第1セットを落としたが、その後は集中力を失うサフィナを振り切り、逆転勝利を収めた。
 クルム伊達は試合後「彼女(サフィナ)には申し訳ないが、とても嬉しい。トライしてみた」と喜びのコメント。一方のサフィナは「自分が何をすべきかより相手のことを考え過ぎ、勢いを失った」と肩を落とした。
 また、森田あゆみはキルステン・フリプケンス(ベルギー)に1―6、4―6でストレート負けした。

■熱闘3時間36分…エア・ケイが帰ってきた!
5月25日7時3分配信 スポニチアネックス
テニスの全仏オープン第2日は24日、パリのローランギャロスで男女シングルス1回戦を行い、男子は右ひじの手術から完全復活を目指す錦織圭(20=ソニー)が世界58位のサンティアゴ・ヒラルド(22=コロンビア)に0―2から逆転勝ちし、全仏デビュー戦を飾った。2回戦で第3シードのノバク・ジョコビッチ(23=セルビア)と対戦する。女子は予選を勝ち抜いた奈良くるみ(18=大産大)と土居美咲(19=ミキハウス)がともにストレート負けでほろ苦い4大大会デビューとなった。
 錦織は09年の全豪以来489日ぶりの4大大会出場で復活を印象づけた。同8月に受けた右ひじ手術の影響を感じさせず、セットを重ねるごとに華麗なフットワークから繰り出す鋭いショットを連発。第3セットのタイブレークでバックのパッシングショットで初ポイントを奪うと、2本のドロップショットで流れを変えた。「クレーコートは自分のテニスに合っている。いろんなショットが打てて楽しい」。右ひじの故障を乗り越え再びコートに立てる喜びにあふれる「エア・ケイ」が3時間36分の熱戦を制した。
 ▼錦織圭 この舞台に戻ってこられてうれしい。最後は手が震えた。最初は相手のペースに圧倒されたが、攻めるように心がけた。ひじの痛みはない。ジョコビッチはタフな相手だが、どこまでできるか挑戦したい。

■錦織が2週連続優勝=男子テニス
5月16日23時56分配信 時事通信
男子テニスの錦織圭(ソニー)は15日、米フロリダ州ロングボートキーで行われたツアー下部大会のサラソタ・オープン決勝で、ブライアン・ダブル(アルゼンチン)に2―6、6―3、6―4で逆転勝ちし、前週のサバナ・チャレンジャーに続いて2週連続で優勝した。

■錦織が下部大会で優勝=男子テニス
5月10日11時38分配信 時事通信
男子テニスの錦織圭(ソニー)が9日、米ジョージア州サバナで行われたツアー下部大会のサバナ・チャレンジャーの決勝で、ライアン・スウィーティング(米国)を6−4、6−0で下して優勝した。右ひじの手術を受け、2月に約1年ぶりに大会に復帰して以降、初の優勝となった。

■サフィナ、背中痛で欠場=女子テニス(時事通信)
3月17日9時58分配信
女子テニス世界ランク2位のディナラ・サフィナ(ロシア)が、背中の痛みのため、23日からのソニー・エリクソン・オープン(米フロリダ州マイアミ)を欠場することになり、16日に自身の公式ホームページで明らかにした。4月下旬のツアー復帰を目指すという。

■ハイチ支援でチャリティー試合=1700万円以上集める−テニス
1月17日17時43分配信 時事通信
 【メルボルン時事】テニスの全豪オープン開幕を翌日に控えた17日、ハイチ大地震被災者支援のためのチャリティーマッチが当地のメルボルン・パークで行われ、20万豪ドル(約1700万円)以上の募金を集めた。女子世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)をはじめトップレベルの選手が参加。マイクをつけメンバーを入れ替えながらダブルスで対戦し、冗談を交えた会話や曲芸的なショットで観客を沸かせる一方、時折見せる鋭いスマッシュで盛んな拍手を浴びた。
 男子の世界ランキング1位ロジャー・フェデラー(スイス)の呼び掛けで開催が決まった。フェデラーは「テレビで(地震の)惨状を見て、われわれも何かすべきだと考えた」と説明し、「選手もみな上機嫌だった」とイベント成功を喜んだ。

■<クルム伊達公子>「とにかく勝負に出る年に」 グランドスラムへ決意を語る
1月17日11時0分配信 毎日新聞
 世界4大テニス大会「グランドスラム」の初戦「全豪オープン」が18日に開幕する。本戦から出場するクルム伊達公子選手が、09年末に国別対抗戦フェド杯の出場を発表後、10年のシーズンに向けて意気込みを語った。「全豪オープン」の模様は31日までの期間中、WOWOWで連日生中継される。
 −−10年のグランドスラムは本戦からのスタートになりますが、気持ちはいかがですか?
 予選を勝ち抜かなければ本戦の舞台に立てないというところから始まった09年と比べて、気持ちの上で大きな違いがあることは確かです。09年は13年ぶりの「グランドスラム」にチャレンジということで、ワクワクしていた気持ちはあるんですけれども、10年はまた違った、どんなことが待ち受けているのだろうという気持ちでワクワクしています。世界ランキングで100位以内に入ると、グランドスラム本戦からのスタートが確実になるので、誰もがその目標を持ってツアーを転戦すると思うのですが、09年は目標を達成してシーズンオフを迎えることができました。だから、10年はさらに大きな可能性やチャンスに向かって挑戦していきたいです。
 −−09年を振り返ってみて、どういうシーズンでしたか。
 グランドスラムにチャレンジするというのが、09年1月に立てた目標の一つだったんですけれども、4大会ともチャレンジすることができました。1月の全豪オープンでは予選3回をクリアして本戦1回戦負け。全仏オープンでは予選で肉離れ。ウィンブルドンではワイルドカードをいただけて新しくできた2番コートでプレーができた。そして全米オープンではけいれん。4大会とも波乱万丈なグランドスラムでしたけれども(笑い)。結果というよりも、グランドスラムの予選に立てる位置をキープして、その中から可能性を見いだすというのが一つの目標だったので、すごくいい経験になったと思います。予選の厳しさを知っているだけに、まさか全豪オープンで予選をクリアできるなんて想像のつかない結果でしたし。
 前半は本当に苦しいけがとけいれんに悩まされましたが、後半は一気に上り調子になりました。前半はWTAにチャレンジし続けて8連敗、後半では韓国で初めてWTA1回戦を突破したと思ったら一気に優勝。その後、世界ランキングも目標の100位をクリアでき、残りの数カ月で状況が非常に大きく変わりました。波が大きいとはいえ、チャレンジし続けていること、テニスができていることを今はすごく楽しめていますし、結果だけにとらわれず、自分のテニスの質というものにこだわり続けてプレーできていることが、いい結果につながっていると思います。今はこの夏の全米オープン以降悩んでいたけいれんからも解放されて、体の動きも良くなっているので、そのいい状態をできるだけ長くキープさせて10年のシーズンに入りたいと思っています。
 −−すべての大会がクルム伊達選手にとって新たな挑戦だと思うのですが、その挑戦はいつまで続きますか。
 一番よくされる質問ではありますが、私自身も本当に分からないんですよ(笑い)。一ついえることは、ここまで来たらいけるところまでとにかく突き進もうという気持ちだということです。再チャレンジということでスタートさせた08年4月末の時点では、本当に日本をベースに全日本を目標にしていたんですけれども、まさか自分がもう一度世界にチャレンジすることになるとは、その時点では1%も思っていませんでした。しかし約1年半がたち、グランドスラム本戦からスタートできる状況になった今、グランドスラムの舞台でもう一度活躍したいという気持ちに変わってきています。この先、どういうふうに気持ちが変わっていくのか、私自身も分からないですが、とにかく今はけがなく体の動く限りは突き進んでみたいと思っています。
 −−クルム伊達選手にとってテニスとはどういう存在ですか。
 テニスは自分自身を成長させてくれるものだと思います。私自身6歳からテニスを始めて、ほとんどテニスとともに生きてきました。テニスからいろんなことを学び、テニスとともにいろんなものを吸収して成長してきたので、テニスは人生の縮図みたいなものですね。自分が生きていく中でテニスで培ってきたものがたくさんあり、ボールをうまく打つとか、テニスが強くなるとかだけではなく、自分自身がこれだけ自信が持てるようになったとか、自分自身を成長させてくれたものすべてが、やはりテニスなんじゃないかと思いますね。
 −−10年最初のグランドスラム、全豪オープンをどう戦いたいですか。
 今、ランキングが70位まで上がってきたことで、10年は違った意味で冒険ができる年だと思っています。リスクを伴うと思いますが、とにかく勝負に出る年にしたいです。「堅実に」とか言っている年齢でもないですし、「出ることに満足」という年齢でもないですし、とにかく08年、09年以上にチャレンジする年にします。70位をキープしようというつもりもないですし、これより上の50位、それ以上を目指すためには、やはりWTAでコンスタントに成績を残し、トップの選手たちにも勝っていかなければなりません。そのためにリスクを伴ってでも冒険することが求められてくると思います。失敗も当然出てくるとは思いますが、チャレンジしていきたいと思っています。
 <プロフィル>
 1970年9月28日、京都府生まれ。89年にツアーデビューし、4大大会で女子シングルスの準決勝に3度進出。これを含めて4大大会でのシングルスのベスト8入りは6回にのぼり、日本女子選手歴代最多記録を保持している。自己最高ランキングはシングルス4位、ダブルス33位と、シングルスで日本人の女子テニス選手として、史上初の世界ランクのトップ10入りを果たした。これまでに世界ツアーでシングルス8勝、ダブルス1勝。96年にいったん引退し、01年にドイツ人レーシングドライバーのミハエル・クルム選手と結婚。08年に復帰。現在のランクは日本人選手最上位の70位。2月にクアラルンプールで開催されるフェド杯アジア・オセアニアゾーン1部(2月3日開幕)の日本代表に14年ぶりに選出された。

■岡田ジャパンの“特別講師”にクルム伊達
9月30日7時2分配信 スポニチアネックス
日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)が29日、プロテニスプレーヤーのクルム伊達公子(39)を岡田ジャパンの“特別講師”として招くプランを明かした。
同会長は他競技からの意見も取り入れるため、親交のあったクルム伊達を昨年7月に日本協会理事として招へい。競技活動が多忙なため理事会出席はままならない状況だが、韓国オープンでの13年ぶりツアー優勝を機に「日本代表やなでしこジャパンで話をしてもらおうと思っている」と話した。
10年W杯南アフリカ大会でベスト4を目指す日本代表の岡田監督にとっても、強い味方となる。クルム伊達は世界ランク4位まで上り詰め、4大大会ではベスト4を3度経験。犬飼会長は「世界で戦い抜いた人は何か持っている。海外の厳しい環境を乗り越えて勝っているから、説得力がある」と期待を寄せていた。

■【YouTube】全米OPでフェデラーが見せた奇跡のショットに大喝采
9月16日11時26分配信 サーチナ
現地時間14日に行われたテニスの全米オープン男子シングルス決勝で、アルゼンチンのデルポトロがフェデラー(スイス)の大会6連覇を阻んで4大大会初優勝を飾ったが、ユーチューブ(YouTube)ではフェデラーが準決勝で見せた信じられないショットの動画が多数公開され、今大会の話題を独占している。
13日に行われた準決勝で、フェデラーはセルビアのジョコビッチを7−6、7−5、7−5のストレートで下したが、第3セットの最終ゲームにミラクルショットが飛び出した。30−0とフェデラーが先行して迎えたラリーで、サーブを放ったジョコビッチはフェデラーを左右に大きく動かした後でゆるいショットを打ってさらに翻弄、フェデラーが何とか返したところをすかさずボレーを放ち、ボールはフェデラーの頭を越えてワンバウンドした。背面走行で必死に追いかけるフェデラーだったが向きかえる余裕はなく、ジョコビッチのポイントと思われた瞬間、フェデラーはコートに背を向けたままラケットを振り「股抜きショット」を放った。その軌道は正確に相手コート内をとらえ、油断していた相手を通りすぎで斜め後でバウンドしていった。このショットでフェデラーはマッチポイントを迎え、最後はリターンエースで勝利を決めた。フェデラーも自らのショットにびっくりしていたようで、試合後のインタビューでは興奮気味に「練習はしていたけれど、実際に使うとは。人生で一番のショットだった」と語っている。
YouTubeには、そのシーンを収めた動画が20人以上のユーザーによって公開されており、2日間で合計約250万回再生されており、数え切れないほどの賞賛コメントが残されている。
可能性を捨ててはいけないという見本のようなシーン。惜しくも大会6連覇という記録は逃したが、記憶に残る活躍を見せた今大会のフェデラーであった。(編集担当:柳川俊之)

■セリーナ罰金94万円超!追加処分もある?
9月15日7時4分配信 スポニチアネックス
テニスの全米オープンの主催者は13日、女子シングルス準決勝(12日)で敗退したセリーナ・ウィリアムズ(27=米国)に合計1万500ドル(約94万5000円)の罰金を科したと発表した。第2セット終盤でフットフォルトを宣告した日本人女性の審判に暴言を吐き、ルール上最高額の1万ドルの罰金。第1セットでラケットを叩き割った行為に対しさらに500ドルが加えられた。今後の調査で新たに処分が下される可能性もある。

■ウィリアムズ姉妹がPPOで初来日
8月21日7時4分配信 スポニチアネックス
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン(9月27日開幕、東京・有明)の主催者が20日、都内で出場選手を発表した。今年のシングルスは56選手が出場。最新の世界ランキングで1位のディナラ・サフィナ(23=ロシア)を除く上位34選手が名前を連ね、米国のビーナス(29)とセリーナ(27)のウィリアムズ姉妹がそろって初来日する。人気のマリア・シャラポワ(21=ロシア)が2年ぶりに登場し、森田あゆみ(19=キヤノン)、杉山愛(34=フリー)、クルム伊達公子(38=エステティックTBC)も出場する。

■イザワオープンが中止=テニス
8月20日17時15分配信 時事通信
12月に予定されていたテニスのイザワクリスマスオープン(神戸ワールド記念ホール)の中止が決まったことが20日、分かった。関西テニス協会によると、冠スポンサーの井澤金属(大阪市)が撤退し、代替スポンサーも見つからなかった。来年以降の開催は未定。
 同大会は1989年に第1回が開催され、昨年で20回目。今年の賞金総額は1300万円の予定だった。

■<クルム伊達>教授として女子大生にテニス指導
7月1日18時22分配信 毎日新聞
プロテニスプレイヤー、クルム伊達公子さん(38)は30日、客員教授を務める園田学園女子大(兵庫県尼崎市)で、同大総合健康学科の1年生84人に、テニスの授業を行った。伊達さんは、最後に声が枯れるほど熱心な指導で、全身でテニスの楽しさを伝えていた。
伊達さんは園田学園高校出身で、03年から同大の客員教授を務め、年に数回授業を行っている。
この日は、子どもでも扱える小さいラケットと柔らかいスポンジボールを使った「キッズテニス」を指導。ボレーの打ち合いやミニゲームなど、学生に混じってプレーした。
伊達さんは、英国で開催中のウィンブルドン選手権に13年振りに出場したばかり。授業後、伊達さんは「きょうは、学生の純粋さやひたむきさを感じられてよかった。体を動かす楽しさが伝われば」と話した。【大沢瑞季】

■ウィンブルドン、今年は叫び声コンテスト?!
6月23日9時39分配信 産経新聞
ブリート109デシベル シャラポワ103デシベル
【ロンドン=木村正人】毎年夏、女子選手のエレガントな新作テニスウエアが話題を呼ぶ英ウィンブルドン選手権。芝コートでは純白ウエアがひと際映えるが、今年はどの選手の叫び声が一番甲高いか−が、英メディアの注目を集めている。国際テニス連盟(ITF)も叫び声について、声による妨害行為に当たる可能性があるとして禁止を検討しているようだ。
ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した16歳のミシェル・ラルシェル・デ・ブリート(ポルトガル)は22日、ストレート勝ちを収めた。先の全仏オープンでは対戦相手がブリートの叫び声について「不愉快」と審判に苦情を呈した。
ロイター通信によると、ブリートの叫び声は女子選手では最高の109デシベルに達しており、F1のレーシングカーが発する轟音(ごうおん)並みのうるささという。
2004年優勝のマリア・シャラポワ(ロシア)や昨年準優勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)もこの日順当勝ちしたが、2人とも豪快なショットを繰り出すたび叫びまくった。「4歳のころから叫んでいる」というシャラポワの叫び声は101〜103デシベル。セリーナは89〜90デシベルとされる。
飛行機が離陸する際の騒音は120デシベル、ライオンの雄たけびは110デシベル、普通の叫び声は80デシベルで、有力女子選手の叫び声はかなりうるさい部類に入る。
ウィンブルドン9回優勝のマルチナ・ナブラチロワは「叫び声は不正行為であり、止めさせなければ」と手厳しい。1991年ウィンブルドン男子シングルス優勝のミハエル・シュティヒ氏(ドイツ)は「女子選手はセクシーなのが売りなのに男勝りの叫び声はいただけない」と嘆く。シャラポワの記者会見でも叫び声が話題の中心になった。
女子選手がコートで叫び声を上げるのは、集中力を高めたり、全身の力を込めてショットを打ったりするためで、1990年代に活躍したモニカ・セレス(米国)が始まりとされる。現在、“叫び声女王”ブリートはロイター通信に「私はずっとプレー中に叫んできた。叫ばなければ逆に気持ちが悪い」と話している。

■伊達 推薦で13年ぶりウィンブルドン出場
6月10日7時11分配信 スポニチアネックス
テニスの4大大会の第3戦、ウィンブルドン選手権(22日開幕、英ロンドン郊外オールイングランド・クラブ)の主催者は9日、クルム伊達公子(38=エステティックTBC)のワイルドカード(主催者推薦)での女子シングルス本戦出場が決まったことを明らかにした。クルム伊達は1996年ウィンブルドン選手権のシングルスで4強入り。準決勝では当時世界ランキング1位のシュテフィ・グラフ(ドイツ)と日没順延による2日間の死闘を繰り広げたが、3―6、6―2、3―6で敗れ、日本人初の決勝進出を逃した。この年に一度引退しており、同選手権への出場は13年ぶりとなる。
クルム伊達は昨年4月、12年ぶりに現役復帰。4大大会では今年1月の全豪オープンで1回戦敗退し、7日までパリで行われた全仏オープンでも予選1回戦で左ふくらはぎ痛のため途中棄権していた。

■錦織が右ひじ疲労骨折…ウィンブルドンも欠場
5月26日8時0分配信 スポーツ報知
男子テニスで世界ランク116位の錦織圭(19)=ソニー=が25日、都内で会見し、1月に痛めた右ひじが疲労骨折していることを明らかにした。2、3か月はラケットを握れないほどの重傷で、4大大会第3戦のウィンブルドン選手権(6月22日開幕)などを欠場してリハビリに専念する。
20日にニューヨークでMRI(磁気共鳴画像)検査を受けた結果、右ひじの骨に小さなひびが入っていることが判明した。24日に緊急帰国した錦織は「すごくショックでやる気がなくなった。悔しい気持ちと残念な気持ちでいっぱい」と悔しさをにじませた。
錦織は今季初戦で右ひじを故障。当初は疲労性の痛みと診断されたが、休養しても回復せず、3月中旬からツアーを欠場して治療とトレーニングに専念。だが「練習する中で新しい痛みが出た」と錦織。骨折の原因や時期は不明だという。
今後は島根・松江市の実家に戻って休養。トレーナーも帯同し、国内で診察を受ける意向もある。6週間後に再検査し、8月31日開幕の全米オープン出場を目指す。「回復したときに100%以上の力が出せるよう頑張りたい」完全復活を信じ、試練に立ち向かう。

■テニス=ストラスブール国際、森田が4強入り
5月22日10時0分配信 ロイター
[21日 ロイター] テニスのストラスブール国際は21日、女子シングルス準々決勝を行い、森田あゆみが第3シードの彭帥(中国)を7―5、6―2で下し、4強入りを決めた。
 このほか、アラバン・レゼー(フランス)、ビクトリア・クツゾワ(ウクライナ)、ルーシー・フラデカ(チェコ)が準決勝へ勝ち上がった。

■伊達 左ふくらはぎ痛悪化で涙の棄権
5月21日7時11分配信 スポニチアネックス
テニスの全仏オープン女子シングルス予選1回戦は20日にパリで行われ、13年ぶりの本戦出場を目指した世界ランク137位のクルム伊達公子(38=エステティックTBC)は同264位のロミナ・オプランディ(23=イタリア)と対戦。第1セットを4―6で落とし、左ふくらはぎ痛の悪化で第2セット途中で棄権した。試合直後は泣きじゃくり、夫でレーサーのミハエル・クルム(39)に抱えられて会場を後にしたが、記者会見では「状態は上がってきていたので、リタイアは考えていなかった」と話した。

■楽天がテニス界参入。フェデラー、錦織の出場も決定!!
5月20日13時56分配信 @ぴあ
楽天の三木谷浩史社長は高校、大学時代に自身もテニスに親しんでいたこともあり「テニス界に恩返しをしたい」と、スポンサーに名乗りを挙げた。「日本の良さを世界にアピールしていきたい」と語った三木谷社長が、全力で大会成功へのバックアップをしていくことを約束。また、「日本のテニスを変えてくれる大会」と大きな期待を寄せる。大会トーナメントアドバイザーの松岡修造は「楽天の引き出しを使って盛り上げたい」と抱負を語った。
なおこの日、世界ランキング2位(5月18日現在)のロジャー・フェデラー、錦織圭の出場が発表され、フェデラーは「ジャパン・オープンの出場を楽しみにしている」とコメント。錦織も書面で大会への思い入れと期待を述べた。
コートの全面改装も施され「楽天・ジャパン・オープン」へと生まれ変わる今大会は、男女合わせての賞金総額が約132万6500ドル(約1億2870万円)で、昨年より35万7500ドル(約3470万円)増額される。男子はトップ選手が参加するツアー大会のままだが、女子は今年度より若手育成を主眼とした下部ツアー大会となる。
選手、ファン、関係者が一体となって新たな歴史を刻む「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス2009」は、10月3日〜11日の9日間に渡り、有明コロシアムならびに有明テニスの森公園コートで開催される。

■錦織は全仏欠場 日本の舞台で躍進を誓った
5月20日9時34分配信 デイリースポーツ
「楽天オープン」の開催を発表する(左から)川延尚弘トーナメントディレクター、日本テニス協会盛田正明会長、楽天・三木谷浩史社長、松岡修造トーナメントアドバイザー=東京・有明コロシアム日本テニス協会は19日、「楽天ジャパン・オープン・テニス」(楽天オープン)を、10月3日から有明コロシアムなどで開催すると発表した。今大会から楽天が特別協賛について規模を拡大し、男子は賞金総額が122万6500ドル(約1億1770万円。昨年は79万4千ドル)にアップした。世界ランク2位のロジャー・フェデラー(27)=スイス、錦織圭(19)=ソニー=も参戦する予定で、一橋大時代にテニス部主将も務めた楽天の三木谷社長は「まずはインターネットを使って認知度を上げたい」と話した。
錦織が日本の舞台で躍進を誓った。楽天オープン開催に当たって「有明のコートも変わると聞いている。モチベーションも高いです」とコメントを寄せた。
有明コロシアムのセンターコートは“錦織仕様”に生まれ変わった。4月に全面改装工事が行われ、コート部分が青、周囲が緑の見た目とともに、素材も全米オープンなどを視察して世界レベルに仕上げた。川延トーナメントディレクターは「球のスピードは目に見えて遅くなった。錦織のプレーに合っている」と説明した。
錦織はこの日、右ひじ痛のため、24日に開幕する全仏オープン欠場を表明した。関係者は「試合が長引くと、ひじに違和感が出る。フィジカルトレーニングをして、(6月の)ウィンブルドンまでには何とかしたい」と説明。精密検査を経て復活を期す。

■川合会長 またもビッグプランを提案
5月7日7時7分配信 スポーツニッポン
日本ビーチバレー連盟の川合会長が、またもビッグプランを提案した。1000人未満しか観戦できず、海辺のため雨が降れば寒さを増す会場を見て「開閉式の屋根があるスタジアムでビーチバレーをしてみたい。」と提案。早速、日本テニス協会関係者に「有明コロシアムでビーチバレーをしたい」と声を掛けていた。開閉式の屋根のある会場でビーチバレー大会の開催が実現すれば世界初となる。

■テニスの聖地に開閉式“半透明屋根”できた!
4月23日7時4分配信 スポーツニッポン
テニスのウィンブルドン選手権で決勝などの舞台となるセンターコートの開閉式屋根が完成し、21日にお披露目された。今年で第123回となる伝統の大会は、雨の多い英国の気まぐれな天気から解放されることになる。折り畳み式の半透明の屋根は8〜10分で開閉でき、光が多く入り、芝の生育状況も良好。引退したアンドレ・アガシ(米国)、ティム・ヘンマン(英国)らによる公開試合を5月17日に行い、1万5000人の観衆が入った状態で最後のテストをする。センターコートには照明装置も設置され、日没後の試合も可能になったが、夜間試合の予定はないという。

■無観客試合で、スウェーデンを処分=国際テニス連盟
4月3日11時9分配信 時事通信
【ロンドン2日時事】国際テニス連盟(ITF)は2日、スウェーデンのマルメで3月に行われた男子テニスの国別対抗戦、デ杯のスウェーデン−イスラエル戦が観客なしで実施されたことに対し、スウェーデン・テニス協会とマルメ市に罰金などの処分を科したと発表した。
同協会に対する罰金は2万5000ドル(約250万円)。また、同協会は入場料収入からITFに支払いが義務付けられている1万5000ドル(約150万円)の免除を求めていたが、これも認めない。マルメ市からは、デ杯を開催する資格を5年間剥奪(はくだつ)するなどとした。
無観客試合は、イスラエルのパレスチナ自治区ガザへの軍事行動に対する抗議活動を懸念したマルメ市が決定。実際に大会期間中に大規模なデモが行われた。試合はイスラエルが3−2で勝った。

■鳥人の子・ブブカJr.、テニスの王者に…全日本室内テニス
3月16日8時54分配信 スポーツ報知
◆テニス 報知新聞社後援全日本室内選手権最終日(15日、京都市体育館) 男子棒高跳び世界記録保持者セルゲイ・ブブカ氏(45)の次男で、世界ランキング273位のセルゲイ・ブブカ(22)=ウクライナ=が、ツアー下部のチャレンジャー大会で初優勝を果たした。男子シングルス決勝で、4度目の優勝を狙った鈴木貴男(32)=高木工業=に7−6、6−4のストレート勝ち。女子シングルスは飯島久美子(26)=北日本物産=が宮村美紀(23)=ミヤムラテニスセンター=に競り勝ち、初優勝を果たした。
鈴木のショットがアウトとなると、ブブカはひざまずいて声にならない雄たけびをあげた。「今日は出来が良かった。ものすごくうれしい」第2セット、5−4で迎えた10ゲーム目に鈴木の足元に返したリターンでこの試合初めてブレーク。正念場をものにし、世界トップが戦うATPツアーの下部とはいえチャレンジャー大会での初優勝をつかんだ。
父は五輪金メダルこそ1988年ソウル大会の1個に終わったが、世界記録を35回も更新し、世界選手権で6連覇を果たした偉大なアスリート。ブブカは次男だが、生まれた時に顔が父にそっくりだったため、同じ名を付けられた。棒高跳びは子どものころに一度試したがうまく跳べず、同じ道は歩まなかった。「美しいし、ゲーム性があるから」と7歳からテニスひと筋。最大の武器は身長183センチの父より高い190センチの恵まれた体とバネを生かした角度あるサーブ。「鳥人」と言われた父の運動神経も確実に受け継いでいる。
2年前の同大会では1回戦負け。今年はデ杯のウクライナ代表として、デ杯開催地のスコットランドから10日に来日し、11日からの5日間で4試合をこなして頂点に立った。2004年の世界ランク1428位から現在は273位まで上昇。100位以内に入ることが当面の目標だ。
試合直後、母に電話で報告した。「母に言っておけば、父にも親せきにもみんなに伝わるからね」夢は4大大会初出場。「早くツアーレベルになって4大大会の予選をクリアしたい」父とは違う世界で羽ばたく日を夢見ている。
◆セルゲイ・ブブカ 1987年2月10日、ウクライナ・ドネツク生まれ。22歳。7歳からテニスを始める。これまでは昨年9月のドネツクチャレンジャーでの準優勝が最高。デ杯ウクライナ代表。家族は棒高跳び世界記録保持者で国際オリンピック委員会(IOC)の委員も務める父と、元体操選手の母、兄。プレースタイルは右打ち、両手バック。

■錦織が08年「ツアー最優秀新人賞」候補に
3月14日10時3分配信 日刊スポーツ
<テニス:BNPパリバオープン>◇1回戦◇12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ
 日本男子のエースで世界94位の錦織圭(19=ソニー)が、08年のツアー最優秀新人賞の候補に正式にノミネートされたことが分かった。最優秀新人の候補は5人。その中で最優秀の有力な候補に挙げられている。試合は初戦で元世界3位のリュビチッチ(29)に敗れた。
 錦織がリュビチッチに6本のエースを食らいストレート負けした。しかし、朗報も届いた。「1度しかないチャンスだから取りたい」と話していたツアーの最優秀新人賞の候補にノミネートされた。日本男子としてはツアー表彰にノミネート自体、初の出来事。候補5人の中で、昨年タイトルを取り、4大大会で16強以上の成績を収めたのは錦織だけだ。錦織は、現在、右ひじの痛みで100%の練習ができない。「不安がある」と話すなど、少し自信を失っているだけに、25日発表の同賞を受賞して起爆剤にしたいところだ。

■日本テニス連合を結成へ
3月10日20時39分配信 時事通信
日本テニス協会は10日、日本プロテニス協会と日本テニス事業協会、日本女子テニス連盟の3団体と協力体制を強化するため、4月に「日本テニス連合」を結成すると発表した。各団体の会長らで構成し、(1)コーチの資格制度の統一化(2)効率的な強化、普及活動へ向けた体制の確立−などについて検討を進める。

■女子テニス 経済不況の中「新大会」…伊達「うれしい」
3月4日12時58分配信 毎日新聞
 10月に大阪・靫(うつぼ)テニスセンターで開かれる女子テニス協会(WTA)ツアーの新大会「HPオープン2009」は、スポーツを取り巻く経済状況が厳しさを増す中での開催決定だけに、テニス界に一筋の光明となっている。
 大会は本戦が10月12〜18日に行われる。冠協賛社に日本ヒューレット・パッカード(HP)がつき、賞金総額は22万ドル(約2000万円)。記者会見に招かれたクルム伊達公子(エステティックTBC)も「純粋にうれしいこと」と選手の声を代弁した。
 ただ、大会誕生の経緯は少し複雑だ。WTAツアーは、09年以降はシーズンオフを延長して選手の負担を軽減するなどを狙って、数年前から大会日程の調整を進めてきた。
 その一環で、WTAツアーだった「ジャパンオープン」(08年は9月末開幕)の女子大会を男子の翌週に変更する日程案を作成。日本協会が望む男女同週開催が不可能になり、さらに女子大会は09年からツアー下部の国際テニス連盟(ITF)大会として実施されることになった。その結果、HPオープンが創設されても日本開催のWTAツアーは「東レ・パンパシフィックオープン」と合わせて2大会と変わらない。
 それでも主催する日本テニス協会の盛田正明会長は「涙の出るくらいうれしい話」と素直に喜ぶ。日本HPの小出伸一社長は「会社の知名度が日本ではまだまだという側面と、こういう時だからこそ日本を元気にすることに貢献したい」と話している。【吉見裕都】

■「恩返しができて嬉しい」錦織圭が公式HPを開設
3月2日12時47分配信 @ぴあ
今回のイメージキャラクター就任にあたり、「一生懸命プレーする中で、明るいニュースを皆さんに知ってもらったり、日本のテニス人口がどんどん広まっていくことを目指してがんばっていきたい」とアピール。
また、テニスプレーヤーとしての自分について、「昨年2月のデルレイビーチでの優勝は想像もしていなかったし、8月の全米オープンテニスは人生で一番興奮した試合だった。そういう試合で世界のトッププレーヤーと互角に戦えるようになったことは、自信に繋がっている」と振り返り、「将来はグランドスラム制覇が目標。中でも全仏オープンテニスが好きなので、まずはそこで優勝したい」と、目標を掲げた。
会見当日には、自身のオフィシャルホームページがオープン。「いつもファンの方に応援メッセージをいただいていて、落ち込んでいるときにすごく力になっていたので、こういう形で恩返しをすることができてとても嬉しい。ブログでは普段の出来事、皆さんの知らないような面白いことをどんどん書いていくので、親近感を持ってもらえれば」と、ファンへの感謝を表した。
さらにプライベートの質問に話が及んだ場面では、「音楽はMr. ChildrenやYUIなどをよく聴いています。テレビ番組は日本のお笑いをよく見ていて、くりぃむしちゅーが好きですね」と、意外な一面も。ホームページではブログのほか、動画などのコンテンツが随時アップされる予定になっている。
http://keinishikori.com/

■錦織、試合中に携帯鳴り初戦敗退/テニス
2月19日9時57分配信 日刊スポーツ
<テニス:モーガンキーガン選手権>◇17日◇2日目◇男子シングルス1回戦◇米テネシー州メンフィス
 日本男子のエースで世界90位の錦織圭(19=ソニー)が、試合中にベンチに置いた携帯電話が鳴るチョンボを犯し、初戦で敗退した。06年全豪準優勝者で同106位マルコス・バグダティス(23)と対戦。第1セットのヤマ場に2度も携帯電話が鳴り、主審から注意を受けた。緊張感も途切れて、5−7、3−6のストレートで敗れた。次戦はデ杯対中国戦(3月6日から・大阪)で、昨年10月のAIGオープン以来の国内での試合となる。
 第1セットの競り合いの最中、突然、錦織のベンチで買ったばかりの携帯が鳴った。試合は続行されたが、再び携帯の着信音が鳴る。さすがに主審からマナー違反を指摘され、錦織も恐縮した。その余計な雑音で、緊張感は途切れた。
 3年前の全豪準優勝者に対して第1セット5オール。バグダティスのサーブで6−5にするチャンスが2度もあった。しかし、それを逃すと次の自分のサーブを落としセットを失った。第2セットも先にリードしながら逆転された。
 痛めていた右腕は回復に向かっているという。錦織は「サーブでスピードが出てきた」と手応えはつかんでいる。しかし、試合自体は携帯電話のチョンボもあり「ミスが多かった。相手は大事なポイントでミスをしてくれない」と、がっくりと肩を落とした。
 昨年の2月にデルレービーチ国際で優勝したポイントがなくなり、世界ランクは90位に転落した。しかし「自分はまだトップ50に入る選手ではない」と冷静に受け止める。次戦は3月6日から大阪で開幕するデ杯対中国戦。まずは国内代表初デビュー戦を勝利で飾り、波に乗りたい。

■シャラポワ、パリ・オープンを欠場へ
2月6日10時44分配信 ロイター
女子テニスの世界ランク元1位のマリア・シャラポワ(ロシア、21)が、肩の負傷が完治しないため、来週開催されるパリ・オープンを欠場することが分かった。大会主催者が4日発表した。
 発表によると、シャラポワは、続いてドバイで開催される大会も欠場する見通し。
 昨年8月から長期欠場を強いられているシャラポワは、昨年優勝した先月の全豪オープンも欠場しており、2日に発表された世界ランキングでは17位に後退していた。

■ナダル“頂上決戦”制し初V
2月2日7時2分配信 スポーツニッポン
全豪オープンテニス最終日(1日 メルボルン・パーク)、男子シングルス決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(22)が第2シードのロジャー・フェデラー(27)を7―5、3―6、7―6、3―6、6―2で下し、初優勝を飾った。4大大会優勝は昨年のウィンブルドン以来で通算6勝目。フェデラーは4大大会男子シングルス通算勝利数でピート・サンプラス(米国)に並ぶ14勝目を挙げることはできなかった。(メルボルン・山口奈緒美通信員)
最後は足を滑らせながら、執念でバックハンドを決めた。ナダルは無数のフラッシュを浴びながらコートに倒れ込んだ。男女を問わず、スペインの選手がこれまで誰ひとりとして果たせなかった全豪初制覇。ナダルが新たな歴史を刻んだ。
「本当にタフな試合だった。この結果には自分も驚いている」
1―1で迎えた第3セットが鍵だった。第9ゲームと第11ゲームで計6回握られたブレークポイントをしのぎ、タイブレークをものにした。最終セットは第4ゲームをブレークして優位に立つと、力強いサービスゲームでフェデラーにばん回の機会を与えなかった。
2日前の準決勝が大会史上最長の5時間14分だったのに続いて、この日は4時間23分。決勝前は「体力的に不利」と弱音も漏らしたが、昨年のウィンブルドン決勝に続いてフルセットの死闘を制した。表彰式では「ロジャー、こんな結果でごめんね」と余裕を見せた。
鬼門だった全豪オープンを制覇し、年間グランドスラムの夢が膨らんだ。過去に男子では62、69年にロッド・レーバーしか達成していない偉業。ナダルだけがその可能性を持っている。

■杉山完敗グランドスラム失敗/全豪テニス
1月31日9時58分配信 日刊スポーツ
杉山愛(33=ワコール)が女子ダブルス4大大会全制覇を逃した。ダニエラ・ハンチュコバ(25=スロバキア)とのペアで、ビーナス(28)セリーナ(27=ともに米国)ウィリアムズ姉妹に3−6、3−6のストレートで敗れ、準優勝に終わった。ウィリアムズ姉妹は4大大会8度目の優勝。男子シングルス準決勝で第1シードのラファエル・ナダルが同じスペインのフェルナンド・ベルダスコを大会史上最長5時間14分の大熱戦で撃破。決勝で宿敵フェデラーと対戦する。
 完全な力負けだった。パワフルなサーブとストロークで攻める姉妹に、杉山とハンチュコバは次第に押され、快挙を逃した。「相手の迫力とパワーを感じた」と杉山は振り返った。
 杉山組にとって、最大の弱点を突かれた。最初にビーナスのサーブを破って2−0とリードした。しかし、第4ゲームの杉山のサーブを落とし、流れを止められた。杉山は、4度のサーブをすべて落とした。「課題は私のサーブとクロスラリー」。姉妹のリターンは杉山のサーブより速く、ラリーで食い込まれた。
 一方で、新たな手応えも得た。06、07年に組んでいた時よりもハンチュコバが成長し、杉山は何度も助けられた。「タイトルを取れなかったのは悔しいが、内容的には次につながる」。コーチの母芙沙子さんも「2人の組み合わせはすごく良くなってきている」と話す。
 杉山にとって、4大大会全制覇の快挙は、来年以降に持ち越しだ。「来年のことは早すぎて考えられない」と言うが、やり残した目標は大きい。今年は「いいスタートを切れたという実感が強い」と、今回の敗戦も必ず次の機会に日本のエースがエネルギーに変える。

■錦織準々決勝で敗退、右腕痛める/テニス
1月9日9時50分配信 日刊スポーツ
<テニス:ブリスベーン国際>◇8日◇オーストラリア・ブリスベーン
 日本男子のエースで世界61位の錦織圭(19=ソニー)が、右腕の痛みに負けた。準々決勝で、ツアー4勝の実績がある世界31位ポールアンリ・マチュー(26=フランス)と対戦し、3−6、4−6で敗戦。終了直後、帽子をたたきつけて悔しさをむき出しにした。
 右腕のアクシデントがプレーに影響した。第2セット、2−1の場面で、錦織がトレーナーを呼んだ。試合を中断し、応急処置を受け、プレーを再開したが、腕を気にして顔をゆがめる場面が続いた。逆転への余力は残っていなかった。「ラリーで押されている感じはしなかった。年初めにしては、良かったと思う」。試合後は、落ち着きを取り戻してコメントした。
 序盤から、リズムに乗れなかった。第1セットは、2度サーブを破られた。「思い切り打ってもすごい球が返ってきて、決められなかった」。昨季終盤に痛めた右ひざは完治していない。万全でないコンディションの影響か、変調は右腕にも表れ、主導権を握れないまま試合が終わった。
 1、2回戦ともストレート勝ちだった。前日は世界20位のベルディハ(チェコ)を破ったばかり。だが、この日は別人のように動きが重かった。「何とかいけるという希望もあった。腕は筋肉痛のような感じで、1カ所が痛いのではないので大丈夫だと思う。全豪までにはサーブをならしたい」と錦織。2週間後に全豪オープンを控え、不安を抱えてしまった。

■錦織、世界20位撃破!格上圧倒8強!…テニス ブリスベーン国際
1月8日8時0分配信 スポーツ報知
◆テニスツアー開幕戦 ブリスベーン国際(7日、オーストラリア・ブリスベーン) 男子シングルス2回戦を行い、世界ランク61位の錦織圭(19)=ソニー=が、第5シードの同20位トマーシュ・ベルディハ(23)=チェコ=を7−6、6−3で破る金星を挙げ、準々決勝に進出した。女子ダブルス準々決勝では杉山愛(ワコール)、ダニエル・ハンチュコバ(スロバキア)組が第1シードのカーラ・ブラック(ジンバブエ)、リーゼル・フーバー(米国)組を7−5、3−6、10−3で破り、準決勝に進んだ。
センターコートでの最後の試合で、錦織が格上を圧倒した。「今日は出だしがよく、1ゲーム目から感じがつかめた」第1セットは2−5と後がない状況から、身長195センチのベルディハの強打に的確なサーブで対抗。タイブレークに持ち込み先取した。第2セットでは代名詞のジャンピングフォアハンド「エア・ケイ」をさく裂させた。
世界20位撃破は、16強入りした昨年8月の全米での4位フェレール、同2月のデルレービーチ国際での12位ブレークに次ぐ“大物食い”。4大大会初戦となる全豪オープン(19日開幕・メルボルン)での8強入りに向け、練習拠点の米フロリダ州のIMGアカデミーで、世界26位のラデク・ステパネク(チェコ)らトップ選手を相手にサーブ練習を積んできた。
昨年11月に帰国した際は髪を茶色に染めて眉(まゆ)を整え、車の免許も取得した。公私ともに階段をまた一歩上ったミラクルボーイ。8日の準々決勝では世界31位のポールアンリ・マチュー(フランス)と対戦する。2週間後の大一番を見据え、ツアー初戦のベスト8を突破する。

■錦織59分で圧勝、全豪に弾み/テニス
1月7日9時59分配信 日刊スポーツ
<男子テニス:ブリスベーン国際>◇6日◇オーストラリア・ブリスベーン
 日本男子のエースで世界61位の錦織圭(19=ソニー)が、09年シーズンを最高の形でスタートした。今季開幕戦初戦で、予選勝者の同68位ボビー・レイノルズ(26)と対戦し、6−3、6−2とストレート勝ち。わずか59分間での快勝だった。昨年12月29日には世界の「ジャンプアップ適齢期」ともいえる19歳になり、松岡修造が持つ日本男子最高の世界46位超えと、2週間後の全豪オープンに弾みをつけた。7日の2回戦では、同20位で第5シードのベルディハ(23)と対戦する。
 錦織が今季初戦の重圧をはね返した。スタートこそ硬かったが、第1セットの3オールから一気に5ゲームを連取。「緊張していたが、うまくゲームに入れた」と波に乗り、そのままストレートで押し切った。「武器のフォアが打ててないので50点」と自己採点は厳しい。それは成長し、自分に求めるものが高いレベルとなった証しだ。
 昨年12月30日にオーストラリア入りした。ツアー開幕戦出場は初めてで、期待と不安が入り交じった。この日は第1シードで昨年の全豪覇者ジョコビッチが初戦で敗れる波乱があった。トップ選手でも難しいのが開幕戦。さらに相手のレイノルズには、過去1勝2敗と負け越していた。「負けた記憶しかなくて苦手な意識があった」。それでも見事に快勝した。
 今年は錦織にとって、大きな変革期だ。世界の男子テニス界で19歳は、大きく飛躍する「適齢期」。現在世界1位のナダルは、19歳になった05年に、50位から2位まで躍進した。フェデラーもジョコビッチも同様の道を歩んだ。身体が出来上がるのと、ツアーに慣れてくるのが重なる時期で、父清志さんも「大人への変化を遂げる年」と話す。
 その重要な時期を見越し、錦織はオフシーズンに、課題だったサーブ改善に取り組んだ。手首がうまく使えるように、ラケットを立てて握りやすい「パワーグリップ」と呼ばれる握り方に変更。好調な時にスタイルや用具を変えるのはリスクもあるが、将来を見据えて踏み切った。そのサーブで、この日は5本のエースを奪った。
 環境の点でも変化があった。練習拠点の米フロリダ州IMGアカデミーから数分のところに、1LDKのコンドミニアムを購入。昨年末に、引っ越しが完了した。一国一城のあるじとして「第2の故郷になる足場ができて良かった」と、清志さんは話した。
 昨年11月、写真週刊誌に卓球の福原愛とのデート現場を撮られた。清志さんは「かわいそうですが、(日本では)自分が同じ19歳とは違うと少し自覚したようです」と、私生活まで取りざたされることに同情しつつも、トップアスリートとして自覚が芽生えつつあることも感じている。
 今年の目標を、錦織は「トップ50への定着と4大大会での活躍」という。この日の快勝で勢いに乗れば、「松岡超え」となる世界ランク46位突破も見えてくる。2週間後には、今季最初の4大大会全豪も控える。成長した19歳が、「飛躍の年」のスタートを最高の勝利で飾った。

■伊達完敗、海外復帰戦を飾れず/テニス
1月6日9時54分配信 日刊スポーツ
<女子テニス:ASBクラシック>◇5日◇ニュージーランド・オークランド
 元世界4位のクルム伊達公子(38=エステティックTBC)が、96年11月のチェース選手権以来約12年ぶりに海外ツアーに出場したが、勝利はならなかった。現在世界64位のジル・クレーバス(34)と1回戦で対戦し、4−6、3−6の76分でストレート負けを喫した。来週は全豪の予選に挑戦する。予選は3回勝ち上がれば19日からの本戦入りとなる。
 クルム伊達が、ついに世界の舞台に戻ってきた。しかし、さすがに12年のブランクは大きくストレートで敗退。昨年から男子大学生を相手に練習してきたが「試合と練習は違う」と、実戦感覚を取り戻すことなく敗れ去った。
 相手のクレーバスは、大きな武器はないが、安定したストロークでミスが少ない。クルム伊達が引退した96年に全米大学チャンピオンになりプロになった。クルム伊達は持ち味の直線的な球で攻めるが、クレーバスの守備を崩せない。スタートから4ゲームを連続で失い、そのまま力尽きた。
 昨年の4月に、突然、現役に復帰した。当初は「若手の刺激になりたい」と話したが、ツアー下部大会に3勝、全日本も16年ぶりに制して欲が出た。「どこまでできるか挑戦したい」。昨年の11月に、今年の海外ツアー挑戦を決意した。
 日本選手相手なら、偉大な女王として精神的に優位に立てる。負けても当然という気楽さもある。しかし、外国選手はクルム伊達に対する気後れはない。「勝ち負けより楽しみたい」。来週の全豪予選突破に向け、早くも厳しい洗礼を浴びた。

■錦織効果だ来年3月デ杯中国戦特等席完売
12月28日10時2分配信 日刊スポーツ
男子テニスの錦織圭(18=ソニー)が出場予定の来年3月の男子国別対抗戦デ杯アジアオセアニアグループ1部2回戦日本−中国戦(大阪・なみはやドームサブアリーナ)の特等席チケットが、発売3日で完売したことが27日、分かった。24日に販売が開始され、26日までにSS、S、A席の初日(3月6日)と最終日(8日)の計442席が完売した。運営する大阪府テニス協会の関係者も「こんなに早い完売はなかった」と錦織効果に驚いていた。会場は収容人員2000人。関係者らの席を除いた1日1375枚が一般販売されている。同じ中国戦を同会場で行った06年は、2日間の合計観客数1431人だった。アリーナ席とB席にはまだ余裕があるが、「完売になる日も近い」と協会関係者。錦織は10月のAIGオープン以来の国内での試合になる。中日(7日)はダブルス1試合のみで錦織が出場しない可能性が高く、まだ特等席のチケットにも余裕がある。

■09年はNZで始動!伊達13季ぶり海外ツアー
12月24日7時4分配信 スポーツニッポン
今年現役復帰した女子テニスのクルム伊達公子(38=エステティックTBC)が来年1月のツアー大会、ASBクラシック(1月5〜10日、ニュージーランド・オークランド)にワイルドカード(主催者推薦)で出場することが23日、主催者から発表された。現役復帰後、ツアーに出場するのは9月のAIGジャパン・オープン以来2度目で、海外の試合は96年11月のチェース選手権以来13季ぶりとなる。
来季はツアー本格復帰を目指しているが、現在の世界ランキングは189位。常時ツアーに出場することは難しいだけに「新しいシーズンをニュージーランドでスタートできることに感謝します」と主催者推薦を喜んだ。大会後には4大大会初戦の全豪オープン(19日開幕、メルボルン)の予選会(14〜17日)も控えており「以前よりもかなりタフになると思いますが、競技の環境に適応できるようにベストを尽くします」と意欲十分だ。

■錦織がATP最優秀新人賞の有力候補に
12月23日10時3分配信 日刊スポーツ
男子テニスの錦織圭(18=ソニー)が、ATP(男子プロテニス協会)ツアーの08年最優秀新人賞の有力候補に挙がっていることが22日、分かった。ATP関係者が「条件は十分。候補の1人として名前がある」と明かした。ATPはすでに前年末100位以下から、100位以内に入った選手を発表している。錦織は200位以上も世界ランクを上げた世界で唯一の選手で、29日には19歳の誕生日を迎えるが、現在のトップ100では最年少でもある。2月のツアー初V、世界4位のフェレール(スペイン)を下しての全米16強と最優秀新人賞の資格は満たしている。
これまで日本男子がATPツアーから表彰されたことはない。女子のWTAツアーでも伊達が92年に最も進歩した選手賞、杉山が99年にスポーツマンシップ賞を受賞したぐらい。発表は来年の3月。また錦織はこの日、東京運動記者クラブ・テニス分科会から08年最優秀選手に選ばれた。

■ジャパンOPピンチ…AIGスポンサー撤退
12月20日7時4分配信 スポーツニッポン
テニスのジャパン・オープンのスポンサーを務める米保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が来季の契約を更新しないことが19日、分かった。日本協会によると、同社は01年から大会スポンサー。07〜08年の2年契約が切れた10月まで優先交渉権があったが、その期間内に更新の意思を示さなかったという。
同大会は昨年10月、錦織圭(18=ソニー)がプロデビューし、今年も3回戦に進出した、いわば思い出の大会。日本協会の渡辺康二専務理事は「10月には複数の社が(スポンサーに)興味を示していたが、情勢がガラッと変わってしまった」と話し、存続のため早急にスポンサーを募る考えを明らかにした。

■ダベンポートが妊娠、全豪オープン欠場へ
12月19日9時28分配信 ロイター
[ニューヨーク 17日 ロイター] 女子テニスの元世界女王で、4大大会で3度の優勝を誇るリンゼイ・ダベンポート(米国、32)が、第2子を妊娠したため、来年1月の全豪オープンを欠場すると発表した。
ダベンポートは声明で「(妊娠は)予期していなかったが、うれしくて驚いている。しばらくの間テニスを中断する」と述べた。復帰の時期については明言されていない。
ダベンポートは第1子を出産した後、昨年にツアー復帰。以来、4度の優勝を飾っている。

■錦織らが代表候補に=テニス・デ杯中国戦
12月17日14時4分配信 時事通信
日本テニス協会は17日、男子の国別対抗戦、デビスカップ(デ杯)アジア・オセアニアゾーン・グループ1の2回戦、中国戦(3月6−8日、大阪・なみはやドーム)の日本代表候補7人を発表した。2月にツアー初優勝を果たし、全米オープンで日本男子として71年ぶりに4回戦(16強)進出を果たした錦織圭(ソニー)、全日本選手権優勝の添田豪(ミキプルーン)らが選ばれた。代表候補は次の通り。
 ▽錦織圭(ソニー)添田豪、伊藤竜馬(ともにミキプルーン)杉田祐一(三菱電機)岩渕聡(ルネサンス)近藤大生(アイシン精機)鈴木貴男(高木工業)。

■クルム伊達が全豪予選にエントリー
12月12日10時6分配信 日刊スポーツ
女子プロテニスプレーヤーのクルム伊達公子(38)が11日、理事を務める日本サッカー協会の理事会に出席後、来年の全豪オープン予選(1月15日〜、メルボルン)に出場する意向を示した。「今のところ全豪の予選には入っています。今のところです」と話した。予選を3回勝ち進めば本戦出場となる。本戦出場を果たせば、伊達にとって96年以来13年ぶりの4大大会出場。全豪では94年に4大大会で初めてベスト4に入っており、験のいい大会だ。

■錦織圭がビジネスマンとのペアで優勝
12月10日10時0分配信 日刊スポーツ
テニスで日本のエースの錦織圭(18=ソニー)が、5〜7日の3日間、バハマ諸島で行われたチャリティーイベントに参加。寄金を募ったプロアマの大会で、バハマのビジネスマンと組んで優勝した。このイベントはアガシ、カプリアティら4大大会優勝者が参加してきたトップ選手による恒例行事。今年も全米準優勝のマレーらが参加。初参加の錦織もトップ選手として認められ、声をかけられた。3日間で集めた10万ドル(約950万円)を、がん撲滅などの団体に寄付をした。来年、錦織は1月4日にオーストラリアで開幕するブリスベーン国際から出場。優勝すれば一気に現在の世界ランク63位から日本男子歴代最高の46位を更新することになる。

■テニス=S・ウィリアムズ、負傷でホップマン杯欠場へ
12月9日10時59分配信 ロイター
[8日 ロイター] 女子テニスの世界ランク2位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が、ハムストリング負傷のため、来年1月にオーストラリア・パースで開催される国別対抗戦、ホップマン・カップ(杯)を欠場することが分かった。
 メガン・ショーネシーがウィリアムズの代役として出場する。男女混合ダブルス戦では、ジェームズ・ブレークとペアを組む予定だった。

■テニス=世界ランク1位ヤンコビッチ、シドニー国際出場が微妙
12月4日10時13分配信 ロイター
[シドニー 3日 ロイター] 女子テニスの世界ランク1位のエレナ・ヤンコビッチ(セルビア、23)が、来年1月(11日―17日)に開催されるシドニー国際への出場が微妙となっていることが分かった。大会主催者が3日に発表した。
 当初、同大会に出場する意向を固めていたヤンコビッチだったが、まだ2009年シーズンの出場予定が決定していないため、大会主催者はヤンコビッチの欠場の可能性を懸念した。
 ヤンコビッチは今季、度重なるけがに苦しみながらも、ツアー4勝を飾り、全米オープンでは、初の4大大会決勝進出を決めた。
 ヤンコビッチは、全豪オープンの前哨戦となる同大会に過去4度出場しており、2007年には準優勝に輝いた。

■錦織 右ひざ痛で今季残り試合を欠場
10月19日7時2分配信 スポーツニッポン
男子テニスのホープ、錦織圭(18=ソニー)が、疲労性の右ひざ痛により今季の残り試合を欠場すると、所属するマネジメント会社が発表した。錦織は前週のストックホルム・オープンでベスト4入りした後、ひざの治療のために練習拠点の米フロリダ州に戻った。MRI(磁気共鳴画像装置)による精密検査の結果、大きな損傷は見つからなかったものの、来シーズンを万全の状態で迎えるための決定という。
2月のデルレービーチ国際選手権で、日本人男子2人目となるツアー優勝を飾った錦織。最新の世界ランキングでは日本人男子歴代2位の66位で「今季成し遂げたことを誇りに思っている。世界一のプレーヤーになるという目標に向かって、今後も努力していきたい」とコメントした。

■錦織風邪&ひざ痛でも格上に勝利/テニス
10月8日9時52分配信 日刊スポーツ
<男子テニス:ストックホルム・オープン>◇6日◇ストックホルム・ロイヤル・テニス・ホール◇男子シングルス1回戦
 日本のエース錦織圭(18=ソニー)が、世界55位で第8シードのマルセル・グラノリェルス(22=スペイン)に2?6、6?4、6?2で逆転勝ちした。風邪をひいた上、右ひざに痛みがあったが、世界77位に浮上した日に格上を撃破。2回戦は、同396位のドミニク・フルバティ(30=スロバキア)と対戦する。
 錦織は元気がなかった。第1セットは、ミスを連発し、2?6で失った。先週東京から涼しい北欧に移動し、風邪をひいた。2日前から、右ひざに痛みが出た。「ウオーミングアップの時から痛くて、いらついていた」。第2セットはコートチェンジの時に、トレーナーを呼んで治療してもらった。すると、4?4から初めて相手のサーブを破り、6?4で押し切った。
 そのまま勢いに乗り、最終セットは力強いストロークで相手を翻弄(ほんろう)した。「第1セットは、ひざが痛くて何度もリタイアしようかと考えた。でも続けていたら、何とか第2セットを奪えた。少しやる気が出てきたら、勝ってしまった。ちょっとラッキーでした」。自己最高の世界77位に上がり、着実に地力がついていた。
 跳び上がって打つ得意のフォアハンドも何度か披露した。試合後の記者会見では地元記者から「エア・ケイ」の愛称の由来を聞かれ「ほかの選手はあまり使わないけど、自分はとても好きなショットだから」と流ちょうな英語で説明した。春先にツアー初優勝、全米オープンで日本男子として71年ぶりの16強入りを果たした今季は、欧州の4大会で締めくくる予定。次戦も勝てば、世界ランキング60位台へ突入する。

■テニスの王子様見た〜い!AIGオープン完売続出
8月30日8時0分配信 スポーツ報知
錦織圭(18)=ソニー=の快進撃は、昨年に続いて出場するAIGジャパン・オープン(9月29日開幕、有明テニスの森)のチケット販売にも波及している。すでに男子シングルス2、3回戦などが行われる10月1日のロイヤルシート(1万4000円)24席とコートサイド(7500円)の前売り約600席は完売。日本では1年ぶりの“凱旋試合”になることから、関係者は「全米の後に一気に売り上げが伸びそう」と期待する。

 開幕前日の28日は錦織、クルム伊達公子(エステティックTBC)らの練習を一般公開。こちらもコートサイドは完売という。大会には昨年覇者のフェレールや世界8位のロディック(米国)らが出場予定で、錦織との対決が再び実現する可能性もある。また、男子ツアーを統括するプロ選手協会(ATP)は、日本では2011年まで10月にAIGジャパン・オープンが開催されることを発表した。

■錦織、日本人35年ぶり32強/全米OP
8月29日9時38分配信 日刊スポーツ
<テニス:全米オープン>◇28日(日本時間29日)◇男女シングルス◇ニューヨーク、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター
 日本男子のエースで世界126位の錦織圭(18=ソニー)が、全米の日本男子としては73年神和住純以来35年ぶりの32強入りを果たした。同100位のロコ・カラヌシッチ(25=クロアチア)と対戦し、6−1、7−5と2セット連取したところで相手が棄権した。4大大会の日本男子では、95年ウィンブルドンで松岡修造がベスト8に進んで以来の3回戦進出となった。
 日本が生んだ天才少年が、初戦に続き、また歴史の扉をこじ開けた。日本男子として全米史上初のシード撃破と4大大会最年少勝利の初戦からわずか3日後。錦織が、この日は、相手の途中棄権で「ラッキーだった。でも自分のプレーも良かったのでうれしい」と、日本男子として35年ぶりの32強入りを決めた。
 第1セットはわずか21分で1ゲームしか落とさずに快勝した。スタートから4ゲームを連取して、主導権を握った。不安定なカラヌシッチに対し、得意のストロークが爆発。世界ランクは同じ100位台だが、力の差を見せつけた。
 第2セットに入ると、相手ののらりくらりとしたリズムに手を焼いた。ミスが増え、第6ゲームには2−4となりそうなポイントを与えた。それでも、何とか乗り切ると、相手サーブの第11ゲームでブレーク。続く自分のサーブを1ポイントも落とさずにキープして2セット連取すると、相手が棄権した。
 初戦では、緊張とシードとのストローク戦で両足をけいれんが襲った。この日まで2日間あったが、「まだ足がちょっと重かった」とベストな状態にはほど遠かった。それでも、第2の母国の米国で「エア・ケイ」と呼ばれる跳びはねるようなショットを連発し圧倒した。
 95年ウィンブルドンでベスト8に進んだ松岡修造でさえ、4大大会で3回戦以上に進んだのはこの1回だけ。戦後の日本男子にとって、4大大会本戦出場に続く高い壁が2回戦での勝利だった。錦織は、わずか4大大会本戦2戦目で軽々とクリアした。
 この勝利で、世界ランクも再び100位近くまで戻る。次戦に勝ち、4回戦に進めば、トップ100復帰は間違いなく、99位の自己最高位更新も濃厚だ。「トップの選手と試合ができるのが楽しみ」。ベスト16進出となれは、37年中野文照以来71年ぶりだ。日本が世界に誇る「テニスの王子さま」の勢いはとどまるところを知らない。

■伊達が復帰後3勝目…十勝・帯広国際女子テニス
8月3日19時32分配信 読売新聞
「十勝・帯広国際女子オープンテニストーナメント」(北海道芽室町)の女子シングル
ス決勝で、3日、クルム伊達公子選手(37)(エステティックTBC)が、ビラポラ
サート・スチャナン(タイ)を6−3、7−6で下し、現役復帰後3勝目を挙げた。
復帰後6戦目となる伊達は、1回戦からすべてストレート勝ちで、「復帰から3か月で
3勝できたのは出来過ぎかと思うが、11年半のブランクは徐々に埋まってきた」と語
った。

■硬式の中体連加盟を申請へ 日本テニス協会
日本テニス協会は24日の常務理事、本部長会議で硬式テニスの日本中学校体育連盟(
日本中体連)への加盟申請手続きを進めることを決めた。手続きが順調に進めば201
2年に準加盟し、15年に正式加盟となる。現在はソフトテニスのみが日本中体連に加
盟している。渡辺康二専務理事は「小学生で硬式を始める選手も多く、さらなる普及の
ためには学校の部活動で広くやってもらう方がいい」と理由を説明した。
[ 共同通信社 2008年7月24日 20:46 ]

■杉山、開会式欠席でメダル取り…女子テニス
7月9日8時2分配信 スポーツ報知
北京五輪女子テニス代表で世界ランク39位の杉山愛(33)=ワコール=が8日、開
会式出席を回避してメダル取りに専念することを明かした。中国を訪れるのは一昨年の
ツアー以来2年ぶり。地元選手との試合で容赦ないブーイングを浴びるなど“アウェー
の洗礼”に驚いた。五輪では選手村に入るため、母の芙沙子コーチ(59)は「空気、
食事、水…。心配なことが多い」と不安を口にする。そのため、シングルス1回戦が始
まる8月11日直前まで神奈川・茅ケ崎市にある“マイコート”で調整し、万全のコン
ディションで北京に乗り込む予定。04年アテネでは開会式に出席して感動したが、「
ベストな体調に持っていくためにも直前までここ(茅ケ崎)で練習したい」と今回は欠
席する意向を明かした。4大会連続の五輪出場は日本球技で最多。前回4位だったダブ
ルスは森田あゆみ(18)=キヤノン=と組んでメダルを狙う。表彰台なら1920年
アントワープの熊谷一弥の単複銀以来88年ぶり。「これが99%最後の五輪。全力を
尽くして戦う」5日に33歳になった“鉄の女”が偉業に挑む。
最終更新:7月9日8時2分

■「メダルを目標に」と錦織=男子テニス、推薦枠で北京五輪出場
6月29日13時1分配信 時事通信
【ウィンブルドン(英国)29日時事】北京五輪の男子テニスのシングルスに出場が決ま
った18歳の新鋭、錦織圭(ソニー)は29日、所属のマネジメント会社を通じ、「日本を
代表してオリンピックに出場できるのは、大変な栄誉。4年に1度しかない特別な大会で
プレーする機会を与えられてうれしく思う」と喜びを語った。日本男子がシングルスに
出場するのは1996年アトランタ五輪の松岡修造以来。日本男子で18歳の代表は、テニス
が88年ソウル五輪で正式競技に復帰して以降では最年少。出場は国際テニス連盟(ITF)
の推薦枠選考で決まった。最新の世界ランキングは103位だが、今年2月にツアー初優勝
し、当地で開催中のウィンブルドン選手権でも四大大会初出場。フェデラー(スイス)、
ナダル(スペイン)ら世界のトップ選手からも才能を買われるなど、将来性を高く評価
された結果だ。現在は痛めている左腹筋の治療を最優先している。順調なら7月中旬以
降に復帰する見込みだ。「メダルを懸けて戦うのは小さいころからの夢。それ(メダル)
を目標に、北京へ行きたい」と意欲を示した。

■杉山メダルへ「五輪基地」オープン
6月10日14時17分配信 日刊スポーツ
悲願の五輪メダル獲得へ、日本女子テニスの杉山愛(32=ワコール)が神奈川・茅ケ
崎市に「五輪基地」をオープンさせることが9日、分かった。この日、北京五輪出場権
がかかる最新世界ランクが発表され、杉山は世界38位で、4大会連続での五輪出場が
確定的となった。建設中の4面のコートの「五輪基地」は2面が全豪と同じ種類のハー
ドで、2面が砂入り人工芝。五輪開幕約1カ月前の7月1日にオープン予定で、杉山は
「マイコートがあるのは最高のプレゼント」と喜んでいる。これまでも個人事務所が経
営するテニスアカデミーを同市に持っていたが、3面コートは賃貸だった。今度は完全
な自前。五輪を前に自分の日程に合わせて集中練習ができる。
五輪4大会連続は、現在、男女を通じて球技では最多。すべての競技の中でも柔道の谷
の5回に次ぐ。「アテネに出た時は、北京に出るとは思ってもみなかった。信じられな
い気持ち」。前回のアテネでは浅越しのぶと組んだダブルスで4位。あと1歩でメダル
を逃しただけに、今回にかける気持ちは強い。「五輪基地」は将来的にはフットサルコ
ートや、ジムを備えた総合スポーツクラブにする予定。「テニスにお世話になった恩返
しもしたい」(杉山)。20年アントワープ五輪で熊谷一弥が獲得した単複の銀以来、
テニス界88年ぶりのメダル獲得へ、杉山が新たな五輪基地から挑む。
◆杉山の五輪基地 パームインターナショナル・スポーツクラブ(PISC)と名付け
られ、約1800坪の敷地にコート4面、個人事務所を兼ねたクラブハウスがある。7
月1日からテニスアカデミーが開校。同時に一般のスクールも受け付ける。近々、フッ
トサルのスクールも開校予定。連絡先は次の通り。
PISC 住所 茅ケ崎市甘沼140 電話0467・87・6062

■森上が全仏“意図的敗退”報道に反論
6月3日9時50分配信 日刊スポーツ
全仏テニスに出場していた森上亜希子(28=ミキハウス)が、ダブルス初戦で意図的
に負けたとされた問題で、森上、それを示唆したとされる当該コーチ、日本テニス協会
の小浦強化本部長の3人が2日、大阪市内で会談した。森上は「八百長なんてとんでも
ない。意図がまったく伝わっていない」と反論した。試合前にあるコーチが「あまり勝
ってほしくない」という意味の発言をしたことは事実だという。しかし、それは森上の
左ひざのケガを心配してのことだったという。五輪という言葉も森上は会見で使ってお
らず「なぜ、それが五輪に勝手に結びつけられたのか分からない」と困惑気味だ。森上
が会見で怒ったのは「試合前に選手に話す言葉ではない」という一点だけ。五輪のこと
とは無関係で、まして「わざと負けたり、八百長をするなんてことはあり得ない。負け
るなら初めから出ない」と話した。前日の1日、全仏のレフェリーから電話で事情聴取
も受けたという。「そんな意味で言ったのではない。試合ではベストを尽くしたとはっ
きり言いました」。今後、全仏を管轄する国際テニス連盟(ITF)か主催者から罰則
が科せられる可能性もあるが、日本テニス協会の渡辺専務理事は「もしそうなったら抗
議も考える」と話した。◆森上問題 中村藍子と組んだ5月30日の女子ダブルス1回
戦で敗退後、森上が会見で「あるコーチに『あまり勝ってほしくない』と言われた」と
発言。ペアの中村は五輪出場を目指し、翌週の英国で行われるツアー下部大会に出場す
ることにしており、ダブルスが勝ち進むと同じ週に試合が重なる。そのことを絡め「わ
ざと負けた」と報道され、それを見たITFと大会が調査に乗り出した。

■森上の発言、国際連盟が調査=コーチの「勝ってほしくない」が波紋−テニス
6月2日20時1分配信 時事通信
テニスの全仏オープン女子ダブルス1回戦で敗れた森上亜希子(ミキハウス)が、試合後
の発言に関して国際テニス連盟(ITF)から調査を受けたことが2日、分かった。森上は先
月30日、中村藍子(ニッケ)とのペアで台湾ペアに完敗。勝ち進むと、中村が北京五輪出
場を目指してエントリーした翌週の大会に出場できなくなることから、日本代表チームの
あるコーチが試合前に「あまり勝ってほしくない」と言ったと明かして憤慨した。これを
一部メディアが八百長問題と絡めて報じたことが、ITFの調査の契機となったようだ。
日本テニス協会はこの日、森上とそのコーチに事情を確認。コーチは森上のひざの状態も
心配して発言したと説明し、森上は「(騒ぎが)ここまで大きくなるとは思わなかった」
と話したという。森上は自身のブログで、一部で批判された中村や中村の個人コーチらに
「わたしの発言により、多大なご迷惑をお掛けした」と謝罪。ダブルスの結果については
「とても悔しく残念ですが、最善を尽くした結果です」と述べた。

■元女王ダベンポート、全仏オープン欠場へ
5月21日9時20分配信 ロイター
[パリ 20日 ロイター] 女子テニスの元世界ランク1位リンゼイ・ダベンポート
(米国、31)が、個人的な理由のため、来週開幕する4大大会第2戦の全仏オープン
を欠場することが分かった。大会主催者が20日に発表した。ダベンポートは出産のた
め11カ月間ツアーを離れたが、昨年9月に復帰。現在、世界ランク26位につけてい
る。同大会では、1998年に4強入りした。

■45試合で不正の疑い=テニス
5月20日11時1分配信 時事通信
【ロンドン19日時事】昨年、プロテニス界で浮上した八百長疑惑に絡み、独立の調査機
関が過去5年間に行われた試合を調べた結果、45試合で不正行為に関与した疑いがあっ
たことが19日、分かった。英メディアが伝えた。調査機関は国際テニス連盟(ITF)に
認可されたもので、男女ツアーと四大大会の試合について検証された。45件の特定は伏
せられているが、賭博で不自然な賭け金の動きが確認され、さらに調査が必要とした。
報告書では、「テニスの品位を汚すマフィアの関与がないという証拠は見つけられなか
った」としている。

■ロディック、負傷で全仏オープン欠場へ
5月20日9時10分配信 ロイター
[ベルリン 19日 ロイター] 男子テニス世界ランク6位のアンディ・ロディック
(米国)が、背中の負傷のため、来週開幕する4大大会第2戦の全仏オープンを欠場す
ることが分かった。ロディックの兄、ジョン・ロディック氏が19日に明らかにした。
それによると、ロディックは今月に入って行われたローマ・マスターズの準決勝で、ス
タニスラス・ワウリンカ(スイス)と対戦した際に同個所を負傷した。10―12日間
の休養が必要だという。

■伊達、次戦は6月の東京有明国際=女子テニス
5月20日0時30分配信 時事通信
女子テニスで12年ぶりに現役復帰したクルム伊達公子(フリー)の次戦が東京有明国際
女子オープン(6月10−15日、東京・有明テニスの森公園)に決まった。マネジメント
会社が19日、発表した。伊達は復帰4戦目となり、10日の本戦から出場する。

■伊達、425位でランク復帰=女子テニス
5月19日12時0分配信 時事通信
女子テニスの最新世界ランキングが19日発表され、12年ぶりに現役復帰したクルム伊達
公子(フリー)が425位で再びランク入りした。伊達は前週の久留米市国際で、ランク
インに必要な3大会に出場した。過去最高は4位。杉山愛(ワコール)は前週の35位から
37位に下がり、森上亜希子(ミキハウス)は67位、中村藍子(ニッケ)は72位。前週1
位のジュスティーヌ・エナン(ベルギー)が現役引退に伴って外れ、マリア・シャラポ
ワ(ロシア)が1位に復帰した。

■錦織圭“10万人呼ぶ”ジャパンOP
5月2日7時7分配信 スポーツニッポン
テニスのAIGジャパン・オープン(9月29日〜10月5日、有明)の出場予定選手
が1日、都内で発表され、世界ランキング99位の錦織圭(18=ソニー)が2年連続
出場する。プロデビュー戦の昨年は1回戦負けしたが、その後に急成長。「今年は自信
もついた。優勝を目指して頑張りたい」と胸を張った。今季、錦織が国内でプレーする
のはこの大会だけとあって、日本テニス協会の盛田正明会長は観客動員について「今年
は新記録を作りたい」と自信を見せる。大会1週間を通しての過去最多動員は、世界1
位のフェデラーが参戦した06年の約7万人。錦織は「日本でプレーする機会は少ない
ので、多くの人に見てもらいたい。10万人呼べたらいい」とフェデラー超えに意欲。
ほかに世界5位のフェレール(スペイン)、同6位のロディック(米国)らが出場する。
≪“五輪ウエア”採寸≫北京五輪出場を狙う錦織は東京・国立スポーツ科学センターで
メディカルチェックとウエアの採寸を行った。日本代表に入る可能性のある選手に義務
づけられているもので、五輪出場の準備は着々。今後は6月9日付世界ランキングで7
0位前後が目安とされる出場資格獲得へ向け、予選から出場の全仏オープンなど2試合
に全力を注ぐ。

■錦織、ソニーと3年3億円の所属契約発表…テニス
5月1日8時1分配信 サンケイスポーツ
男子テニスで日本選手として史上2人目のツアー優勝を果たした錦織(にしこり)圭(
18)が4月30日、ソニーとの所属契約を発表した。契約期間は3年間、契約金は年
間1億円に出来高が加わる(金額は推定)。4月28日付の世界ランキングで99位ま
で浮上し、北京五輪出場にも意欲を見せた。日本男子テニス界の救世主が、世界のソニ
ーからバックアップを得た。テレビカメラ約15台、報道陣100人が集結した会見で、
錦織はウエア姿で登場。華麗な素振りを繰り返すたびに、無数のフラッシュを浴びた。
「ソニーは世界最高峰のブランド。(契約は)誇りに思うし、信じられない気持ち。世
界のトップを目指したい」ソニーがスポーツ選手と所属契約を結ぶのは、女子プロゴル
フの上田桃子(21)に続き2人目。5歳でテニスを始め、若くして世界で活躍する錦
織のチャレンジ精神が、同社の企業姿勢と合致。創業者・盛田昭夫氏の弟で、日本テニ
ス協会会長の正明氏が私財で設立した盛田テニス基金の援助により、錦織が13歳で米
国にテニス留学した縁もある。4月末のバミューダ・オープンを制し、松岡修造(20
歳11カ月)の記録を塗り替えて日本男子史上最年少となる18歳3カ月でのトップ1
00入り(99位)。北京五輪出場権が決まる6月9日付の世界ランキングまで試合数
が少なく、ポイントを稼いで順位を上げることは難しい状況だが、周囲が後押しを開始
した。錦織のマネジャーは国際テニス連盟(ITF)に北京五輪の推薦出場の申請を行
った。日本テニス協会も推薦する方針だ。ランクで出場権を得られなかった中から、I
TFが選手の実力や地域バランスなどを考慮して決定する、6枠ある推薦枠入りを狙う。
これで五輪への道は、今以上にクリアに見えてくる。「五輪は4年に1度。小さいころ
から夢見てきた。チャンスがあれば出場したい」。男子の国別対抗戦・デビス杯も出場
済みで、日の丸を背負う責任の大きさも知っている。経験と若さを武器に、錦織が男子
テニス界の歴史を塗り替えていく。

■錦織99位、初トップ100入り=日本選手で松岡以来−男子テニス世界ランキング
4月28日12時0分配信 時事通信
男子テニスの最新世界ランキングが28日発表され、18歳の錦織圭(IMG)が99位に上がっ
た。錦織は27日にツアー下部のチャレンジャー大会、バミューダ・オープンで優勝。世
界ランクは前回の120位から大きく上昇し、自身初めてトップ100に入った。日本男子の
100位以内は、最高46位で1996年8月まで2ケタ順位につけていた松岡修造以来。1位のロ
ジャー・フェデラー(スイス)、2位のラファエル・ナダル(スペイン)は変動がなかった。

■日本は3連敗、1部復帰かなわず フェド杯
4月28日9時51分配信 毎日新聞
テニスの女子国別対抗戦、フェド杯ワールドグループ1、2部入れ替え戦の日本−フラ
ンスは最終日の27日、東京都江東区の有明コロシアムでシングルス2試合とダブルス
1試合を行った。日本はこの日1勝2敗で、通算では1勝4敗となり、2年ぶりの1部
復帰はかなわなかった。
日本は第1試合で杉山愛(ワコール)がアメリ・モレスモにストレート負け。前日から
1セットも取れない3連敗で、チームの敗北が決まった。第2試合は森田あゆみ(キャ
ノン)に代わって出場した中村藍子(ニッケ)が、ビルジニ・ラザノにストレート負け。
第3試合のダブルスは杉山、森田組が、選手変更したナタリー・ドシー、アリーゼ・コ
ルネ組に勝ち、一矢を報いた。
第1試合が終わると杉山はラケットをたたきつけるようにバッグにしまった。それでも
コートを引き上げる時に、観客が求めるサインに応じた。敗北の悔しさと声援への感謝
が入り交じった複雑な試合後の表情だった。
日本の期待を一身に背負った杉山の見せ場は、1セットを先取された第2セット。4−
4で迎えた第9ゲームは、積極的に前に出てスマッシュやボレーを決めた。観客席から
も「ニッポン、ニッポン」のひときわ大きな声援。会場と杉山に一体感が生まれ、勢い
に乗るかと思われたが「フォア(ショット)のテンポが遅れ、攻めきれなかった」(杉
山)。結局、このゲームを落とし、力尽きた。
杉山は試合後の会見で「残念」を繰り返し、悔しさを隠さなかった。「日本代表として
チーム一丸で戦えるフェド杯は、気合の入り具合が違う」と話すように“日本代表”と
しての戦いを一倍意気に感じるタイプ。出場がほぼ確実な北京五輪で、この悔しさを晴
らしたい。【吉見裕都】

■伊達12年ぶり復帰戦「楽しんで」白星
4月28日7時8分配信 スポーツニッポン
女子テニスの元世界ランキング4位で、12年ぶりに現役に復帰したクルム伊達公子(
37=フリー)が27日、岐阜長良川テニスプラザで行われたカンガルーカップ国際女
子オープンのシングルス予選1回戦で復帰後初白星を飾った。
日本ランク261位の高校3年生、田島杏奈(県岐阜商)にタイブレークの末に第1セ
ットを奪われたが、その後は6―1、6―3で連取。「新たな立場でコートに立つこと
を考えた」と約2000人の満員の観衆から大声援を浴び、気持ちよさそうに笑った。
ツアー下部大会の砂入り人工芝。ブランクの影響も隠せなかったが、かつて世界を席巻
したライジングも見せ「ライジングに圧倒されて対応できなかった」と田島も舌を巻い
た。「今はチャレンジすることを楽しんでいる」と話すと、カーレーサーの夫、ミハエ
ル・クルムと抱擁していた。

■錦織がソニーと1億円の超大型契約
4月26日8時2分配信 スポーツ報知
男子テニスの日本選手として16年ぶり2人目のツアー制覇を成し遂げた錦織圭(18
)=IMG=が、大手電子機器メーカーのソニーと所属契約を結ぶことが25日、分か
った。期間は複数年で、金額は推定年間1億円を超える大型契約とみられる。錦織は2
4日、男子ツアー下部のチャレンジャー大会、バミューダ・オープン(英領バミューダ)
で第1シードを破り、25日の準々決勝に進出。大会後に帰国し、30日に都内で記者
会見を行う。
日本テニス界期待のプリンスが、世界的企業との大型契約をゲットした。人気女子プロ
ゴルファーの上田桃子が2月から所属契約を結んだことで話題になった「ソニー」。同
社と所属契約を結ぶスポーツ選手は、上田に続き世界でも2人目。関係者によると、週
明けにも正式に所属契約を交わす予定。契約金は推定年間1億円以上とみられ、テニス
選手としては最高クラスだ。
錦織は昨年10月にプロ転向。同時期に世界王者のロジャー・フェデラー(スイス)ら
も手がける米スポーツマネジメント会社「IMG」と契約を結び、一時的に同社の所属
となって正式な所属先を探していた。
2月のデルレービーチ国際選手権(米フロリダ)で優勝を飾ると、多くの企業から所属
やスポンサーの申し出が殺到。テニスのツアーは海外転戦が多く、錦織自身もフロリダ
を拠点とするため、「世界的にサポートできるグローバルな企業」(関係者)として最
終的にソニーを選んだという。
錦織とソニーは縁が深かった。日本テニス協会の盛田正明会長はソニー創業者の故・盛
田昭夫氏の実弟で、私財を投じて有望選手を発掘する「盛田正明ファンド」を2000
年に設立。錦織は01年全国小学生選手権優勝などで目に留まり、同ファンドの援助で
13歳からフロリダのニック・ボロテリー・アカデミーに留学した。正式に所属となる
ことで、“恩人”のバックアップを受け続けながら世界に挑戦する態勢が整った。
最新世界ランク120位の錦織は今週、賞金10万ドルのチャレンジャー大会、バミュ
ーダ・オープンに出場。24日のシングルス2回戦で第1シードのドゥディ・セラ(イ
スラエル)を破って8強入りを決めた。今大会後に“凱旋”し、30日の記者発表に出
席する予定。頼もしい味方を得て、世界の頂点へと加速する。
◆錦織 圭(にしこり・けい)1989年12月29日、島根・松江市生まれ。18歳。
5歳からテニスを始め、13歳から米国のIMGニック・ボロテリー・アカデミーに留
学。07年10月にプロ転向した。今年2月のデルレービーチ国際選手権で、日本男子
としては松岡修造以来16年ぶりの優勝。現在は青森山田高通信制在学中。178セン
チ、70キロ。家族は両親と姉。

■杉山復帰しベストメンバーでフェド杯へ
4月17日7時8分配信 スポーツニッポン
日本テニス協会は16日、女子国別対抗戦、フェド杯ワールドグループ(WG)1部入
れ替え戦のフランス戦(26、27日、東京有明コロシアム)の代表4選手を発表し、
エースの杉山愛(ワコール)が昨年4月のWG1回戦、フランス戦以来の代表復帰を果
たした。森上亜希子(ミキハウス)中村藍子(ニッケ)森田あゆみ(キヤノン)と、世
界ランキング上位4人で臨む。フランス戦の通算成績は日本の1勝6敗。中村は「1部
に戻りたい。杉山さんがいてくれるのは心強い」と話した。

■<伊達公子選手>復帰戦へ問い合わせ相次ぐ 整理券配布へ
4月15日2時30分配信 毎日新聞
現役復帰を表明した元女子プロテニスの伊達公子選手(37)の復帰第1戦となる「カ
ンガルーカップ」(岐阜市・長良川テニスプラザ、27日〜5月4日)への問い合わせ
が相次いでいる。同大会は例年、無料で自由に観戦できるが、実行委員会は混乱が予想
されるとして、急きょ整理券の配布を決めた。伊達選手は主催者推薦枠でシングルスと
ダブルスに出場する。伊達選手の試合は観客が多いと予想し、すべてセンターコート(
2000人収容)で行い、センターコートだけは、ハガキで観戦者を募集し整理券を配
布することにした。例年の観戦は1万3000人前後だが、今大会は整理券制度にして
も1万7000人前後になると見込んでいる。
同大会が12年前に国際大会となって以来、整理券を配布したのは、杉山愛選手が出場
した昨年だけ。今回は、直前の先月末に伊達選手出場が決まり、実行委は「整理券の告
知などの時間的余裕がない」と悲鳴を上げる。それでも「うれしい混乱。トラブルのな
いよう大会をスムーズに運営していきたい」と“伊達効果”を歓迎している。【稲垣衆史】

■錦織 日本デ杯史上最年少勝利
4月14日7時7分配信 スポーツニッポン
男子テニスのデ杯アジア・オセアニアゾーン1部2回戦インド―日本最終日は、13日
にニューデリーでシングルス2試合を行い、前日までに3敗して敗戦が決まっていた日
本は、錦織圭(IMG)がマヘシュ・ブパシに勝ち、日本デ杯史上最年少勝利を記録し
た。18歳3カ月15日の錦織は、杉田祐一(三菱電機)が昨年にマークした18歳4
カ月21日を更新した。岩渕聡(ルネサンス)もリーンダー・パエスに勝ち、日本は通
算2勝3敗で終えた。3セット制に短縮された消化試合ながら、錦織は7―5、6―1
でデ杯初勝利を挙げ「正直うれしい」と話した。(最年少勝利は)あんまりこだわりは
ない」と言うが、平木、杉山と組んで4大大会を制するなど、ダブルスでは世界トップ
のブパシを約1時間で下し、記録更新のラストチャンスをものにした。11日のデ杯デ
ビュー戦と違ってプレーが伸び伸びとしていた。「(初日より)もっと積極的にいこう」
と芝コートへの対策として、サーブアンドボレーで攻めまくった。「強気でいけた。思
ったよりうまくいった」。普段はあまり練習していない作戦を軽々とこなす高いセンス
を見せた。「個人戦とは違う緊張や不安を経験した。気持ちがちょっと強くなれた」。
チームの勝利はお預けだったが、日本のホープがまた1つ成長した。

■錦織 シングルスのエースで起用
4月11日7時8分配信 スポーツニッポン
男子テニス国別対抗戦デ杯アジア・オセアニアゾーン1部2回戦、日本―インド組み合
わせ抽選が開幕前日の10日に行われ、初代表の錦織圭(18=IMG)は、シングル
スのエースとして起用されることになった。世界ランク118位の錦織は、エースが登
場する第1日の第1試合に出場し、世界325位のロハン・ボパンナと対戦する。出場
すれば18歳3カ月13日で日本デ杯史上最年少出場、勝てば同最年少勝利を更新する。
2月にツアーを初制覇し、インドでも大きな注目を集める錦織は「正直言って、多少の
緊張はある」と話した。谷沢英彦の18歳3カ月25日を12日塗り替える日本デ杯史
上最年少出場。勝てば杉田祐一(三菱電機)が昨年に記録した18歳4カ月の最年少勝
利も更新する。それ以上に「デ杯は前から出たかった」と国別対抗戦には思い入れもあ
る。03年に14歳以下によるワールドジュニアで準優勝。04、05年と16歳以下
によるジュニア・デ杯も戦い、日本代表の団体シングルスは1敗しかしていない。
「今回はプロの試合だし、アウェーだし、いろいろ違うとは思う」と話すが「気持ちの
部分が重要。いかに落ち着いてできるか」。40度近い暑さと不慣れな芝コートでの強
敵インド戦で、若きエースの真価が問われる。

■元プロテニス・伊達公子さんが現役復帰、本格的なツアー参戦へ
4月6日20時5分配信 読売新聞
元女子プロテニス選手の伊達公子(本名クルム伊達公子)さん(37)が、本格的なツ
アー参戦を念頭に現役復帰することが、6日わかった。7日に都内で記者会見を開く。
伊達さんは1996年のウィンブルドン選手権でシングルスの準決勝進出を果たすなど、
数々の功績を残し、世界ランクも最高4位まで達した。同年を最後に現役を引退し、2
001年にカーレーサーのミハエル・クルムさん(独)と結婚。先月には有明コロシア
ムで行われたエキシビションマッチで、元世界女王のシュテフィ・グラフさん(独)ら
と対戦。鋭いライジングショットなど、全盛期を感じさせる好プレーを披露したばかり
だった。伊達さんの所属事務所によると、現在抹消しているプロ選手登録を近く復活さ
せて、ツアー参戦を目指すという。ただ、現在の世界ランクから外れているため、当面
のツアーには主催者推薦や予選からの参加が必要となる。

■ロディック、交際相手のモデルと結婚を予定
4月1日17時38分配信 ロイター
[マイアミ(米フロリダ州) 31日 ロイター] 男子テニス世界ランキング6位の
アンディ・ロディックが、交際相手でモデルのブルックリン・デッカーさん(20)と
の結婚を予定していることが分かった。ロディックの公式サイト(www.andyroddick.com)
には「2人ともそれぞれの家族や親しい友人に最初に伝えたかったが、良い知らせはす
ぐに広がる」と書かれている。また「旅行の日程が過密なため、アンディとブルックリ
ンは婚約期間を楽しむことを予定しており、結婚の日取りはこれから決めることになる」
という。デッカーさんは、スポーツ・イラストレイテッド誌の水着モデルなどで活躍し
ている。ソニー・エリクソン・オープンに第6シードで出場しているロディックは31
日、男子シングルス3回戦に勝利した。

■錦織、日本最年少で出場へ=デ杯テニス
4月1日20時1分配信 時事通信
日本テニス協会は1日、男子国別対抗戦、デ杯アジア・オセアニアゾーン1部2回戦のイ
ンド戦(11〜13日、ニューデリー)の代表選手を発表、日本男子で史上2人目のツアー
優勝を果たした世界ランク120位の錦織圭(IMG)が初めて選ばれた。錦織は大会初日の
シングルスに出場すれば18歳3カ月13日で、日本最年少記録になる。日本はインドに勝
てば、ワールドグループ入れ替え戦に駒を進める。代表選手は次の通り。
▽代表 錦織圭(IMG)、添田豪(ミキプルーン)鈴木貴男(高木工業)岩渕聡(ルネ
サンス)▽補欠 伊藤竜馬(三和ホームサービス)。

■錦織「推薦枠」で五輪あるぞ
3月29日8時0分配信 スポーツ報知
テニスの日本男子選手としては16年ぶりにツアー優勝を果たした錦織圭(18)=I
MG=の北京五輪出場が見えてきた。日本協会の盛田正明会長は28日の理事会で、国
際連盟(ITF)推薦枠での北京五輪代表入りの可能性について明言した。錦織は最新
世界ランクで119位まで上昇。幼少のころから錦織の才能を見いだし、米国留学費用
を援助した盛田会長は「韓国の(世界48位の)李亨沢が出場権を獲得し、錦織がアジ
アで2番手なら、推薦枠で選ばれる可能性がある」と期待を込めた。北京五輪代表は6
月9日付ランキングで決定。男女とも世界70位前後が出場圏内で、日本では現在、女
子40位の杉山愛(ワコール)、同51位の森上亜希子(ミキハウス)らが有力とみら
れている。さらに、国際連盟は国・地域のバランスを考慮して推薦枠を与える方針。今
後の活躍次第では、錦織が有望選手として推薦を受ける可能性がある。錦織は4月の男
子国別対抗戦デ杯インド戦の日本代表に選出され、五輪代表入りの資格もクリアした。
だが、確実に出場権を得るにはランクを上げることは不可欠。プリンスの快進撃に期待
が集まる。
◆テニス北京への道 ○…9日付の世界ランキング(シングルス)で出場者が決定。シ
ングルス出場は64枠で、ランキング上位48人が出場権を得る(1か国・地域4人ま
で)。ほかに五輪組織委員会推薦枠で2人と、国際連盟の推薦枠で14人が決まる。

■デ杯代表ビジネスCで遠征、錦織効果
3月27日10時6分配信 日刊スポーツ
テニスの錦織圭(18=IMG)が協会のルールも変えた。テニス国別対抗戦のデ杯(
男子)の日本代表が、アジアオセアニアグループの遠征時にビジネスクラスを使用でき
ることが26日分かった。これまでは原則エコノミーだったが、居住地から10時間を
超えるフライトはビジネスが使えるようになる。米フロリダ州を拠点とする錦織の存在
がきっかけとなったとみられ、4月のデ杯インド戦から適用する。新星・錦織が待遇改
善に貢献した形だ。

■錦織圭 インド戦で史上最年少デ杯代表
3月1日10時51分配信 デイリースポーツ
日本テニス協会は2月29日、男子の国別対抗戦、デ杯アジア・オセアニアゾーン1部
2回戦のインド戦(4月11-13日・ニューデリー)の代表に、日本人男子として1
6年ぶり2人目のツアー優勝を果たした錦織圭(18)=IMG=を初めて選出したと
発表した。錦織にとって初のシニア代表で、日本の竹内映二監督は11日のシングルス
への起用を明言。出場すれば18歳3カ月13日での代表デビューとなり、谷澤英彦の
18歳3カ月25日を抜いてデ杯史上最年少になる。
錦織は「子どもの時から日本代表になることを夢見てきました。今回、インドに行くチ
ームのメンバーに選ばれたことを誇りに思います。チームとして戦えること、また日本
を背負って戦えることに興奮しています」とコメント。出場すれば、北京五輪への資格
もクリアする。6月9日付で世界ランク70位前後(現在123位)に入るか、ワイル
ドカード(推薦)で選出されるのが条件で、8月の本番でも話題を集めそうだ。
体調不良で、前週のモーガンキーガン選手権を棄権したプリンスは体調も回復。2試合
を挟み、日本のエースとして敵地に乗り込む。

■錦織疲労でダウン途中棄権/テニス
2月26日9時42分配信 日刊スポーツ
<テニス:モーガンキーガン選手権予選>◇24日(日本時間25日)◇米テネシー州
メンフィス「テニスの王子様」が、オーバーヒートを起こした。2週前に日本男子2人
目のツアー優勝を飾った錦織(にしこり)圭(18=IMG)が、予選決勝で2−6、
0−3となったところで頭痛と吐き気を訴えて棄権した。16日間で12試合、246
ゲームを戦った疲労が原因とみられる。当初出場の方向だった3日からの米ラスベガス
の大会も欠場予定。それでも25日発表された最新世界ランクでは、自己最高を更新し
123位に上昇した。18歳もさすがに力尽きた。相手のレイノルズには優勝したデル
レービーチ国際の準々決勝でストレート勝ちしていた。しかし、疲労から来る頭痛と吐
き気で、途中でギブアップした。この日は、プレーができる状態ではないのに無理にコ
ートに立っていた。この2週間はツアーの高いレベルのプレーが要求された。加えて優
勝したことで連戦が続いた。16日間で246ゲームを戦った。試合がなかったのは4
日間だけで、そのうち、2日は長距離の移動日。初めての経験に、さすがの天才少年も
限界だった。優勝した翌18日に、フロリダ東海岸から6時間以上をかけて約4200
キロ離れた西海岸サンノゼまで移動。3時間の時差に苦しみながら、同6位のロディッ
クに挑戦。敗れた翌日には約2900キロを飛び、中東部メンフィスで今大会の予選に
出場した。日本で途中棄権の一報を聞いた父・清志さん(51)は「逆に休めるので良
かった」と話した。一般大会に昨年初めてフル参戦した。7月にツアー4週連続出場が
あり、今回と同じ12試合を戦った。その中で、日本男子最年少のツアー8強入りを決
めた。しかし、今回は日本人2人目のツアー優勝。重みと注目度が違いすぎた。錦織も
「さすがに疲れて体が重い」と、先週から漏らしていたという。それでも25日発表の
世界ランクで自己最高を更新した。快進撃が続いていれば、今大会中に松岡以来の2け
たランクも夢ではなかった。しかし、まず仕切り直し。3日からのラスベガス大会は欠
場予定で、約2週間は休養する。ミラクルボーイはフル充電して再び世界に挑む。

■錦織がロディックに敗戦も手応え/テニス
2月23日10時0分配信 日刊スポーツ
<男子テニス:SAPオープン>◇21日◇米カリフォルニア州サンノゼ
ニューヒーローの快進撃がついに止まった。先週、日本男子として16年ぶりのツアー
優勝を遂げた錦織(にしこり)圭(18=IMG)が、初のトップ10対戦となった世
界6位のアンディ・ロディック(25=米国)に2−6、4−6で敗れた。連勝は9で
止まったが、世界最速の記録を持つサーブを破るなど、大物の片りんを見せた。次戦は、
25日から始まる米メンフィスのツアー大会に出場予定。
 敗れても、錦織の自信はふくらむ一方だった。勝負では完敗だった。しかし、初のト
ップ10相手に、十分な手応えを感じた。「思ったより強くなかった」。大口をたたく
タイプではない。冷静な判断と自信が、強気な言葉を生んだ。1回戦と同様に、サーブ
で苦しんだ。第1セットは第1サーブが50%しか入らなかった。サーブが武器ではな
い選手だけに、安定感がなくてはつけ込まれる。第2セットに入ると、一気に69%ま
で確率を上げ、ロディックに食い下がった。「ストロークでは勝っている手応えがあっ
た。うまくリターンもできた」。世界最速のサーブも破り、得意のフォアでは何度もポ
イントを奪った。ロディックは真剣だった。雄たけびを上げ、試合中には「おれをくぎ
付けにしてみろ!」と錦織を威嚇した。世界のトップが、マジで新星をつぶしにかかっ
た。「これ以上、若い友達はいらないんでね」。世界6位と131位。相撲で例えれば、
番付で大関と十両以上の開きがあるかもしれない。その大関が、錦織の才能を本物と認
めたからこそ、手荒い歓迎を見せた。
 全米でも、日増しに錦織フィーバーが高まった。会場は番狂わせを期待する空気が流
れた。声援の大きさは地元のロディックを上回った。日本国内では、WOWOWが急き
ょ、先週の決勝の模様を放送することを決めた。ワイドショーは、連日、錦織家の話題
で持ちきりだ。また世界ランクが上がる。120位台に突入は確実で、今後の2、3大
会で松岡以来の2けたランクも見えてきた。「プレー自体は悪くない。これからが楽し
み」。大きな自信に、この日はかけがえのない経験を積み「テニスの王子様」が、また
一回り王者に近づいた。

■2008/02/19 『圭、優勝おめでとう!』
圭、優勝おめでとう!
圭の活躍が日本のメディアでこれほど大きく取り上げられていること心から嬉しく感じ
ております。
圭とはどんな選手なのか?そして僕との出会いは?皆さんから聞かれる前にこちらから
伝えます!
僕が、圭を初めてみたのは彼がまだ11歳のときでした。
選抜ジュニア、小学生大会で優勝した試合を観戦し、彼の類まれな才能、センスに魅か
れ、全国からトップ選手を集めて行う修造チャレンジトップジュニアキャンプに抜擢し
ました。
トップジュニアキャンプというのは、僕がウインブルドンのセンターコートに立ったと
きのテニス選手として最高の瞬間、その想いを日本のたくさんの選手に感じてほしい・
・・しかし僕の後には誰もついてきていないという現実に対し、日本の選手が世界に行
くには10歳のころから、世界とはどういうものかを伝えていかなければならないとい
う想いから始めたものです。
その修造チャレンジの合宿では、小学生ということもあり、小柄で目立たない選手でした。
しかし、試合形式の練習になると、ひときわコートで大きく見え、中学生、高校生の先
輩たちを倒していきました。今までの日本選手にはないボールさばきやインパクト時の
勢い、そして体の使いかたなど、テニスの才能は抜きん出ていたのです。
その後、合宿の度に、圭のテニスセンスがぐんぐん伸びていくのを実感しました。僕は、
あのフェデラーに似た感覚を持っている圭の才能に魅了されていったのです。なぜなら
そうしたセンスは僕が持っていないものであったから。だからこそ圭に、テニスの技術
についてはほとんど指導しませんでした。いや僕ではわからない次元なのだから教える
べきでないというほうが正しい言い方かもしれません。
とくにバックハンドのグリップなどは変形だったので、変えるなら低年齢のうちに直す
べきですが、圭は自然な形で、しかもそのグリップで重いボールを打てていたので、変
える必要はないと判断しました。正直、日本のように型にはめてしまう指導を受けてい
たら今の圭はありません。イチローさんの振り子打法のように、周りにはいない想像力
豊かな才能を持っていました。最初にテニスを教わった島根県の恩師、柏井コーチの存
在が本当に大きかったと感じています。
また、世界NO1だったボリス・ベッカーを育てた僕の恩師ボブ・ブレットと、シャラポ
ワやアガシなどを育てたニック・ボロテリーともに、最初に圭を見たとき、まずバック
ハンドに目がいったのですが、二人とも僕と同じ意見でした。
圭のテニスは、センスとバラエティに富んでいる上、パワーもありました。しかし才能
があれば誰でも世界に行けるというわけではありません。僕は圭が世界の扉を開くこと
ができたのは、彼が最も良いタイミングで良い時期に登場したからだと感じています。
トップジュニアキャンプの3期生ということで、僕をはじめスタッフも、ジュニアに対し
て今、何が必要なのかということを、心技体ともにより良い形で指導できるようになっ
ていた時期でありました。また、3期生は有望な選手が多く目標も高い。最も大きかった
のは、ボブの合宿をはじめ、先輩たちと一緒に練習することができたこと。5歳も年上の
選手との試合をあえて全員の前で行う。極度の緊張の中、皆が驚くような素晴らしいシ
ョットを打ち込んでいった圭。そして勝利するたびに、それは大きな自信へと繋がって
いきました。
合宿にはデ杯選手が毎回参加してくれてくれていましたが、日本のトップ選手である鈴
木貴男、本村剛一などいつも彼らが練習相手として選ぶのは最年少の圭だったのです。
圭自身もまたこうした合宿での環境をうまく活用していきました。それに反比例して、
普段テニスをしている島根県では、圭が上達すればするほど満足できない環境になって
いったのも確かでした。ご両親も圭のためにもよりよい環境でテニスをさせてあげたい
という強い思いがありました。そんな中、日本テニス協会会長自ら作った盛田ファンド
が創設されたのです。
世界のトップ選手を育てるため海外キャンプに派遣する、最高の環境を選手に与えると
いうこのシステムが最高のタイミングで開始されたのです。低年齢のうちから海外に拠
点を移すということに対しては、周囲から色々と反発もありましたが、僕はアメリカ行
きを勧めました。
その理由としては、アメリカのキャンプの良し悪しを熟知している米沢徹さん(フラン
ス、スペインを含め世界のテニスキャンプで数年滞在し、もっとも世界のテニスを知っ
ている情熱をもった元テニスプレイーヤー、僕の大先輩です)がしっかりと管理してく
れること、そして富田、喜多という合宿に参加して同じ目標をもった同年代のライバル
である二人と一緒だったことです。いままでのように、名のあるキャンプに行けば必ず
世界に近づけるという勘違いをしてしまう状況とはまったく違いました。
今や圭のがんばりもあってIMGアカデミーでは、アガシ、シャラポワと同じチーム編成
を組みワールドワイドに注目され、最高の環境の中で世界を目指せています。
その圭が、日本の皆さんの前に姿をみせたのが去年行われたAIGオープン。相手のZack
Fleishmanは当時の圭よりもランキングは上でしたが、初戦の相手としては最高のドロー
でした。しかしながら、6−7、6−3、1―6と悔しい敗戦。正直テニスのレベルは
圭の方が圧倒的に上でした。しかしデビュー戦ということもあり、17歳の圭は試合前、
緊張のあまり食事ものどを通らなかったといっていました。また、アメリカでの連戦で
体調も思わしくなかったのは確か。
僕から見て、彼のテニスの50パーセントも出すことができませんでした。テニスに関し
ては問題ないが、僕が一番気になったことは、世界のトップに行くためにどうしても必
要なものが欠けていたことでした。つまり “テニスコートでの表現力”のなさです。
かねてから人前で話をしたり、自分をうまく表現することは不得意だった圭。
合宿中のミーティングでは、僕はあえて圭に対して表現力をつけるトレーニングをし続
けました。泣きながら“僕に必要なのは自分のおもいをもっと伝えること、表現する力
をつけて世界で戦えるような選手になりたい”といっていたことを思いだします。
しかし、肝心のコートでの表現力がなさすぎました。
僕から見れば、どうしても勝ちたい!という思いが感じられず、一人で淡々とプレイし
ているように見えたのです圭の試合を見ていた方は、こうした圭の姿を見て、“心のそ
こから応援してあげたい、どんなことをしても勝たせてあげたい”そんな気持ちになか
なかなれなかったのではないかと思います。
確かに、強烈なフォア、バラエティにとんだテニスには驚かされたでしょう。
しかし、圭の体からでてくるエネルギーが感じられなかったのです。
僕は決して、大声を出すことや大きなアクションをすることが良いといっているのでは
ありません。
圭の今の一番の武器は、若さでありおもいっきりのよさ、絶対に諦めないという闘志で
す。それが伝わってこなかった。だから去年の有明コロシアムでは7000人のサポーター
を味方につけて戦うことができなかったのです。
しかしこの試合から、彼はきっと闘うということがどういうことかを実感してくれたの
だと思います。この戦いがあったからこそ、今、テクニックよりも何が自分に必要なの
かを肌で感じ、学んだのです。
そして今回の優勝。アメリカというアウェーでの超満員の観客を前に、テクニックだけ
でなく、精神的にも確固たる覚悟で挑み、闘志を表現し勝ち取った優勝だったと思うま
す。だからこそ、最後には圭の技、そして精神を称えるかのように日本コールが巻き起
こったのでしょう。
しかし、はっきり言って圭は僕と比べる選手ではありません。世界の40位程度で終わっ
たら、圭の挑戦は成功とは言えません。絶対にトップ10に入れる選手だからこそ、皆さ
んも焦らずじっくりと見守ってくれることを願っております。グランドスラム優勝も夢
ではない。そして圭の活躍に奮起した日本男子選手もどんどん世界の壁を破っていって
くれることを期待しています。  修造より http://www.shuzo.co.jp/より引用

■ツアー初優勝の錦織圭(にしこりけい) 一問一答
先週行われたデルレイビーチ国際で、J・ブレーク(アメリカ)を3-6, 6-1, 6-4で下
し、18歳と1ヶ月19日でツアー初優勝を果たした錦織圭(日本)。日本人男子選
手のツアー制覇は、1992年ソウル大会の松岡修造(日本)以来16年ぶりの快挙
となった。ATPの公式サイトでも、18歳の期待の新人に一問一答を実施した。
★素晴らしい1週間になったね。大会の序盤で、決勝の日に優勝トロフィーを掲げてい
ると思ったかい?
錦織:まったく!まだ信じられない。夢じゃないことを願うよ。ただとてもハッピー。
準決勝に行ったときは驚いたし、4本のマッチポイントをしのいで、S・クエリー(ア
メリカ)にどうやって勝ったのかも覚えていない。
★9日間で8試合をしたわけだけど、肉体的、精神的にどう?
錦織:身体は疲れているけど、どんどん強くなっていると思う。
★今週は、第1、第3シードを含めて3人のシード選手を倒したわけだけど、勝因は何
だったと思う?
錦織:大会を通して、攻撃的にいった。クエリー戦では12本のブレークポイントをか
わしたし、マッチポイントでも回り込みフォアハンドを打ったんだ。
★L・ヒューイット(オーストラリア)以降で、10年ぶりの最年少優勝者になった気分は?
錦織:ウォー、ウォー、イェー!って感じ。
★日本男子では、1992年の松岡選手以来のツアー優勝だけど。
錦織:そうですね。とても誇りに思います。たぶん、今は国内トップですよね。この数
年間、日本人はなかなかトップ200内に居なかったけど、アカデミーでT・ハース(
ドイツ)やその他の選手たちのプレーを見て、刺激を受けてきたんだ。
★松岡選手は日本ではヒーローですよね。彼はあなたの尊敬する選手?彼と会って、話
しをしたことはある?
錦織:(日本では実際に練習も受けており、)Eメールでもやり取りをした。トップ5
0に入った唯一の日本人だから、本当に尊敬している。R・フェデラー(スイス)とも
練習をしたことがあるから、きっと彼から祝福の電話があるよ。そうしたら、「数年以
内に倒してやる。」って言うんだ。
★母国では、メディアやその他の人々にどう受け取られるかな?グランドスラム大会で
プレッシャーがかかってくると思う?
錦織:そうだろうね。
★今年はマイアミのチャレンジャーでベスト4に入って、いいシーズンのスタートを切
ったよね。今年のランキングの目標や、その他成し遂げたいことはある?
錦織:今年の目標はトップ100をきること。チャレンジャーで1勝を狙っていたけど、
今日ATPタイトルを獲っちゃったよ。
★4年前にニック・ボロテリ・テニス・アカデミーに来てから、成長のために一番影響
を受けた人は誰?
錦織:どのコーチも素晴らしいよ。今はグレン・ワイナーに師事してて、今週も凄く手
助けしてくれた。優勝も彼のおかげだよ。
★ATPツアー初優勝をどうやってお祝いするの?賞金で何をするか決めた?
錦織:スシを食べるよ。その後は分からない。明日また次の大会に旅立って、本業に戻る。
★テニス以外で趣味は何?
錦織:ゴルフとサッカー。パソコンで映画も見るよ。
★自分の強さの理由と、好きなサーフェスは何?
錦織:皆、飛び上がりながら打つフォアハンドが良いって言ってくれるよ。M・リオス
(チリ)みたいってね。それからクレーコートが好きだから、4月(のクレーシーズン)
と全仏オープンが楽しみだよ。
(ATPtennis.comより)(2008年2月19日12時24分)http://news.tennis365.net/より引用

■テニス新星錦織にスポンサーが殺到
2月20日10時0分配信 日刊スポーツ
男子テニスのデルレービーチ国際で日本人として16年ぶりのツアー優勝を飾った錦織
圭(18=IMG)は一夜明けた18日、次の試合があるカリフォルニア州サンノゼに
移動した。錦織が本拠地に置くフロリダでは日本以上に大騒ぎ。パームビーチ・ポスト
紙(電子版)は「実力は本物。グラウンドストロークは世界トップ20」と絶賛した。
ツアーを統括するプロテニス選手協会(ATP)もインタビューを公式サイト上で大き
く取り上げた。一方、日本国内でもマネジメント先のIMGには、スポンサーに名乗り
を上げる企業から問い合わせの電話が相次いだ。ちょうど所属先を探していたところで、
担当者は「最高のタイミングでの優勝でした」と喜びを隠せない。父・清志さん(51
)は、お祝いやメディアの対応に追われ徹夜状態。「頭がボーッとしている」とうれし
い悲鳴を上げていた。

■世界ランク次第で錦織 五輪出場も
2月20日7時5分配信 スポーツニッポン
日本男子最高の世界131位に浮上した錦織に、北京五輪出場の可能性はあるのか。五
輪出場権は6月9日付の世界ランク上位48位までと、国際テニス連盟(ITF)が推
薦する選手らに与えられるが、条件の1つに「デビス杯に2年連続で出場もしくは出場
の準備をしていた」がある。錦織の場合、昨年の大会に準備をしていた、と日本協会が
認定すれば、条件は満たせる。アジアを対象とした推薦選手は開催国の中国となる可能
性が高いため、あとは世界ランク次第となりそうだ。

■新星・錦織 フェデラーに勝つぞ!
2月20日7時5分配信 スポーツニッポン
米フロリダ州で行われた男子テニスのデルレービーチ国際選手権で、18歳の錦織(に
しこり)圭(IMG)が優勝してから一夜明けた18日、米国メディアは新星の登場を
驚きをもって伝えた。地元のパームビーチ・ポスト紙(電子版)は第1シードのジェー
ムズ・ブレーク(28=米国)との決勝を詳報。錦織について「実力は本物。グラウン
ドストロークは世界トップ20」と評し、ブレークの「熱くなっていたら、もっとひど
い負け方をしただろう」とのコメントを紹介した。スポーツ専門テレビ局ESPN(電
子版)は「日本人の先生」と題して新たなスターへの質問コーナーを設けた。錦織は集
まった質問に、米国時間19日に答えるという。ツアーを統括するプロテニス選手協会
(ATP)も、一問一答形式のインタビューを公式サイト上で大きく取り上げた。錦織
は松岡修造氏以来の日本人のツアー優勝者になったことに関して「誇りに思う。今年の
目標は世界ランク100位以内だったのに、ツアーに勝ったなんて」と大喜び。優勝の
お祝いに「寿司を食べる!!」と明かす一方で「一緒に練習をしている(世界1位の)
フェデラー(スイス)からも祝福の電話があるはず。ここ数年のうちに勝ってやるぞと
(フェデラーに)言いたい」と強気な発言も飛び出した。

■王子様錦織が世界をつかんだ/テニス
2月19日10時8分配信 日刊スポーツ
<男子テニス:デルレービーチ国際選手権>◇17日◇米フロリダ州デルレービーチ
「テニスの王子様」が世界をつかんだ! 世界244位の錦織(にしこり)圭(18=
IMG)が、日本男子として史上2人目のツアー優勝を遂げる快挙を達成した。元世界
4位で、今年の全豪8強のジェームズ・ブレーク(28=米国)を3−6、6−1、6
−4の逆転で破り、92年4月韓国オープンでの松岡修造以来、日本男子16年ぶりの
ツアー制覇を成し遂げた。18歳1カ月は、98年にレイトン・ヒューイット(オース
トラリア)が16歳で優勝して以来の若さ。10代で優勝したボルグ、ベッカーら名選
手たちに仲間入りした。信じられない。ツアー本戦出場6大会目の18歳が世界をつか
んだ。初めてのツアー優勝ポイント。元世界4位(06年11月時点)のブレークのフ
ォアがネットにかかると、錦織はコート上で思わずしゃがみ込んだ。「テニス人生で最
高の大会。本当にうれしい」。16年ぶりの日の丸がスタンドで誇らしげに振られた。
世界のテニス界を驚かせた。フェデラーやナダルもできなかった18歳1カ月での初優
勝だ。それも世界244位が予選から8連勝の快進撃。決勝では、ツアー10大会の優
勝を誇るブレークを第2セットから手玉に取った。強烈なフォアと変幻自在のショット
で、強豪をほんろうした。「第2セットから自信が戻ってきた。最終セットで優勝を意
識した」と堂々の逆転勝ちだ。昨年、初めて一般大会にフル参戦した。ジュニアとは違
うタフさに加え、体がまだ成長期にあるため腰痛を患った。今年1月のマイアミの大会
では、準々決勝後に腹痛を起こし嘔吐(おうと)。準決勝は棄権した。今年2月のデ杯
初代表は、腰痛で辞退など、決して万全ではなかった。それでも「疲れは感じなかった」
と、最高の集中力を発揮した。早くから注目されていた才能が一気に開花した。01年、
11歳の時に全国小学生選手権で優勝し、偉大な先輩プレーヤー松岡修造の目に留まっ
た。松岡氏が自ら主催するキッズキャンプに招待し、世界への王道を伝授した。日本テ
ニス協会の盛田正明会長が私財で築いた「盛田テニス基金」の援助で、松岡氏と同様に
米国へ渡った。米国では、シャラポワやアガシが育った、フロリダにあるボロテリーア
カデミーを本拠に修行を積んだ。異文化と英語で、最初はホームシックにかかった。「
帰りたかった。でも、テニス漬けの生活が忘れさせてくれた」。周囲はすぐに才能を見
抜いた。錦織が出る大会には、世界のエージェントが群がり、現在世界1位のフェデラ
ーや同2位のナダルが4大大会決勝前に練習相手に指名した。フェデラーは錦織を「非
常に豊かな才能を持っている」と評価しているという。敗れたブレークも「自分が18
歳の時を考えると驚きだ。将来は輝いている」と絶賛した。この優勝で、世界ランクは
1大会で100位以上急上昇し、131位になった。松岡氏以来の2けたランクも目の
前。6月9日の世界ランクで決まる、北京五輪出場も夢ではない。「松岡さんを超えた
い」。歴史を塗り替える可能性を持ったミラクルボーイの快進撃は、まだ始まったばか
りだ。

■テニス王子、留学費用は年間約1000万円
2月19日12時14分配信 産経新聞
地元のテニススクールに通う普通の環境にいた錦織は、01年の全国小学生選手権優勝
などで「盛田正明テニス・ファンド」の目にとまった。同ファンドは日本テニス協会の
盛田正明会長が2000年に私財を投じて設立。独自に有望選手を発掘して米フロリダ
にあるアカデミーに留学させ、渡航費、学費、アカデミーの授業料、寮費、遠征費など
初年度に年間数百万円、2年目以降はプロコーチ費用が加わり年間約1000万円の費
用を担う。現在は3人がフロリダで腕を磨く。昨年の全日本選手権に15歳で8強入り
した奈良くるみも“卒業生”。錦織はプロ転向した昨秋まで5年間、サポートを受けた。
シャラポワ、アガシらを輩出したアカデミーはピラミッド構造を成し、実力があれば中
級に、さらに小人数が上級へ進む。錦織は3年目の途中から上級入り。選ばれた選手た
ちとの練習で才能に磨きがかかり、世界で一級品と称される柔らかい手首を使った錦織
のフォアハンドのストロークが培われた。これがデルレビーチ国際選手権で相手の意表
を突くショットなどに結びつき、勝利をたぐり寄せる結果となった。盛田会長が錦織の
魅力の一つに挙げる「5年間、1人で外国で寮生活をしながら練習できる強いメンタリ
ティーと適応力」も今後、世界で戦う上で武器になるだろう。“足長おじさん制度”が
作った環境が、錦織の才能を開花させた。(肥谷令子)

■錦織圭が男子テニス・ツアー制覇、松岡修造以来の快挙
2月18日9時26分配信 読売新聞
【デルレービーチ(米フロリダ州)=下村征太郎】男子テニスのデルレー
ビーチ国際選手権のシングルス決勝が17日、デルレービーチで行われ、
世界ランキング244位の18歳、錦織(にしこり)圭(IMG)が同1
2位で第1シードのジェームズ・ブレーク(米)を3−6、6−1、6−
4で破り、日本男子として史上2人目のツアー初優勝を果たした。197
0年に現在の男子ツアー制度となってからは、松岡修造が92年4月に韓
国オープンを制して以来、16年ぶりの快挙。錦織はツアー大会出場6試
合目で、今大会は予選からの勝ち上がりだった。錦織は島根県松江市出身
で14歳で渡米。マリア・シャラポワ(ロシア)らを輩出したフロリダの
名門アカデミーでトレーニングを続けてきた。昨年10月にプロに転向し
たばかり。

■錦織圭が初優勝 ブレークを下す◇デルレイビーチ国際
デルレイビーチ国際(賞金総額41万1千ドル)は17日、シングルス決勝
を行い、予選勝ち上がりの錦織圭(日本)が、第1シードで世界ランク12
位のJ・ブレーク(アメリカ)に3-6, 6-1, 6-4で勝利し、ツアー初優勝を
果たした。日本人選手としては松岡修造(日本)以来16年ぶりの快挙。
18歳の錦織は、1992年4月にソウル大会で優勝した松岡以来の日本勢
のツアー覇者となった。また18歳と1ヶ月19日でのATPツアー優勝は、
L・ヒューイット(オーストラリア)が16歳と10ヶ月18日でアデレー
ドの大会を制した1998年1月以降で、最年少の記録となった。
これが今季初のATP大会参加だった錦織は、準決勝では4本のマッチポイ
ントをしのいで第3シードのS・クエリー(アメリカ)に4-6, 6-2, 7-6 (9
-7)で逆転勝ち。この日のブレークとの決勝でも、ファイナルセットで3本の
ブレークポイントを防いで、逆にブレークを決めて3−1とリード。最後は
ラブゲームで締めくくった。
錦織はATPツアーデビューを果たした昨年、インディアナポリス大会で初
のベスト8に進み、5大会を3勝5敗で終えていた。今年はチャレンジャー
1大会でベスト4に進んでおり、予選から勝ち上がった今大会の活躍で、世
界ランクも244位から、日本勢トップの120位前後に上昇する見込みと
なっている。
ツアー11勝目を狙った28歳のブレークは、昨年も同大会で決勝に進んで
いたが、X・マリス(ベルギー)に敗れており、2年連続の準優勝に終わった。
昨年のプロ転向の際に、「松岡さんを超えたい」と話していた錦織だが、早
くもその目標の1つにたどり着いたと言え、これからは世界が注目する中で
更なる躍進が期待される。 (2008年2月18日7時44分)

■錦織がツアー初優勝、日本男子として16年ぶり
2月18日8時43分配信 ロイター
[デルレイビーチ(米フロリダ州) 17日 ロイター] 男子テニスのデ
ルレイビーチ国際は17日、当地でシングルス決勝を行い、ノーシードの錦
織圭が第1シードのジェームズ・ブレーク(米国)に3―6、6―1、6―
4の逆転勝利。1992年の松岡修造以来、日本選手としては16年ぶりの
ATPツアー大会優勝を成し遂げた。世界ランク244位で18歳の錦織は、
第1セットを落としたものの、第2セットから勢いに乗り、サーブとグラウ
ンドストロークで同12位のベテランを圧倒した。

■日本勢は松岡修造以来 錦織決勝へ
2月18日7時6分配信 スポーツニッポン
男子テニスのデルレービーチ国際選手権は、16日に米フロリダ州デルレー
ビーチでシングルス準決勝が行われ、世界ランキング244位の18歳、錦
織(にしこり)圭(IMG)が同62位で第3シードのサム・クエリー(米
国)に4―6、6―2、7―6で競り勝ち、決勝に進んだ。1970年に現
行の男子ツアー制度が始まってから、日本勢が決勝に進出したのは3人目。
92年6月のステラアルトワ・グラスコート選手権で松岡修造が準優勝して
以来16年ぶりとなった。決勝では世界12位の第1シード、ジェームズ・
ブレーク(米国)と対戦する。
<冷静に「自信あった」>錦織が世界ランキングでは、はるか上の第3シー
ドを相手にマッチポイントをはね返して勝った。伸び盛りの18歳は、予選
勝ち上がりからの決勝進出に「自信があった。うれしいけど、もう1試合あ
る」と冷静だった。日本男子のツアー優勝となれば、92年4月の韓国オー
プンの松岡以来。錦織も「(松岡を)超えたい」と話していた。

■デルレイビーチ国際、錦織が日本勢16年ぶりの決勝進出
2月17日17時12分配信 ロイター
[デルレイビーチ(米フロリダ州) 16日 ロイター] 男子テニスのデ
ルレイビーチ国際は16日、当地でシングルス準決勝を行い、ノーシードの
錦織圭が第3シードのサム・キュエリー(米国)に4―6、6―2、7―6
の逆転勝利。1992年の松岡修造以来、日本選手としては16年ぶりのA
TPツアー大会決勝進出となった。強烈なフォアハンドで勝負を決めた錦織
は、決勝進出を決めて自分でも驚いたと話した。錦織は決勝で、世界ランク
12位で第1シードのジェームズ・ブレーク(米国)と対戦する。ブレーク
はこの日の準決勝でロビー・ジネプリ(米国)を6―4、6―4で下した。

■デルレイビーチ国際、錦織が準々決勝進出
2月15日14時19分配信 ロイター
[デルレイビーチ(米フロリダ州) 14日 ロイター] 男子テニスのデ
ルレイビーチ国際は14日、当地でシングルス2回戦を行い、ノーシードの
錦織圭がアメア・ディリック(米国)に6―7、6―4、6―2の勝利。ツ
アー通算6度目の出場で、2度目の準々決勝進出を決めた。このほか、世界
ランク12位で第1シードのジェームズ・ブレーク、第3シードのサム・キ
ュエリー、第6シードのビンセント・スペイディア、第8シードのマーディ
・フィッシュ、ボビー・レイノルズら地元米国勢6人がベスト8進出を決め
た。

■<ナショナルトレセン>屋内テニスコート公開…東京・北区
2月13日19時8分配信 毎日新聞
日本テニス協会は13日、東京都北区のナショナルトレーニングセンターの
屋内テニスコートを公開し、説明会を開いた。冷暖房完備で全仏、全米オー
プンと同じ仕様のコートが整備されており、利用したプロ選手からは、「世
界的に見ても素晴らしい施設」と歓迎の声が挙がった。コートは、ハードと
クレーが2面ずつ。ハードは全米オープンや北京五輪の会場と同じ材質で作
られている。クレーは、フランスから輸入した赤土と石灰石を使い、舗装も
全仏オープン会場と同じ方法が取られた。この方法で作られるクレーコート
はアジア初という。練習で使用した鈴木貴男(高木工業)は「ちょっと湿っ
た感じが、早朝の全仏会場のようです」。高雄恵利加(北日本物産)も「日
本でこういうバウンドのコートは少ない。タイミングが取りやすく、気持ち
よかった」と喜んでいた。【山本亮子】  最終更新:2月13日19時28分

■「ウインブルドン」使用ダメ 佐賀のテニス場へ 英国“本家”が指摘
2月7日10時8分配信 西日本新聞
国内最多の16面の天然芝コートを誇る佐賀市の「ウインブルドン九州テニ
スクラブ」(緒方周代表)が今月、名称を「グラスコート佐賀テニスクラブ」
に改めた。世界4大大会の1つ、英国・ウィンブルドン選手権を主催するク
ラブ本部から「提携関係があるかのように混同される恐れがある」と文書で
名称変更を求められ、応じた。ウインブルドン九州は1975年、日本で初
めて本格的な天然芝コートを多数有するテニスクラブとして創立。英国のウ
ィンブルドンの伝統と格式にあこがれた創業者が命名した。国際大会の会場
としても使用され、ジュニア選手を育成しようと「グラスホパー全国ジュニ
アテニスin佐賀大会」を開催している。英国のクラブ本部からは1年ほど
前に名称変更を求める書面が届いたという。同クラブの緒方うらら支配人は
「ウインブルドン九州が広く知れ渡るようになったから、変更を求められた
と前向きにとらえている。天然芝にこだわり新名称を“グラスコート”にし
た。今後もウィンブルドンを目指す子どもたちを支援したい」と話している。
=2008/02/07付 西日本新聞朝刊=

■パタヤ・オープン、波形と米村が初戦敗退
2月7日12時23分配信 ロイター
[6日 ロイター] 女子テニスのパタヤ・オープンは6日、シングルス1
回戦を行ったが、波形純理と米村明子がともに初戦で姿を消した。波形はス
ニータ・ラオ(インド)に4―6、1―6のストレート負け。米村は第2シ
ードのケーシー・デラクア(オーストラリア)に2―6、3―6で敗れた。
このほか、第1シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)と第
4シードのチャン詠然(台湾)らは2回戦進出を決めた。

■2008/01/20-11:07 ヒューイット、4回戦進出=試合終了は午前4時半
すぎ−全豪テニス
【メルボルン20日AFP=時事】テニスの全豪オープンは20日、当地の
メルボルン・パークで19日深夜に始まった第6日の男子シングルス3回戦、
レイトン・ヒューイット(オーストラリア)−マルコス・バグダティス(キ
プロス)が行われ、第19シードのヒューイットが前々回準優勝のバグダテ
ィスを4−6、7−5、7−5、6−7、6−3で破り、2大会ぶりの16
強入りを果たした。試合は4時間45分を要し、4大大会のシングルスで史
上最も遅い終了時刻となる午前4時半すぎに決着。ヒューイットは4回戦で
第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と戦う。(了)

■ドーピング違反のヒンギス、2年間の出場停止
1月5日14時8分配信 ロイター
国際テニス連盟(ITF)は4日、ドーピング(禁止薬物使用)違反を受
けて、女子テニスで元世界ランク1位のマルチナ・ヒンギス(スイス、2
7)に対し、2年間の出場停止処分を科したと発表した。加えて、昨年の
ウィンブルドン選手権で生じたランキングポイントと賞金12万9481
ドルは没収扱いとなる。ヒンギスは昨年11月、すでに現役引退を表明。
今回のドーピングについては否定しているものの、無実を証明するために
今後の数年間を費やす考えはないと述べていた。4大大会を5度制したヒ
ンギスは昨年6月、ウィンブルドン選手権3回戦の試合後に行われた検査
で、コカインの陽性反応を示した。

■トレセン 東京・北区に完成 来年1月21日から利用開始
12月27日10時5分配信 毎日新聞
トップ選手の強化拠点として文部科学省が東京都北区に整備を進めるナシ
ョナルトレーニングセンターが26日に完成し、報道陣に公開された。北
京五輪の開幕200日前にあたる来年1月21日から利用を開始する予定。
新設されたのは、10競技の専用トレーニング場などがある屋内施設、屋
内テニスコート、250人収容の宿泊施設。1月に開設された屋外施設(
陸上四百メートルトラック)を含め、全施設が整った。柔道場は1000
畳の広さがあり、2種類で4面あるテニスコートは全米オープンや全仏オ
ープンの会場と同じ材質にするなど、競技団体の要望も取り入れた。映像
解析用のカメラなどの機器類も数多く設けた。建設費や用地取得費を含め
た整備費は約374億円。
隣接の国立スポーツ科学センターと連携し、選手強化やジュニア選手育成、
コーチ養成などに活用される計画。トレーニング施設の利用料は年間で総
額約2億1000万円が見込まれる。国が施設利用料の3分の2を補助す
るが、残り3分の1や宿泊費、食費などは日本オリンピック委員会(JO
C)と競技団体が負担する。【石井朗生】

■テニス=イタリアの2選手、賭博行為で処分
12月24日17時34分配信 ロイター
イタリアテニス連盟(訂正)(FIT)は22日、世界ランク31位のポ
ティート・スタラーチェと同258位のダニエレ・ブラッチアリ(ともに
イタリア)の2人が禁止されている賭け行為をしたとして、プロテニス選
手協会(ATP)から処分を受けたことを明らかにした。FITのウェブ
サイトによると、スタラーチェは2年前に5回にわたって合計約90ユー
ロ(約1万5000円)の賭けを行ったとして、6週間の出場停止と罰金
3万ドル(約340万円)の処分が下された。一方、1口5ユーロの賭け
に50回参加したとされるブラッチアリには、3か月間の出場停止と罰金
2万ドルの処分が科された。ATPは11月に、プロテニス選手として初
めて賭博の取締りで検挙されたアレッシオ・ディマウロ(イタリア)に対
しても9か月間の出場停止処分を下している。FITは「ディマウロの件
もそうだが、2人に対する処分が重すぎる。(2人が)自分たちの試合に
賭けていないことは明らかだ」として、ATPが3選手をスケープゴート
にしたと処分に異議を唱えた。テニス界の不正行為騒動をめぐっては、ニ
コライ・ダビデンコ(ロシア)が、8月のオレンジ・プロコム・オープン
での試合のかけ率が異常な動きを示したとして賭博疑惑の対象となった。
また数人の選手が金銭授受を見返りに試合に負けるよう持ちかけられたと
証言したこともある。FITは「ATPは選手による賭博行為を何年も前
から関知していたはずだ。八百長疑惑に対して行動しているということを
示すために、今になって処分したに過ぎない」としている。*第1段落お
よび写真キャプションの「国際テニス連盟(FIT)」を「イタリアテニ
ス連盟(FIT)」に訂正して再送します。

■G.ノーマンとC.エバートが婚約
12月15日10時14分配信 ISM
52歳のグレッグ・ノーマン(豪)が元女子プロテニスプレーヤーのクリス
・エバートさんとの婚約を明らかにした。現在、南アフリカ航空オープン
でプレー中で、第2ラウンド(現地時間14日)に2アンダー70の好スコアを
マークし、6位タイに浮上したノーマン。エバートさんが開催コースのパー
ルバレー・ゴルフエステーツ内にテニスセンターを建設する件について記
者会見に同席。エバートさんの左の薬指に光るダイヤの指輪について質問
を受け、「実はこの前の日曜日に婚約したばかりなんだ」と、ホットなニ
ュースを披露した。ノーマンは長年連れ添ったローラ夫人との離婚が昨年
の9月に成立。莫大な慰謝料を支払っており、エバートさんも昨年12月、2
人目の夫アンディ・ミル氏と離婚。2人は結婚に向け着々と準備を整えてい
た。結婚の時期については「いろいろ検討して、これから決める」とする
ノーマンに、エバートさんは「何か具体的なことをお話したら? あなた
って、随分臆病だこと」と天下のホワイトシャークを笑い飛ばす一幕も。
52歳同士のビッグな熟年カップル誕生に、マスコミからも祝福ムードが漂
っていた。

■全豪オープン、禁固刑含む不正防止策を導入
12月22日14時27分配信 ロイター
テニスの全豪オープンの主催者は21日、来年行われる同大会において、
八百長行為への関与が判明した選手に対する罰金や出場停止処分、禁固刑
などを含む不正防止策を導入することを明らかにした。オーストラリアテ
ニス協会(TA)のスティーブ・ウッド氏は、「不正があるとは考えてい
ないが、テニスの公正に対する脅威は存在すると認識している」と報道陣
に語った。不正の証拠こそないものの、今年のテニス界は八百長行為のう
わさが後を絶たず、数人の選手が試合に負けるように持ちかけられたと証
言している。またロシアのニコライ・ダビデンコは、8月に出場した試合
で掛け率が異常な動きを見せたとして取り調べを受けている。ウッド氏に
よると、TAは今後、元警察官が率いる不正防止チームを組織し、八百長
に関するホットラインやコートサイドへのノートパソコンの持ち込み禁止、
選手への接触制限などの対策を行う方針という。処罰の対象となるのは規
則を破った選手やスタッフで罰金、永久追放処分に加え、八百長行為に関
与した者に対しては禁固刑が科されることになる。ウッド氏は、今回の措
置は全豪オープンに限られるが、来年はテニス界全体で足並みをそろえて
八百長行為に対する対策を示したいとしている。全豪オープンは来年1月
14日から27日まで開かれる。

■フェデラー、サンプラスの健在ぶりを評価
11月23日17時52分配信 ロイター
男子テニスの世界ランク1位のロジャー・フェデラー(スイス)が、現役
を引退した元世界ランク1位のピート・サンプラス氏(米国)を今でも世
界のトップ5に入る実力と評価した。サンプラス氏は、4大大会における
通算14度目の優勝を飾った2002年の全米オープンを最後に現役を引
退している。同氏は22日、当地でフェデラーとエキシビションマッチを
行い、試合には6―7、5―7で敗れたものの、時速210キロのファー
ストサーブを披露するなど、トレードマークだった強力なサーブが健在で
あることを見せつけた。フェデラーは試合後、「彼のサーブを読むのはと
ても困難。もしまだ現役を続けていたなら、世界トップ5の選手になるだ
ろう」と評価した。しかし、36歳のサンプラス氏は現役復帰の可能性を
否定。「最高の妻と2人の子供たちとロサンゼルスでのんびりしているの
に満足している」と語った。

■<車いすテニス>国枝は3位、斎田7位 女子は八筬が6位
11月19日19時51分配信 毎日新聞
オランダ・アムステルダムで18日まで行われていた車いすテニスの世界
選手権NECマスターズで、男子の国枝慎吾が3位となった。世界ランキ
ング1位の国枝は準決勝で敗れたが、3位決定戦でステファン・フーデ(
フランス)に6−1、6−3で勝った。ロビン・アマラーン(オランダ)
が6度目の優勝。斎田悟司は7位だった。女子はエスタ・ベルガー(オラ
ンダ)が10度目の優勝を飾り、八筬(やおさ)美恵は6位。

■ダビデンコの処分取り下げ=男子テニス
11月13日23時2分配信 時事通信
男子テニスのプロ選手協会(ATP)は13日、試合で全力を尽くさなかった
としてニコライ・ダビデンコ(ロシア)に科していた罰金2000ドル(約2
2万円)の処分を取り下げたと発表した。ダビデンコの異議申し立てを受
け、試合ビデオが見直され、処分が不適当と判断された。世界ランキング
4位のダビデンコは10月のサンクトペテルブルク・オープン2回戦で、予選
から勝ち上がったクロアチア選手を第1セットで圧倒しながら、続く第2セ
ットでミスを連発し、逆転負けした。同選手には現在、賭け行為に関連し
た八百長疑惑が浮上し、関係者とともに調査を受けている。

■ヒンギス2度目の引退発表、薬物疑惑?
11月3日9時40分配信 日刊スポーツ
テニスの元女王マルチナ・ヒンギス(27=スイス)から衝撃の告白が飛
び出した。ヒンギスは1日、チューリッヒで会見を開き、2度目の引退を
発表した。それと同時に禁止薬物違反で告発されていることも明かした。
ヒンギスによると、今年のウィンブルドン3回戦で敗れた後のドーピング
検査で、コカインが陽性反応を示したという。本人は「まったく無実」と
完全否定した。陽性反応後、弁護士を通じて独自に頭髪検査を依頼。使用
の痕跡がないことを確認した。検査手順に不手際があり、検査された尿が
自分のものではない可能性も示唆した。
ヒンギスは、02年に両足首のケガで引退したが、昨年、現役に復帰した。
しかし、最年少で世界1位になったヒンギスも、すでに27歳。パワーテ
ニスに天才的な技術だけで対抗するのは難しくなった。「トップを維持す
るには年を取りすぎた」。今年はでん部のけがに悩まされ、10月には今
年いっぱいの休養を宣言していた。
世界ツアーを統括する女子テニス協会(WTA)は「違反について公式に
(検査機関から)何の報告も受けていない」と発表した。ウィンブルドン
を主管する国際テニス連盟も大会主催者も、現時点では何の反応も示して
いない。「こんな告発で係争するために人生を無駄にしたくない。やる気
を失わせる」。天才の2度目の引退は、涙と謎に包まれた幕引きとなった。

■八百長問題で全豪準Vクレマン告白
10月31日7時2分配信 スポーツニッポン
2001年全豪オープンのシングルスで準優勝した男子テニスのアルノー・
クレマン(フランス)が29日、試合でわざと負けるように持ち掛けられた
ことがあると告白した。場所などの詳細は明らかにしなかったが、金銭提供
の申し出を受けたという。クレマンは「ためらうことなく、ノーと言った」
と話した。八百長問題が表面化しているテニス界では先週、ニコライ・ダビ
デンコ(ロシア)が試合で全力を尽くさなかったとして罰金の処分を受けた。

■初のコーチライセンスに21人合格=テニス協会
10月25日21時31分配信 時事通信
日本テニス協会は25日の常務理事会で、新設したS級エリートコーチライセン
スの合格者を承認した。合格者は、元全日本選手権覇者でデ杯コーチの増田
健太郎氏(36)ら男女21人。同協会はコーチのレベルアップのため、初めて
コーチライセンス制度を導入。専門的知識のほか英語力やコミュニケーショ
ン能力も求めている。同ライセンスは選手の練習相手ができることを念頭に、
45歳未満を対象としている。

■男子テニスで八百長疑惑を調査中
10月13日9時51分配信 日刊スポーツ
男子プロテニスツアーを統括するプロテニス選手協会(ATP)は、4大大
会を含め、02年までさかのぼり、八百長の疑いのある試合を調査している
ことを明らかにした。疑いのある試合のリストがATPに届いた。このリス
トを、誰がまとめたかは不明という。八百長については数カ月前からささや
かれており、ブックメーカー(賭け屋)も不自然な賭け方がある試合には支
払いを拒否したという。警察も既に動き始めているもよう。ATPでは、8
月のポーランドの大会で、世界ランク4位のニコライ・ダビデンコ(ロシア)
が、同87位の選手に足の故障で途中棄権した試合に注目している。

■16年五輪の東京招致に好印象=中国での大会運営「不完全」−ITF会長
10月7日18時31分配信 時事通信
国際テニス連盟(ITF)のビティ会長が7日、AIGジャパンオープン視察後に
記者会見し、2016年夏季五輪招致を目指す東京都が有明テニスの森公園を会
場に計画していることについて、「少し改造すれば対応できる。日本のファ
ンは観戦マナーがよく、テニスで問題となる音については完ぺき」などと好
印象を語った。また同会長は、来年北京五輪を開催する中国で行われたトッ
ププロの大会に関して「施設には大金を投じているが、中国協会が大会を単
独で運営できておらず、不完全なレベル」とし、現状に不満を示した。さら
に、「競技を国に定着させるためには、底辺の強化が大事。来年の五輪が中
国でのテニスの始まりとなる」と話した。

■09年から男子賞金増額=秋に東レと連続開催も−AIGテニス
10月4日21時33分配信 時事通信
日本テニス協会は4日、2009年からAIGジャパンオープンの男子の賞金総額
を現行の83万2000ドル(約9700万円)から125万ドル(約1億4575万円)に
大幅に増額して行うことが決まったと発表した。今年で契約が切れる大会
スポンサーのAIGグループとの更新は今後詰める。
また、女子ツアーの東レ・パンパシフィック大会が来年から9月開催に変わ
り、再来年には東レとジャパンオープンが2週連続で東京・有明テニスの森
公園で行われる見通し。さらに、女子テニス協会(WTA)との調整次第では
ジャパンオープンの女子が男子と分散され、3週連続開催となる可能性もある。

■杉山、森田組は初戦敗退=鈴木組は添田、錦織組下す−AIGテニス
10月3日22時2分配信 時事通信
テニスのAIGジャパンオープン第3日は3日、東京・有明テニスの森公園で行
われ、女子ダブルス1回戦で杉山愛(ワコール)森田あゆみ(キヤノン)組
は第1シードの荘佳容(台湾)バニア・キング(米国)組に3−6、6−7で敗
れた。中村藍子(ニッケ)タマリネ・タナスガーン(タイ)組は新井麻葵
(島津製作所)米村知子(フリー)組に勝ち、2回戦へ進出。
男子ダブルス1回戦では鈴木貴男(高木工業)ベンヤミン・ベッカー(ドイ
ツ)組が添田豪(ミキプルーン)錦織圭(IMG)組に6−2、7−6で勝った。
男子シングルスでは第1シードのダビド・フェレール(スペイン)が3回戦進
出。女子シングルス2回戦でもビーナス・ウィリアムズ(米国)が快勝した。

■プロ宣言の錦織が練習マッチ 雨天も2900人が来場=テニスのAIGオープン
9月30日20時13分配信 スポーツナビ
10月1日から本戦が開幕するテニスのAIGオープンは30日、東京・
有明コロシアムで前夜祭を行い、29日にプロ転向宣言を行った17歳の
錦織圭(IMG)と世界ランキング8位で、今大会第1シードのダビド・
フェレール(スペイン)の公開練習と1セットマッチが行われた。世界ラ
ンク1位のロジャー・フェデラー(スイス)の欠場で来場者数も心配され
たが、雨のなか2895人が有明に集まった。
事前の発表では、公開練習のみが予定されていたが、フェレールからの提
案により錦織との1セットマッチが実現した。4−4からタイブレーク形
式となる変則ルールで行われた試合は、途中から審判を配置するなど、雰
囲気も真剣勝負さながら。試合には敗れた錦織だが、初めてプレーする有
明コロシアムのセンターコートの感触を確かめた。
また、「こんなに多くの人の前で試合をしたことがなかったので楽しかっ
た。(フェレールとプレーしてみて)ミスも少ないですし、強い選手なの
でやれてよかった」と強豪の力を肌で感じた様子だった。また車いすテニ
スで年間グランドスラムを達成した国枝慎吾と、日本車いすテニス界の“
パイオニア”斎田悟司のエキシビションマッチなどが催された。

■日本男子テニス界“期待の星”錦織圭がプロ転向
9月29日18時3分配信 スポーツナビ
日本男子テニス界の新星、17歳の錦織圭(IMG)は29日、東京・有
明コロシアムでプロ転向会見を行った。会見で錦織は「日本でプロ宣言が
できて嬉しい。フェデラーを目指したい。武器はフォアハンド。観客に喜
んでもらえるプレーをしたい」と語った。
錦織は2003年よりマリア・シャラポワやアンドレ・アガシなどを輩出
した、ニック・ボラテリー テニスアカデミーに留学。そこで着々と力を
付け、今年7月のインディアナポリス選手権では日本男子最年少でベスト
8入りを果たした。現在の世界ランキングは251位(9月14日付)で、
日本人選手では3番目のポジションにいる。
また、錦織はこの日、世界王者のロジャー・フェデラーや2位のラファエ
ル・ナダルなども契約を結んでいるIMGとマネジメント契約を結んだこ
とを発表した。
会見後に行われたAIG OPENの組み合わせ抽選で、錦織の初戦は世界
ランキング141位のザック・フレイシュマン(アメリカ)に決まった。
「知っている選手。チャンスがあると思うので、がんばりたい」と錦織。
初戦に勝利すると2回戦で第3シードのリシャール・ガスケ(フランス)
と対戦する。

■ヘンマン、デビス杯を最後に現役引退へ
8月24日11時17分配信 ロイター
男子テニスの英国人プレーヤー、ティム・ヘンマンは23日、来月に行わ
れる国別対抗戦、デビス杯ワールド・グループ・プレーオフのクロアチア
戦を最後に現役引退すると発表した。来月に33歳になるヘンマンは記者
会見で、以前から悩まされ続けている腰の負傷を引退の理由に挙げ、さら
に、家族との時間を大切にしたいとした。2002年にはキャリア最高の
世界ランク4位にまで上り詰めたヘンマンだったが、今年はツアー3試合
しか勝利しておらず、世界ランクは92位となっていた。ヘンマンは来週
開幕するUSオープンに出場し、1回戦でドミトリー・トゥルスノフ(ロ
シア)と対戦する。

■ダブルスで杉山組が優勝=女子テニス・ロジャーズ杯
8月20日11時31分配信 時事通信
女子テニスのロジャーズ・カップ最終日は19日、カナダのトロントで行わ
れ、ダブルス決勝で第2シードの杉山愛(ワコール)カタリナ・スレボト
ニク(スロベニア)組が、第1シードのカーラ・ブラック(ジンバブエ)
リーゼル・フーバー(南アフリカ)組を破って優勝した。杉山組は6−4、
2−6の後、スーパータイブレークを10−5で制した。杉山は昨年5月のイタ
リア国際選手権で優勝して以来、ダブルスでツアー通算34勝目を挙げた。
スレボトニクとのペアではツアー初制覇。6月の全仏オープン、7月のウィ
ンブルドンでともに決勝へ進みながら優勝を逃していた。

■S・ウィリアムズ、けがでパイロット・ペン欠場へ
8月18日10時14分配信 ロイター
女子テニスの全豪オープン覇者、セリーナ・ウィリアムズ(米国)が親指
負傷のため、来週ニューヘブンで行われるパイロット・ペン・トーナメン
トを欠場することになった。ウィンブルドン選手権出場以来ツアーから遠
ざかっているウィリムズは、今月27日から始まるUSオープンに向けて
のウオーミングアップとして、前哨戦のパイロット・ペン・トーナメント
に出場する予定だった。

■テニスAIGオープンにフェデラー参加
8月17日10時0分配信 日刊スポーツ
日本テニス協会は16日、10月1日開幕の男子世界ツアー公式戦AIG
オープン(東京・有明テニスの森公園)に出場する主な予定選手を発表し
た。男子では昨年に続き、世界1位のフェデラーが来日する。また7月に
日本男子最年少でツアー8強入りを果たした錦織圭も主催者推薦枠で出場
を決めた。女子ではNO・1の杉山愛、昨年準優勝の中村藍子らが予定さ
れている。

■元世界ナンバー1のモレスモ、全米オープン欠場へ
8月17日6時45分配信 ロイター
女子テニスの元世界ランキング1位のアメリ・モレスモ(28)が、今月
27日に開幕する4大大会今季最終戦の全米オープンを欠場することが分
かった。モレスモが16日、自らのウェブサイト(www.ameliemauresmo.fr)
で発表した。現在世界ランキング7位のモレスモは、同サイト上で、ベス
トフォームを取り戻すためには、休む必要があると述べた。モレスモは、
先月行われたフェド杯準決勝のイタリア戦でフランス代表として出場して
以来、試合から遠ざかっている。

■テニスの王子錦織が10月プロデビュー
8月16日10時2分配信 日刊スポーツ
日本男子テニス界の天才少年、錦織圭(にしこり・けい、17=グリーンT
S)が、10月1日開幕のAIGオープン(東京・有明テニスの森公園)で
プロデビューすることが15日、分かった。錦織は現在世界268位。直接
本戦に入るには、世界ランクが足りず、主催者推薦枠での出場となる。錦織
は、日本テニス協会にまだプロ登録をしていない。そのため、現在国内では
アマチュア扱いとなる。この秋に帰国した際にプロ登録をする予定で、協会
の常務理事会で承認されれば同大会がプロデビュー戦となる可能性が高い。
 7月にインディアナポリスで行われたツアー大会で、予選を勝ち上がり、
日本男子最年少でツアー8強入りを果たした。AIGオープンでは17歳9
カ月での出場となり、日本男子としては3番目の年少デビューとなる。初戦
突破すれば最年少勝利となる。現在の日本男子NO・1鈴木貴男とは、世界
ランクで50位差。来週21日に始まる全米の予選を勝ち抜き、本戦で上位
に進出すれば、一気に日本のエースの座も見えてくる。彗星(すいせい)の
ごとく現れた「テニスの王子様」が、日本男子の歴史を変える。

■WSフィナンシャル・グループ・マスターズ、ナダルが途中棄権
8月16日16時36分配信 ロイター
テニスのWSフィナンシャル・グループ・マスターズは15日、男子シン
グルス2回戦を行い、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が途
中棄権した。ナダルはこの日、フアン・モナコ(アルゼンチン)と対戦し
たが、6―7、1―4とした場面で、左前腕のけいれんと目まいを理由に
棄権した。ナダルは試合後、腕のしびれでラケットを握る感覚がまひして
しまったと語った。世界ランク1位で第1シードのロジャー・フェデラー
(スイス)はジュリアン・ベネトー(フランス)を6―3、6―3で下し、
3回戦進出。また、第5シードのニコライ・ダビデンコ(ロシア)、第9
シードのジェームズ・ブレーク(米国)らは勝ち上がったが、第4シード
のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第6シードのフェルナンド・ゴン
ザレス(チリ)、第8シードのリカール・ガスケ(フランス)らが2回戦
で姿を消した。

■ヒンギスとステパネクが破局
8月13日6時7分配信 スポーツニッポン
昨年11月に女子テニスの元世界ランキング1位、マルチナ・ヒンギス(
スイス)と婚約した男子テニス選手のラデク・ステパネク(チェコ)が1
1日、ヒンギスとの婚約解消を明らかにした。マスターズシリーズのモン
トリオール大会準決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたあと、
広報担当者を通じて発表した。破局の理由については語らなかった。

■イーストウエスト・バンク・クラシック、シャラポワが負傷で棄権
8月12日18時58分配信 ロイター
テニスのイーストウエスト・バンク・クラシックで11日、第1シードの
マリア・シャラポワが、左脚の負傷により、第4シードのナディア・ペト
ロワ(ともにロシア)との準決勝を棄権した。シャラポワは記者会見で「
ウォームアップを始めたら、ますます悪くなっていった」とコメント。医
師とトレーナーが2時間にわたる治療を行ったものの、試合に出場できる
までには回復しなかったという。シャラポワは昨年も同様のけがをしてい
る。もう一方の準決勝では、第3シードのアナ・イワノビッチが第2シー
ドのエレナ・ヤンコビッチ(ともにセルビア)と対戦。イワノビッチが4
―6、6―3、7―5とヤンコビッチに逆転勝利した。

■17歳錦織が最年少ツアー8強/テニス
7月28日9時34分配信 日刊スポーツ
<テニス:RCA選手権>◇26日◇米インディアナポリス◇シングルス2回戦
低迷する日本男子テニスに、本物の「テニスの王子様」が現れた。世界3
73位で予選を勝ち上がった錦織圭(にしこり・けい、17=グリーンT
S)が、日本男子史上最年少で世界ツアー公式戦ベスト8進出を決めた。
同83位のミヒャエル・ベラー(27=ドイツ)を6−3、3−6、6−
1のフルセットで下した。日本男子がツアー本戦で8強入りしたのは、7
0年に現行ツアー制度が始まって以来7人目。海外でのツアー8強は、0
1年ハイネケンオープン上海の寺地貴弘以来6年ぶりとなった。
日本が誇る天才少年が、ついに世界のひのき舞台に躍り出た。日本男子が、
なかなかたどり着けないツアー本戦で最年少での8強入り。300位近く
格上相手に、2度目のマッチポイントを決めると「信じられない。すべて
がうまくプレーできた」と、喜びを爆発させた。
先週のロサンゼルスで、予選を勝ち上がり、初めてツアー本戦入りを果た
した。今大会がわずかツアー本戦2戦目。最年少に加えて、日本男子最速
での8強入りとなった。「ベスト8に入るなんて思ってもいなかった」。
甘いマスクの笑顔で、17歳の初々しい表情を輝かせた。
最大の武器はどこからでも決定打をたたき込めるフォアハンド。それを支
えるのが、天性の軽やかなフットワークと柔軟なテクニックだ。13歳か
ら、シャラポワらとともに練習するフロリダのボロテリー・テニスアカデ
ミーに留学し、スーパースターへの道を歩んでいる。
その才能は全世界が注目する。昨年の全仏では、ナダルが仮想フェデラー
として、男子決勝前の練習相手に錦織を指名した。05年ウィンブルドン
で4大大会ジュニアにデビューしたときは、王者フェデラー、全米覇者ロ
ディックの代理人らが顔をそろえた。
準々決勝の相手は、第3シードで世界27位の強豪ツルスノフが相手だ。
もし勝てば、日本男子12年ぶりの4強入り。世界ランクでも一気に日本
男子NO・1に躍り出る。「絶対に世界1位になる」。「テニスの王子様」
が、日本男子の救世主になる日が目の前に迫った。

■サンプラスとサンチェスが殿堂入り
7月15日18時50分配信 ロイター
テニスの4大大会で、歴代最高となる14度の優勝を誇る男子テニスのピ
ート・サンプラス(米国)と、女子テニスで4大大会を4度制したアラン
チャ・サンチェス・ビカリオ(スペイン)が14日、国際テニス連盟の殿
堂入りを果たした。サンプラスは、15年にわたる現役時代に世界ランキ
ング1位の座を286週間キープした。このうち、1996年4月15日
─1998年3月30日まで、その座を明け渡すことはなかった。キャリ
ア通算では、シングルスで64勝を挙げ、うち4大大会ではウィンブルド
ン選手権で7度、全米オープンで5度、全豪オープンで2度制している。
サンチェスは、全仏オープンの女子シングルスで3度優勝、1994年の
全米オープンでは、スペイン人女子選手として初優勝した。4大大会では
そのほか、女子ダブルスで6勝、混合ダブルスで4勝している。

■賞金総額1960万ドルに=全米テニス
7月12日11時31分配信 時事通信
米国テニス協会は11日、今年の全米オープンの賞金総額が史上最高の1960
万ドル(約23億9700万円)になると発表した。前年比100万ドル(約1億22
00万円)の増額。シングルスの優勝賞金は男女とも140万ドル(約1億7100
万円)で、約8.5%引き上げられた。

■元女子世界ランク1位のクライシュテルスが妊娠
7月11日9時31分配信 ロイター
テニスの元女子世界ランキング1位で、今年5月に引退したキム・クライ
シュテルスさん(24、ベルギー)が、第1子を妊娠していることが分か
った。クライシュテルスさんの父レオさんのブログを掲載しているベルギ
ーのスポーツ系ウェブサイト(www.sport.be)が10日に伝えた。レオさ
んは「すべて順調にいけば、キムは来年にも母になり、私は祖父になる。
母乳を与えること以外は、子守も、おむつ交換も、私には問題ない」とコ
メントしている。クライシュテルスさんは、私生活を大事にしたいとして
今年5月に引退したが、ファンは既に復帰を心待ちにしている。

■肩負傷のシャラポワ、フェド杯の米国戦を欠場へ
7月10日11時19分配信 ロイター
女子テニスの世界ランク2位のマリア・シャラポワ(ロシア)が、今週末
に行われる国別対抗戦、フェド杯の準決勝の米国戦を欠場するのが分かっ
た。同国キャプテンのShamil Tarpishchev氏が9日にロイターの取材で、
「彼女(シャラポワ)がけがをしたと言ってきた。だから、彼女はプレー
しない」と語った。シャラポワはウィンブルドン選手権のシングルス4回
戦で、その後に優勝したビーナス・ウィリアムズ(米国)にストレートで
敗北。4月から痛めている肩の負傷に苦しんでいた。シャラポワの代役と
して、世界ランク58位のエレーナ・ベスニナが出場する。前回覇者のロ
シアはまた、世界ランク4位のスベトラーナ・クズネツォワも肩の負傷の
ため、出場が微妙となっている。

■フェド杯日本代表、杉山ら上位3人辞退
7月5日9時47分配信 日刊スポーツ
女子テニスのフェド杯日本代表で、世界ランク上位3人が出場を辞退す
る異常事態が起こった。日本テニス協会は4日、14、15日に愛知・
豊田市で行われるフェド杯世界グループ入れ替え戦対ドイツのメンバー
を発表した。代表のエース杉山愛を筆頭に、世界68位の中村藍子、7
1位の森上亜希子が欠場。森田あゆみ、藤原里華のほか、高雄恵利加、
米村知子が初代表となった。日本の上位3人が出場を辞退するのは過去、
例がない。植田実代表監督の責任問題も問われかねないが、渡辺康二専
務理事は「結果で判断したい。勝てば問題はない」と話した。

■ウィンブルドン、赤色アンダースコート認める
6月29日17時17分配信 ロイター
テニスのウィンブルドン選手権に赤いアンダースコート姿で出場したタチ
アナ・ゴロビン(フランス)に対し、大会の主催者側は「白を基調とする」
との服装規定には違反しないとの判断を下した。19歳のゴロビンは、試
合で赤いアンダースコートを着用したい旨を審判に相談し、許可を得た。
大会主催者の説明によると、アンダースコートは基本的に服装規定の対象
外で、ウエアのすそより上にあるものは、ショーツではなく、アンダース
コートと見なされるという。ゴロビンは試合後の会見で、「赤は強さや自
信を示す色で、わたしは赤いショートパンツに満足している」とコメント
した。

■ウィンブルドン、高い食事にサフィンが不満示す
6月28日19時36分配信 ロイター
テニスのウィンブルドン選手権に出場している男子元世界ランク1位のマラト・
サフィン(ロシア)が、会場での食事の値段の高さに不満をあらわにした。これ
までプロとして1300万ドル以上の賞金を稼いできたサフィンだが、ロシア紙
に対し「ここで長居する気はない」とコメント。メディアの前ではいいことしか
話さない選手も多いとした上で「スパゲティの値段が25ドルもするような場所
はほかにはない」と率直な意見を示した。さらに「1日に300回もみんなのバ
ッグやポケット中を調べることしかしない」と、過剰な警備にも怒りの矛先を向
けた。

■ウィンブルドン、脅威は「裸の侵入者」
6月27日19時31分配信 ロイター
テニスのウィンブルドン選手権の舞台となるセンターコートは長年にわたり、リ
スやハト、ネズミといった「招かねざる客」により白熱した試合が多く中断され
てきた。しかし現在、より大きな脅威として問題視されているのは、裸で乱入す
る人間という。試合の運営事務局は昨年、この脅威を回避するため、観客席とコ
ートの間にフェンスを設置する対応策を検討したという。1957年の男子決勝
では、新しい世界銀行システムの設立を訴えた旗を掲げた女性が、叫びながらコ
ートに乱入。また1996年の男子決勝では、同大会史上初めて裸の女性がコー
トに侵入。これ以降、大会の宣伝効果を悪用した試みが繰り返されている。また、
昨年の女子準々決勝となるマリア・シャラポワ対エレーナ・デメンチェワ戦では、
裸の男が乱入。シャラポワは試合後、「そんなに細かくは見たくなかった」とコ
メントしたものの、男を目撃した複数の女性がその体格の良さに感心していたと
聞くと、「次はちゃんと見るかもしれない」と語ったという。

■V・ズボナレワ、ウィンブルドン選手権欠場へ
6月19日15時29分配信 ロイター
女子テニスで世界ランク19位のベラ・ズボナレワ(ロシア)が、手首のけがで
来週開幕するウィンブルドン選手権を欠場することになった。大会関係者が18
日に明らかにした。代替選手としてアレクサンドラ・ウォズニアク(カナダ)が
出場する。ズボナレワは全仏オープンも欠場している。

■優勝賞金は男女とも70万ポンド=ウィンブルドン・テニス
4月24日23時31分配信 時事通信
【ロンドン24日時事】テニスのウィンブルドン選手権を主催するオール
イングランド・クラブは24日、今年のシングルス優勝賞金を男女とも70
万ポンド(約1億7000万円)とすると発表した。昨年まで男女差があった
が、今年から同額にする方針を示していた。昨年は男子が65万5000ポン
ド、女子は62万5000ポンド。賞金総額は1128万2710ポンド(約26億8000
万円)で、前年比8.7%増となった。

■グラフさんが夫アガシさんに殴られた
4月17日9時44分配信 日刊スポーツ
男子テニスの元世界ランキング1位、アンドレ・アガシさんが、妻で元
世界女王のシュテフィ・グラフさんの顔面をラケットで強打? と言っ
ても、夫婦げんかではありません。15日に米テキサス州ヒューストン
で行われた全米クレーコート選手権のチャリティーイベントでの出来事。
夫妻は手をつないで医師相手にプレーしていたところ、アガシさんが左
手で振り抜いたラケットが妻の唇のあたりを直撃した。グラフさんは、
この医師の手当てを受け3針縫った。心配そうに付き添うアガシさんは
「妻は大丈夫。不幸な事故だった」と周囲を気遣った。

■東レテニス、来年は9月に開催=屋外開催は25回目で初
4月12日16時31分配信 時事通信
女子テニスのツアー大会、東レ・パンパシフィック・オープン(PPO)
の野地俊夫トーナメント・ディレクターは12日、来年の大会が9月16−
21日に東京の屋外コートで開催されることが決まったと発表した。
会場は有明テニスの森公園となる方向で、東レPPOの屋外開催は、1984
年に大会が始まって以来、初めて。89年の第6回大会以降、1月末から2
月初頭の開催が定着していた日程も一変することになった。今回の変更
は女子テニス協会(WTA)が日程再編などを掲げたツアー改革の一環で、
先週、WTAから大会側に連絡があったという。来年の大会は全米オープ
ン後、2週間を挟んで行われる予定で、野地ディレクターは「WTAは東レ
と北京の大会をアジアシリーズの核として考えているようだ」と語った。

■杉山“恋人は17歳”!?…テニス・フェド杯
4月11日8時1分配信 サンケイスポーツ
北京五輪でメダル獲得を狙うテニス女子の杉山愛(31)=ワコール
=の“恋人探し”が本格化する。10日、都内でフェド杯(対フラン
ス、21日開幕)の代表4選手の発表会見が行われ、森田あゆみ(1
7)=キヤノン=が初選出。北京に向け、杉山の“英才教育”が施さ
れることになった。
「彼女の若さを引き出して違った形のダブルスにしたい」と杉山。4
位に終わったアテネ五輪女子複でペアを組んだ浅越しのぶは既に引退。
今大会は国際経験豊かな森下亜希子(27)=ミキハウス、中村藍子
(23)=ニッケ=とのペアリングも含めて流動的なだけに、森田も
「すごくいい経験。杉山さんのプレーから学びたい」とお眼鏡にかな
うように日々精進する決意だ。

■川崎F打倒清水へ「エスをねらえ!」
4月4日6時4分配信 スポーツニッポン
清水に過去1分け4敗と未勝利の川崎Fが、ホームで対戦する15日
へ向け、人気漫画「エースをねらえ!」をもじった「エスをねらえ!」
作戦を展開する。数々のいじめや苦難を乗り越え、一流のテニスプレ
ーヤーへと成長したアニメ版の主人公・岡ひろみの声優を務めた高坂
真琴(57)に協力を依頼。クラブの公式携帯サイトで岡ひろみの声
で「打倒オレンジ!ついに完結よ!」と激励してもらい、さらに試合
1週間前から街宣カーでアナウンスを担当してもらう。前節3月31
日の新潟戦ではアウエー9連敗。7日にG大阪戦、11日にACL全
南戦とアウエーでの厳しい戦いが続くが、勝って勢いをホームに持ち
込む。

■シャラポワ、負傷でフェド杯欠場へ
4月3日10時33分配信 ロイター
女子テニス世界ランク2位のマリア・シャラポワ(ロシア)が、肩と
ひざ裏の負傷のため、来月開催される国別対抗戦「フェド杯」1回戦
のスペイン戦を欠場することが分かった。シャラポワは2日、自身の
公式ウェブサイト(www.mariasharapova.com)で、担当医から5―6
週間の休養が必要だと診断されたと語った。4月21日─22日にモ
スクワで行われる同試合では、シャラポワが初めてロシア代表として
プレーする姿に注目が集まっていた。

■ジャパンOP女子テニスが存続の危機…09年以降削減対象に
3月31日8時0分配信 サンケイスポーツ
国内テニスの秋に開かれているジャパン・オープン(東京・有明テニ
スの森公園)の女子が09年以降存続の危機に直面していることが3
0日、わかった。女子テニス協会ツアーが09年に実施する日程改革
を受けたもので、伊達公子、杉山愛(ワコール)らが優勝し、日本選
手躍進の舞台となった女子大会がツアーの削減対象となっているもよ
うだ。男子の変更はない。女子ツアーはシーズンを短縮する日程変更
を打ち出し、大会数削減が避けられない状況。対象は賞金額の低い大
会とされる。改革案では9月に北京で高額大会を新設、現在は1月に
開かれている東レ・パンパシフィック・オープン(東京)も北京での
大会の前に移る予定。ジャパン・オープンは東レと日程面で近接し、
同一都市開催もネック。賞金総額も現在の17万5000ドルから2
2万5000ドル(約2700万円)に上げることが存続条件の1つ
という。

■北京五輪監督に竹内氏=テニス
3月30日20時2分配信 時事通信
日本テニス協会は30日の理事会、評議員会で、2007〜08年度の強化本
部の体制を承認し、08年北京五輪代表監督に男子デビスカップ監督の
竹内映二氏を起用した。竹内氏は女子の第一人者だった伊達公子さん
を指導した経験がある。アテネ五輪で監督を務めた植田実氏は女子フ
ェドカップ監督に専念する。

■盛田会長が5選 日本テニス協会
3月30日19時49分配信 毎日新聞
日本テニス協会は30日、理事会・評議員会を開き、盛田正明会長(
79)の再選を決めた。盛田会長は5期目で、任期は2年間。また、
強化や普及の資金を確保するため08年度から「ワンコイン募金」の
制度を導入し、全国各地の大会参加者から参加料に加えて1人(ダブ
ルスは1組)につき100円を集めることを決めた。

■シャラポワ、4月にフェド杯初出場へ
3月29日16時24分配信 ロイター
女子テニスの世界ランク2位のマリア・シャラポワ(ロシア)が、来月
に開催される国別対抗戦のフェド杯1回戦のスペイン戦に、ロシア代表
メンバーとして初出場することが分かった。同杯ロシアチーム監督の
Shamil Tarpishchev氏は28日にロイターの取材で「全て合意されてい
る。彼女がけがをしない限り、4月にモスクワで彼女の姿を見ることが
できる」と語った。シャラポワは、世界ランク3位のスベトラーナ・ク
ズネツォワ、同7位のナディア・ペトロワとチームを組むこととなる。

■浅越さん結婚!お相手は会社役員
3月29日6時3分配信 スポーツニッポン
昨季限りで現役を引退した元女子テニスプレーヤーの浅越しのぶさん(3
0)が、4月7日に挙式することが28日、分かった。相手は電子部品製
造会社の役員を務める高島一郎さん(31)で、約2年の交際を経てゴー
ルイン。04年アテネ五輪女子ダブルス4位など、杉山愛(31)ととも
に日本女子テニス界を引っ張った名選手が、コートではなく、人生のパー
トナーを得た。笑顔がトレードマークだった浅越さんらしく、結婚を前に
「明るく楽しい家庭をつくりたい」と理想の家庭像を話した。1歳年上の
高島さんとは、園田学園女大時代に知り合った。同じ兵庫県内にある甲南
大のテニス部にいた高島さんとの友人関係が交際に発展したのは約2年前
だという。高島さんが父親の経営する電子部品製造会社の役員のため「周
りから玉の輿(こし)と言われますけど、全然そんな気はしない」と笑う。
妊娠はしておらず、結婚後もテニスの評論活動やクリニックへの参加など
「これまで通り、仕事をしていきたい」と話した。「彼もテニスをしてい
たので、私のテニスをすごく応援してくれていた」と言う。97年に20
歳でプロに転向。高校が同じだったため「伊達公子2世」と期待されたが、
世界で活躍を始めたのは20代後半と遅咲きだった。ねばり強いテニスが
持ち味で、00年ウィンブルドンで4大大会初勝利。04年の全米で8強
入りし、ダブルスでは06年全豪で4強入りもした。自己最高ランクは0
5年4月の21位。昨年の全米を最後に、すっぱりと引退した。「私がや
るだけやりきったと思えるまで、何年でも待ってくれるような人。引退し
てから花嫁修業をしようと思っていましたが結局、何もできていません」
と浅越さん。「ずっと好きでいてもらえることが一番」というパートナー
を得て、テニスとは違う、幸せそうな笑顔を見せた。

■テニスはシーズンを2週間短縮
3月28日12時6分配信 日刊スポーツ
27日、女子テニス協会(WTA)理事会は現在のツアー日程を見直し、
2009年からは賞金が高額な4大会を中心としてシーズンを2週間、短
縮する案を承認した。最終戦となるツアー選手権を10月中に開催する。
賞金総額400万ドル(約4億4400万円)以上の4大会は、現ツアー
に組み込まれている米国のマイアミ、インディアンウェルズでの2大会に
加え、新たに北京とマドリードで大会を開催する。また、有力選手が明確
な理由なしに大会を欠場する場合は厳しい罰金を科すことも決定した。

■モレスモ、虫垂炎で1カ月の戦線離脱へ
3月19日14時59分配信 ロイター
女子テニスの元世界ランク1位、アメリ・モレスモ(フランス)が、虫
垂炎のために1カ月間ツアーを欠場することが分かった。自身の公式ウ
ェブサイト(www.ameliemauresmo.fr)で明らかにした。
 それによると、モレスモが虫垂炎の手術を受けたのは18日。欧州の
クレーコートシーズンには復帰できるとしている。同選手は19日に米
フロリダ州マイアミで開幕するソニー・エリクソン・オープンに出場す
る予定だったが、腹痛のために出発を延期。検査の結果、手術が必要と
いうことが分かった。

■全仏オープン、全順位の賞金を男女同額に
3月17日11時30分配信 ロイター
フランステニス協会は16日、テニスの4大大会の一つ、全仏オープン
の賞金をすべての順位において男女同額にすると発表した。
 フランステニス協会のクリスチャン・ビーム会長は「昨年は、最初の
ステップとして男女シングルス優勝者の賞金を同額にした。2007年
からはすべての順位において賞金を(男女)同額にする」と話した。
 この結果、男女シングルス優勝者への賞金はそれぞれ100万ユーロ
(1億5000万円)、大会賞金総額は1526万ユーロ(約23億7
000万円)になる予定。

■早大、亜大がプロテニス大会
3月15日20時2分配信 時事通信
 早大と亜大は15日、それぞれ男子のプロテニス大会を主催すると発表
した。どちらもツアーで最下位のフューチャーズ大会だが、大学がプロ
大会を開催するのは日本初という。亜大は「亜大国際オープンテニス」
(19〜25日、亜大日の出キャンパス)、早大は「アディダス・早大フュ
ーチャーズトーナメント」(26日〜4月1日、早大東伏見三神記念コート)
で、賞金総額はともに1万ドル(約117万円)。

■杉山愛の相棒に16歳森田あゆみ
3月6日9時19分配信 日刊スポーツ
 日本女子テニス界に「15歳差ペア」が誕生する。日本のエース杉山
愛(31=ワコール)と最年少プロの森田あゆみ(16=キヤノン)が、
ダブルスで来年の北京五輪出場を目指すことが5日、明らかになった。
5月に岐阜で開催されるツアー下部のチャレンジャー大会カンガルー杯
からペアを結成する。杉山のチャレンジャー大会出場は13年ぶり。夢
のコンビでテニス界88年ぶりのメダルに挑む。
 杉山が、4大会連続の五輪出場に向け、早くも始動する。北京五輪の
ダブルスのペアに森田を抜てき。5月のカンガルー杯から1年をかけ、
メダルを狙えるコンビつくり上げる。コーチで母の芙沙子さん(57)
は「五輪を想定したペア。今から組んでいけば十分に戦えると思う」と
話した。
 ダブルスが一番メダルに近い。アテネ五輪では、浅越しのぶと組みメ
ダルに残り1勝と迫った。しかし、準決勝、3位決定戦と連敗し、84
年ぶりという分厚い歴史の壁に涙をのんだ。その悔しさを、森田とのペ
アで最後の五輪にぶつける。
 05年AIGオープンで1度だけコンビを組んだ。しかし、現時点で
は、まだ森田の実力が杉山に追いつかない。五輪出場、そしてメダルを
狙うには、森田の世界ランク上昇が急務だ。そこで、手始めに杉山がツ
アーから森田の主戦場であるチャレンジャー大会にレベルを落としペア
を組む。
 杉山にとって94年8月の米ノースカロライナ大会以来のチャレンジ
ャー出場。ツアーより低い世界ランクのポイントと賞金しか得られない
ため、通常、杉山クラスの出場はあり得ない。しかし、多くの犠牲を払
ってでも森田を育て上げる決意だ。
 4大大会3勝を誇る杉山が組めば、チャレンジャーの舞台では絶対的
に優位だ。必然的に森田の世界ランクは上昇し、実力がツアーレベルに
なれば杉山と固定ペアも組める。2月の東レPPOでハンチュコバとペ
アを解消したのも、五輪を見据えてのことだった。
 五輪のメダルを花道に、女王の後継者として、森田にすべてを託す。
ペアを組めば、女王学も直接指導できる。「今年から五輪モードに突入。
愛も森田さんとやる気がみなぎっている」(芙沙子さん)。杉山にとっ
て最後の五輪が、早くも5月から始まる。

■<デ杯テニス>日本、2回戦は大阪で開催 4月6〜8日に
2月21日18時3分配信 毎日新聞
日本テニス協会は21日、日本がタイと対戦する男子国別対抗戦・デビス
カップ(デ杯)アジア・オセアニアゾーン1部2回戦の日程を発表した。
4月6〜8日に大阪府門真市のなみはやドームで行われる。勝者は、上位
16カ国によるワールドグループの1回戦敗退チームと、昇格をかけてプ
レーオフを行う。

■フェデラーが10月来日、AIGジャパン・オープン出場へ
2月27日8時33分配信 ロイター
日本テニス協会は26日、男子世界ランク1位のロジャー・フェデラー(
スイス)が、10月に開催されるAIGジャパン・オープンに出場するこ
とが決定したと発表した。フェデラーはこの日に発表された最新ランキン
グで161週連続トップとなり、30年前にジミー・コナーズ(米国)が
作った連続首位の最長記録を更新した。初来日のフェデラーが優勝した昨
年大会は、大会史上最高の7万2000人を越える観客が詰め掛けた。

■IMPUL新体制でFニッポン参戦…クルム完全燃“走”宣言
2月21日8時1分配信 サンケイスポーツ
ミネラルウオーターの輸入会社「アラビアンオアシス」(菅原修一社長)は
20日、モータースポーツのトップチーム、IMPUL(星野一義総監督)
を支援してアラビアンオアシスチーム・IMPULを結成、本山哲(35)
に加え、新たにミハエル・クルム(36)=ドイツ=を迎えて全日本選手権
フォーミュラ・ニッポンに参戦すると発表した。
 クルムは00年の同シリーズ2位の実力者。チームに恵まれず02年から
GT選手権に専念していたが、今季6年ぶりの復帰。「マレーシアのテスト
でアクセルを踏んだ瞬間、600馬力のパワーに、これがボクの世界だと感
じた。元王者の本山さんと競い合いながら、これまで果たせなかった王者を
目指す」と目を輝かせた。発表会には元女子テニス選手で、夫人の伊達公子
さんも出席。「やり残したことがあっては将来、後悔します。GTなどで得
た経験を生かして頑張ってほしい。私もトレーニングなどで協力しています」
とエールを送った。

■杉山がハンチュコバとペア解消
2月1日9時57分配信 日刊スポーツ
<女子テニス:東レ・パンパシフィック・オープン>◇2日目◇1月31日
◇東京体育館
 昨年の全仏ダブルス準優勝の杉山愛(31=ワコール)、ダニエラ・ハン
チュコバ(23=スロバキア)がコンビを解消することが1月31日、決ま
った。杉山のコーチを務める母芙沙子さん(57)が明かした。今大会の初
戦敗退で解消を決めた。この日、杉山はシングルスでは3年ぶりに初戦を突
破。中村藍子(23)は敗退した。
 05年5月からハンチュコバとペアを組んできた杉山だが、さすがに我慢
の限界がきた。初戦負けした1月30日の夜、杉山と芙沙子さんが話し合い
ペア解消を決めた。「愛のためにも、これ以上組むのはいいことではない」
(芙沙子さん)。昨年の全仏準優勝を飾ったペアは約2年で解消となった。
 何度も解散のピンチを乗り越えた。ハンチュコバは基本的にシングルスの
選手。ダブルスの動き方が苦手だ。それでもダブルスは時間をかけて作り上
げていく種目だからこそ耐え、話し合い、引っ張ってきた。しかし、あまり
の進歩の遅さに、さすがの杉山も「もうダメだと思った」とさじを投げた。
 杉山はペアを選ぶのに、プレーとともに人としての相性を重視する。「と
てもいい子だから」と敗戦後もハンチュコバをかばってきた。しかし、多く
の試合をこなすことで調子を上げる杉山はダブルスにも全力投球する。そこ
にハンチュコバとの温度差もあった。2人の歯車は最後までかみ合わなかった。

■国枝が単もV、複との2冠を達成=全豪テニス・車いす
1月27日18時0分配信 時事通信
全豪オープンテニス・車いすの部は27日、オーストラリアのメルボル
ンで男子シングルス決勝を行い、第2シードの国枝慎吾(千葉)が第3
シードのミシェル・エレミアス(フランス)を6−3、3−6、6−4で下
して優勝した。国枝は同ダブルスも制しており、単複2冠を達成した。

■全豪テニスでセリーナ“妨害工作”疑惑
1月27日9時54分配信 日刊スポーツ
【メルボルン=吉松忠弘】27日の女子シングルス決勝でシャラポワ(19)と対戦
する元女王で、世界81位のセリーナ・ウィリアムズ(25=米国)に妨害工作の疑
いがかけられた。準決勝で、セリーナの関係者が時計の表面に太陽光線を反
射させ、対戦相手の目に当てていたという。この日の決勝前日会見で、セリ
ーナは全面否定した。男子決勝はフェデラー(26)とゴンサレス(26)の対戦と
なった。会見は、滑り出しから異様な雰囲気で始まった。疑惑への質問が止
まらない。「いいかげんにしてよ。くだらない。また誰かがでっち上げた話
だわ」。ある記者が畳み掛ける。「だったら、彼に時計を外させたら?」。
ついにセリーナが切れた。「これ以上答えないわ。ばかげてる!」
 疑惑は、準決勝を生放送していた地元放送局で流された。関係者席でセリー
ナの母オラセヌの前に座った若い男性が、試合中、相手のバイディソバの目
に、時計で太陽光線を反射させていたというものだ。彼はセリーナの友人で、
地元のテニスファンだという。とんだハプニングにも、セリーナの決勝への
自信は揺るがない。「何度も言っているけど、私が好調なら負けるわけがな
い」。優勝すれば史上2人目のノーシードからの制覇となる。世界ランクも81
位から15位に急上昇する。「もっともっと高い目標がある。内証だけど」。
セリーナの勢いはどんな妨害でも止まらない。

■晏紫、鄭潔組が敗退/全豪テニス
1月25日12時44分配信 日刊スポーツ
 女子は昨年の全豪、ウィンブルドンを制した晏紫、鄭潔組(中国)
が台湾ペアに敗れる波乱があった。
 男子は第2シードのヨナス・ビョルクマン(スウェーデン)マック
ス・ミルヌイ(ベラルーシ)組が決勝進出を決めた。

■エナン・アーデン離婚
1月24日12時36分配信 日刊スポーツ
女子テニス世界ランキング1位のジュスティーヌ・エナン・アーデン(
ベルギー=24)が24日、2002年に結婚したイブさんと離婚する、
と自身のウェブサイト上で明らかにした。現在開催中の全豪オープンを
欠場したが、2月にパリで行われる大会でツアー復帰するという。

■杉山、北京五輪メダル獲得を花道に引退か
1月24日9時56分配信 日刊スポーツ
【メルボルン23日=吉松忠弘】88年ぶりのメダル獲得を花道に引退
へ。日本女子のエースで世界ランク26位の杉山愛(31=ワコール)
が、08年北京五輪でのメダル獲得を最後に、来季で引退する可能性が
でてきた。全豪テニス・女子ダブルス準々決勝で敗退した後、杉山自身
が明かした。北京五輪に出場すれば、柔道の谷亮子がアテネ五輪で記録
した日本女子最多の五輪4大会連続出場。20年アントワープ五輪で熊
谷一弥が獲得した日本最古のテニスのメダルへ、杉山が16年のプロ人
生をかけて挑戦する。
 新たなモチベーションがわいてきた。五輪への挑戦に火が付いた。杉
山が16年間のプロ人生の幕引きに、五輪の大舞台を加えた。「最後を
どういう形で終われば納得するのかを考えてきた。北京でメダルが可能
なら、それがチャレンジになる」。88年ぶりのメダルを手に引退へ。
杉山が初めて花道へのシナリオを明かした。
 前回のアテネ大会が最後の五輪と決めていた。自己最高のシングルス
8強入り。ダブルスでは浅越しのぶと組んで、メダルに残り1勝と迫っ
た。悔いはなかった。しかし「アテネから2年はあっという間。だった
ら北京までの1年半はすぐだと思う」と、再び五輪が現実の目標に変わ
った。
 今年オーストラリアに入り、心境が変化した。ツアーには、北京五輪
を最後に引退するベテラン選手が多くいた。「そういう終わり方もある
んだと。自分のモチベーションになると思った」。悩んでいた幕引きの
仕方に、大きな影響を受けた。
 杉山は世界で最もタフな選手として知られる。4大大会51回連続出
場は、現役の世界最多。北京五輪の時には33歳になる。近年は1年ご
とに現役か引退か悩んだ。それが今年は年頭からサーブを改良するなど、
心身ともに充実。「トレーニングすれば大丈夫。思ったようなパフォー
マンスを(五輪でも)できる」。ヤワラちゃんが達成した五輪4大会連
続出場になれば、新たな勲章が加わる。
 アテネで4位になったダブルスの方が88年ぶりのメダルに近い。「
五輪を狙って日本選手とツアーで組めればいい」と、現在のハンチュコ
バからペア変更も考慮中だ。「(森田)あゆみちゃんと組むことをもく
ろんでいる」。15歳で全日本を制した天才少女を五輪を契機に後継者
に指名する。輝かしいテニス人生の幕引きが、杉山の中でようやく完成
に近づいた。

■女子テニスのジャパンOPが消滅危機
1月23日9時51分配信 日刊スポーツ
34年の歴史を誇る、女子テニスのジャパンオープン(OP)が消滅の
危機にあることが22日、分かった。WTA(女子テニス協会)関係者
が明かした。世界ツアーを運営統括するWTAは、2〜3年後をめどに
ツアー再編を計画中。大規模な大会にトップ選手を集中させるのが狙い
で、小規模な女子のジャパンOPは整理されるという。
 現在、ジャパンOP前週に開催の韓国オープンは、賞金総額を増大し、
ジャパンOPの週の開催権利を買い存続を図っている。主催の日本テニ
ス協会・渡辺専務理事は「厳しい状況なのは認識している。しかし継続
の意思は持っている」と話す。伊達公子や杉山愛がツアー初優勝を遂げ
た歴史の火が、遠くない日に消えるかもしれない。

■杉山組、準々決勝進出=シャラポワら女子8強決まる−全豪テニス
1月22日18時31分配信 時事通信
テニスの全豪オープン第8日は22日、当地のメルボルン・パークで行われ、
女子ダブルス3回戦で第6シードの杉山愛(ワコール)ダニエラ・ハンチュ
コバ(スロバキア)組が、第10シードのアナベル・メディナガリゲス(スペ
イン)サニア・ミルザ(インド)組に7−6、6−7、6−2で競り勝ち、準々決
勝に進んだ。杉山が全豪のダブルスで8強入りしたのは3年ぶりで、4大大会
では準優勝した昨年の全仏オープン以来。
 女子シングルス4回戦では、第1シードのマリア・シャラポワがベラ・ズボ
ナレワ(ともにロシア)を7−5、6−4で退け、3年連続の準々決勝進出。第4
シードのキム・クライシュテルス(ベルギー)も快勝し、8強が出そろった。
男子シングルス4回戦では第5シードのジェームズ・ブレーク(米国)が敗退した。

■モレスモ、4回戦で敗退=クズネツォワも敗れる−全豪テニス
1月21日16時1分配信 時事通信
テニスの全豪オープン第7日は21日、当地のメルボルン・パークで行われ、
女子シングルス4回戦で、前回優勝の第2シード、アメリ・モレスモ(フラ
ンス)がノーシードのルーシー・サファロバ(チェコ)に4−6、3−6で敗
れた。第3シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)も第16シードの
シャハー・ピアー(イスラエル)に完敗。第7シードのエレーナ・デメンチ
ェワ(ロシア)も姿を消した。ともに19歳のサファロバとピアーは4大大会
初の8強入り。過去2度優勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)は順当に準
々決勝に進んだ。男子シングルス4回戦では連覇を狙う第1シードのロジャ
ー・フェデラー(スイス)が快勝し、4年連続で8強入り。第6シードのアン
ディ・ロディック(米国)はマリオ・アンチッチ(クロアチア)に競り勝った。

■中村、ヒンギスに敗れる/全豪テニス
1月20日11時55分配信 日刊スポーツ
<テニス:全豪オープン>◇6日目◇20日◇メルボルン
・メルボルンパーク◇男女シングルス3回戦
 女子世界ランキング65位の中村藍子(ニッケ)が、センター
コートのロッド・レーバー・アリーナで優勝3度を誇る第6シー
ドのマルチナ・ヒンギス(スイス)に挑んだが、2−6、1−6
のストレートで敗れ、4大大会初のベスト16進出はならなかっ
た。ヒンギスのスピンの効いたショットにスピードを封じられ1
時間2分で屈し、日本勢はシングルスから全員姿を消した。ヒン
ギスは2年連続4回戦進出。女子第1シードのマリア・シャラポ
ワ(ロシア)は第30シードのタチアナ・ガルビン(イタリア)
を6−3、6−1のストレートで破り、3年連続4回戦進出を決
めた。

■中村3回戦へ「理想の展開」/全豪テニス
1月18日11時59分配信 日刊スポーツ
<テニス:全豪オープン>◇4日目◇18日◇メルボルン・メル
ボルンパーク◇シングルス2回戦
 世界65位の中村藍子(23=ニッケ)が、2年連続で3回戦
に進出した。インドのヒロインで05年世界ツアー最優秀新人賞
に輝いたサニア・ミルザ(20)を6−3、6−2のストレート
で下した。中村は緩急を交えた作戦が成功し「理想の展開だった。
1本でも多く返そうとした」とミルザのミスを引き出した。3回
戦では元女王のマルチナ・ヒンギス(スイス)と対戦する。
 初戦で39度の酷暑の中、フラフラになりながら辛勝したマリ
ア・シャラポワ(19=ロシア)は58分で楽勝した。森上亜希
子(27=ミキハウス)はキム・クライシュテルス(ベルギー)
に敗れた。

■シャラポワ熱さでフラフラ/全豪テニス
1月17日10時1分配信 日刊スポーツ
【メルボルン=吉松忠弘】全豪初優勝を狙う世界2位のマリア・
シャラポワ(19=ロシア)が、気温50度の灼熱(しゃくねつ)
コートに苦しんだ。女子シングルス1回戦の同62位カミーユ・
パン(25=フランス)戦は6−3、4−6、9−7のまさかの
辛勝。試合中の気温が39・1度まで上昇し、コート上の温度は
50度を超え、脱水症状にけいれんを併発。「第1シードの初戦
敗退」という大会史上28年ぶりの不名誉は免れたが、試合後は
医師の治療を受けるほど消耗した。この日、屋外コートは猛暑で
7時間以上も試合が中断した。
 シャラポワの白い肩や背中が真っ赤に焼けていた。2時間51
分の熱戦を終えた19歳は、息をするのもつらそうだった。「こ
んな猛暑の中で3時間も試合をしなくちゃならないなんて人間業
じゃないわ」。勝った瞬間も笑顔はなし。恒例の観客への投げキ
スも、顔はこわばったままだった。
 午前9時に21度だった気温が、試合開始の11時には30度
を超えた。シャラポワは第1セットを6−3で簡単に先取した。
しかし、徐々に暑さが襲い掛かり、第2セットを4−6で落とす。
「1時間15分ぐらいで終わらせるはずだった」試合は長期戦に
なった。最終セットも5−0から5オールに追い付かれた。気温
は37度を超えていた。
 6オールの第13ゲーム。シャラポワが「タイブレークじゃな
いの?」とけげんな顔で訴えた。全米をのぞく4大大会の最終セ
ットはタイブレークはなく、6オール以降2ゲーム差がつくまで
続く。そんな基本知識さえ世界2位の頭から抜け落ちていた。勝
利の瞬間の気温は39・1度まで上昇していた。
 不運も重なった。主催者は大会独自のヒートポリシー(猛暑対
策規則)を適用。気温35度以上になった場合、開閉式屋根付き
のセンターコートは屋根を閉めて行われる。しかし、進行中の試
合は例外だった。最後まで屋根を開けて試合をしたシャラポワに
は容赦なく太陽が降り注いだ。
 コート上の気温は50度を超えた。全身の力を込めてボールを
打つシャラポワの消耗は特に激しかった。脱水症状で足がけいれ
んしていたという。医師の治療を受けたため会見場に姿を見せた
のは試合2時間後。「最後は何がどうなったか覚えてない。でも
私は絶対に棄権なんかしない」。外見からは想像できないたくま
しさでシャラポワが発進した。

■杉山が3年ぶり全豪オープン初戦突破
1月16日6時5分配信 スポーツニッポン
テニスの4大大会第1戦、全豪オープンは15日、メルボルンの
メルボルン・パークで開幕し、女子シングルス1回戦で第23シ
ードの杉山愛(31)はソフィア・アルビドソン(22)をスト
レートで下し、3年ぶりに初戦突破。現役最多タイの4大大会5
1連続出場となった杉山は1時間6分で相手を圧倒した。日本男
子で4大大会シングルスに2年ぶりに登場した添田豪(22)は
マリオ・アンチッチ(22)に敗れた。ロジャー・フェデラー(
25)は2連覇へ好スタートを切った。
31歳の杉山が22歳のアルビドソンを一蹴した。31歳はシン
グルスに出場する女子選手の中で5番目の高齢だが、コートで見
せた動きは若かった。「充実したオフを過ごし、体調もいい」と
振り返った通りの快勝だった。4大大会はこれで51連続出場と
なり、元ダブルスパートナーのリホフツェワ(ロシア)と並んで
現役最多記録を更新。13年連続出場となった全豪に向け、オフ
には課題だったサーブの改良に取り組んできた。これまではトス
を上げたあとに後ろ足を前に寄せていたが、新しいサーブはその
動作をなくして、体が前に流れないよう軸を安定させている。も
っとも、この日は11本ものダブルフォールトを犯し「インパク
トの瞬間に、もっと爆発的な力が出せるようにしたい」と反省も
忘れなかった。

■屋外トレセン 東京・北区に完成 選手強化の拠点に
1月11日17時17分配信 毎日新聞
文部科学省を主体に整備が進められているナショナルトレーニン
グセンター(NTC)中核拠点(東京都北区)のうち、屋外トレ
ーニング施設(陸上400メートルトラック)が完成し、10日
から利用が開始された。NTCでは初めての施設。日本の新たな
選手強化拠点として第一歩を踏み出した。スポーツ界では64年
東京五輪の時からNTC設置を求める声があったが、04年アテ
ネ五輪後に具体化した。今後は隣接の国立スポーツ科学センター
(01年開設)と連携し、トップ選手の強化合宿や医科学面の支
援に活用される。日本オリンピック委員会(JOC)の福田富昭
選手強化本部長は「50年来の希望だった。日本で初めてトップ
アスリートの競技力向上のための施設が完成したのは意義深い」
と語った。同施設は多彩な練習や、陸上以外の競技の基礎トレー
ニングにも対応できるよう、6レーンのトラックを屋根で覆い、
フィールド内には3種類の傾斜の走路や、砂の走路を設置。照明
や測定・実験装置用の設備もある。この日は陸上男子短距離・障
害陣が砂の走路で練習。末続慎吾(ミズノ)は「同じ空間で砂浜
と坂でのトレーニングもできたらいいなと思っていた。トレーニ
ング手段が増える」と評価。為末大(APF)も「他の競技の選
手とも交流できるのでは」と期待した。今後、体操、バレーボー
ル、柔道など10競技の専用練習場や研修室などを設けた屋内ト
レーニング施設▽テニスコート▽約250人収容の宿泊施設も、
北京五輪に向けた強化をにらみ、今年末の完成を目指して建設が
進められる。運営は独立行政法人日本スポーツ振興センターが行
うが、競技専用施設などはJOCが委託を受け、選手や競技団体
が使いやすい形で運営を担う方針が決まっている。【石井朗生】

■ダビデンコに罰金120万円 メディバンク国際で暴言
2007.01.12 15:23 - CNN/AP/REUTERS
シドニー――男子プロテニス協会(APT)は11日、世界ラン
ク3位のニコライ・ダビデンコ(ロシア)が、テニスの全豪オー
プンの前哨戦、メディバンク国際について、「取るに足らない大
会」との暴言を吐いたとして、1万ドル(約120万円)の罰金
を科したことを明らかにした。 ダビデンコは10日、男子シング
ルス2回戦でポール・アンリ・マチュー(フランス)と対戦中に
足を負傷し、第1セットを4―6で落として棄権した際に問題の
発言を行った。APT会長は、同大会で欠場・棄権する上位選手
が相次いだことに懸念を示しており、「発言は大会のみならず、
テニスというスポーツの評判を損なうもので罰金は適切」との見
解を示した。これまでに男子シングルスでは世界ランク2位のラ
ファエル・ナダル(スペイン)とパラドーン・スリチャパン(タ
イ)が、女子シングルスではスベトラーナ・クズネツォワとナデ
ィア・ペトロワ(ともにロシア)が、それぞれけがと体調不良で
途中棄権している。また、大会前には、女子世界ランク1位のエ
ナン・アーデン(ベルギー)が「個人的な家庭の事情」で、元優
勝者のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)がふくらはぎ
の故障でそれぞれ欠場を表明するなどしていた。

■エナン・アーデン、全豪オープン欠場へ
1月5日16時17分配信 ロイター
女子テニスの世界ランク1位のジュスティーヌ・エナン・アーデ
ン(ベルギー)が、15日に開幕する4大大会今季第1戦の全豪
オープンを欠場するのが分かった。大会主催者が発表した後、選
手本人も4日、自身の公式ウェブサイトで家庭の事情による欠場
と明らかにした。ベルギー国内のメディアでは、エナンは200
2年11月に結婚した夫のピエール・イブさんと別れると報じて
いる。

■ミスキナ、けがで全豪オープン欠場の可能性
1月1日17時25分配信 ロイター
女子テニスの2004年全仏オープン覇者で世界ランク16位の
アナスタシア・ミスキナ(ロシア)が、つま先のけがの影響で、
15日にメルボルンで開幕する全豪オープンを欠場する可能性が
出てきた。ミスキナは1日、ニュージーランドのオークランドで
行われたASBクラシックの1回戦でヒセラ・ドゥルコ(アルゼ
ンチン)に1―6、7―6、2―6で敗退。第2セット中に治療
を受けたが、終始けががプレーに影響している様子だった。ミス
キナは試合後、治療を受けるためモスクワに戻ると発表。来週行
われるメディバンク国際を欠場する方針を明らかにした。

■ヒンギスがステパネクと婚約 記者会見で公表
女子テニスの元世界ランキング1位で26歳のマルチナ・ヒンギ
ス(スイス)が29日、オーストラリア・ハードコート選手権が
開催されるゴールドコーストで記者会見し、男子テニス選手で世
界ランク8位になったことがある28歳のラデク・ステパネク(
チェコ)と先月婚約していたことを公表した。ヒンギスはダイヤ
モンドの指輪を見せて「幸せよ」と笑顔。先月、プラハでプロポ
ーズされたといい「(指輪をして)スイスで1カ月間歩き回って
誰も何も言わなかったのに、ここですぐに見抜かれるなんて驚き」
と話した。(AP=共同)(了)
[ 共同通信社 2006年12月29日 20:51 ]

■<女子テニス>キリレンコがエントリー 東レ・パンパシ
12月21日18時21分配信 毎日新聞
女子テニスの東レ・パンパシフィックオープン(07年1月30
日開幕)に世界ランク30位のマリア・キリレンコ(ロシア)が
出場することが決まった。キリレンコは05年大会シングルス1
6強、今年は同8強の戦績を残している。大会には、前大会覇者
のエレーナ・デメンチェワ(同)らが既にエントリーしている。

■国体資格違反問題でプロジェクト=日体協
12月20日18時35分配信 時事通信
昨年の第60回国民体育大会(岡山県)成年女子テニスなどに無資
格の選手が出場していた問題で、日本体育協会が参加資格違反の
再発防止に向けたプロジェクトを設置することになり、国体委員
会で20日、報告された。プロジェクトは泉正文国体委員長を座長
に6人で構成。罰則規定も盛り込んだ防止策を今年度中にまとめる
という。また、第59回大会(埼玉県)から第61回大会(兵庫県)
の3大会に、ゴルフでアマチュア資格のない選手が出場していたこ
とも報告された。しかし、ゴルフのプロアマ資格に関するルール
変更の解釈に主因があることから、対応は森喜朗会長と泉国体委
員長に一任することになった。最終更新:12月20日18時35分

■S・ウィリアムズ、来年2月の大会に出場
12月19日13時56分配信 ロイター
女子テニスの元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)
が、来年2月にインドで開催されるバンガロール・オープンに出
場することが分かった。大会主催者が18日に発表した。7度の
4大大会シングルス優勝を誇る25歳のセリーナは、昨年の全豪
オープンで優勝して以降けがなどによる不振が続き、現在は世界
ランク95位まで順位を下げている。

■ダベンポート妊娠!!引退!!
12月15日10時53分配信 日刊スポーツ
女子テニスの元世界ランク1位で、4大大会通算3勝のリンゼイ
・ダベンポート(30=米国)が13日、引退を表明した。今季
のプレーぶりに限界を感じている上、妊娠中であることが分かっ
たため。米スポーツ専門局ESPNの電話取材に対し「私は『引
退』という言葉は嫌いだが、今年は肉体的に厳しいシーズンだっ
た。もう2度とプレーする自分を想像できない」と語った。ダベ
ンポートは、98年全米で4大大会に初優勝。大きな体から繰り
出す強烈なフォアハンドを武器に、ヒンギスやエナン・アーデン
らと名勝負を繰り広げた。一方で、私生活では03年、元全米大
学代表選手のジョナサン・リーチ氏と結婚していた。「テニスか
ら離れることにまったく悲しみを感じない。私の人生は夫と生ま
れてくる子供のためにある」と引き際は鮮やかだった。

■アジア大会=テニス男女混合、日本ペアが銀メダル
12月14日14時43分配信 ロイター
ドーハ・アジア大会は13日、当地で13日目を行い、テニス男
女混合ダブルスの決勝で、日本の岩渕聡、森上亜希子組が、リー
ンダー・パエス、サニア・ミルザ組(インド)に5―7、7―5
、2―6で敗れ、銀メダルとなった。

■小浦GM、強化本部長に=テニス協会
日本テニス協会は5日に開いた常務理事・本部長会議で、来年度
から2年間の組織改編案を承認した。新しい強化本部長には、現
ナショナルチーム・ゼネラルマネジャー(GM)の小浦武志氏が
内定した。(時事通信) - 12月5日19時31分更新

■デビス杯決勝、ロシアが優勝
男子テニスの国別対抗戦デビス杯は3日、当地で決勝最終日のシ
ングルス2試合を行い、2002年の覇者ロシアがアルゼンチン
を対戦成績3勝2敗で下し、通算2度目の優勝を果たした。第1
試合ではダビド・ナルバンディアンがニコライ・ダビデンコに6
―2、6―2、4―6、6―4で勝利。アルゼンチンが対戦成績
を2勝2敗の五分に戻したが、第2試合ではロシアのマラト・サ
フィンがホセ・アカスソを6―3、3―6、6―3、7―6で下
した。(ロイター) - 12月4日8時5分更新

■フェデラー、エキシビションマッチでナダルに勝利
男子テニスの世界ランク1位、ロジャー・フェデラー(スイス)が21日、韓国で
世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)とエキシビションマッチを行い、
6―3、3―6、6―3で勝利した。フェデラーは18日、上海で行われたマ
スターズ・カップ準決勝でナダルを6―4、7―5で下した。
(ロイター) - 11月22日12時9分更新

■テニスのマイケル・チャン氏「中国でテニスコーチに」
新華社電などによると、上海を訪れた男子テニスの元スター選手、マイケル
・チャン氏は21日までに、「将来、中国でコーチを務めたい」と語った。 中国
系米国人で中国で人気の高いチャン氏だが、中国でのコーチ就任に意欲
を示すとともに、なかでも躍進著しい中国の女子選手に注目していると話し
た。「具体的プランはまだない」というが、中国テニス協会とは話し合いを始め
ているという。 FujiSankei Business i. 2006/11/23

■全日本テニス 第2シード高雄が第1シードの中村降し初V
テニスの第81回全日本選手権第7日は18日、東京・有明コロシアムで行われた。女
子シングルス決勝では、19歳の第2シード、高雄恵利加(北日本物産)が、第1シー
ドの中村藍子(ニッケ)を7−6、6−4で降して初優勝。2年ぶりの決勝で中村は再び
優勝を逃した。昨年の毎日選手権を制した高雄はプロ2年目の世界ランキング130
位で、中村は59位。男子シングルス準決勝では、昨年優勝の第2シード・岩渕聡(P
TNコーチング)が、フルセットの末に第7シードの岩見亮(北日本物産)に競り勝った。
第3シードの松井俊英(ミキプルーン)は、01、04年優勝の第5シード、寺地貴弘(ミ
ズノ)をストレートで破って初の決勝進出。混合ダブルスでは、黎明(イカイ)・米村知子
(ワコール)組が、近藤大生(アイシン精機)・新井麻葵(島津製作所)組を降して優勝
した。◇頭脳的な試合運びで初タイトル…19歳の高雄
実績では上回る中村にストレート勝ちした19歳の高雄。第1セット序盤から頭脳的な
試合運びを見せた。ドロップショットやロブを織り交ぜた緩急ある攻めで中村を走らせ、
「打ち負けたくなかった」というタイブレークでは一転して強打で押し切る力強さも見せた。
「守りに入らず、自分から攻めた。うまくいきました」。バック、フォア両サイドから得意のスト
レートを打ち込み、第2セットはクロスショットも面白いように決まった。身長150センチの
小さな体が躍動した。昨年末の高雄のシングルス世界ランキングは315位。現在は13
0位に。転機は、この春だった。「ツアーに出続けることよりも、他にやることがある」(長塚
京子コーチ)と米国遠征を取りやめ、トレーニングに打ち込んだ。精神的に一皮むけ、技
術面ではサーブが安定。サーブで攻めてリズムを作る展開に持ち込めるようになり、戦術
の幅が広がった。「私でもやれるんだ、と自信がついたことが一番大きかった」と振り返る。
一方の中村は「力みがあった」と表情を曇らせたが、うつむくばかりではなかった。「負けた
ということは、まだ課題があるということ。次に生かしたい」と前向きだ。高雄は来年の女子
国別対抗戦・フェド杯代表候補に推薦されることも決まった。日本のエースに成長した
22歳・中村と、発展途上の高雄。世界の強豪と競っていくうえで、2人の今後のさらな
る飛躍が期待されている。【山本亮子】(毎日新聞) - 11月19日9時48分更新

■ウィリアムズ姉妹が反論
女子テニスのスター姉妹、ビーナス・ウィリアムズとセリーナ・ウィリアムズの大会
出場契約不履行を問う訴訟が17日、米フロリダ州ウエストパームビーチで始
まった。二人のプロモーターが起こした訴訟は、2001年に企画された男子
選手との対決に、姉妹の父親リチャード氏が出場を約束しながら契約を履
行しなかったとして損害賠償を求めたもの。マネジメント会社のIMGと契約
する姉妹側は父親にはそのような契約を交わす権限はないなどと反論して
いる。デイリースポーツonlineより

■世界王者フェデラー、来年のデビス杯欠場を表明
男子テニスの世界ランク1位のロジャー・フェデラー(スイス)が、来年
に2月に行われる国別対抗戦のデビス杯1回戦を欠場するのが明らかにな
った。スイス・テニス協会が7日に発表した。スイスは初戦でスペインと
対戦するため、注目されていた世界ランク1位のフェデラーと同2位のラ
ファエル・ナダルの対決は実現しない形となった。欠場の理由は過去2シ
ーズンと同じで、世界ランク1位を維持すること、ツアーに専念すること
を挙げている。(ロイター) - 11月8日16時33分更新

■ボルグ氏、ウィンブルドン優勝ラケットを慈善競売
男子テニスの4大大会11度の優勝を誇る伝説的プレーヤー、ビョルン・
ボルグ氏(50)が、1976年のウィンブルドン選手権で優勝した際に
使用したラケットをチャリティー・オークションに出品し、売上金1万ド
ル(約117万円)を寄付した。スウェーデンのダーゲンス・ニュヘテル
紙が1日に報じた。売上金は乳がん研究のために寄付したという。ボルグ
氏は今年3月、経済的な理由から、5連覇を達成したウィンブルドン選手
権の5個のレプリカ・トロフィーと同大会で使用した2本のラケットを売
却すると発表していたが、その後、売却を取り止めていた。
(ロイター) - 11月2日16時37分更新

■テニス界“祐ちゃん”杉田デビューV宣言
テニス界の「祐ちゃん」が、プロデビュー戦で日本一に挑む。先月、プロ
に転向した男子のホープ、杉田祐一(18=三菱電機)が1日、12日開
幕の全日本テニスの会見で「勝ちたい」と優勝宣言した。杉田は、卓球の
福原愛(18)と同じく早大のトップアスリート入試に合格した逸材。面
接では福原と同席したが「緊張で口もきけなかった」と笑う。早実の斎藤
佑樹投手も同級生となる予定で、テニス界の「祐ちゃん」にも期待が掛か
る。プロのため規約で大学テニスの舞台には立てない。しかし、大学は練
習場所として割り切り、プロに徹して4大大会出場を目指す。「来年には
4大大会予選に出たい」。現在、世界ランクは日本男子で8番目。まずは
全日本優勝を手土産に世界へはばたく。
(日刊スポーツ) - 11月2日9時51分更新

■藍子 天国の母へ贈る準優勝
テニスのAIGジャパン・オープン最終日が8日、東京・有明テニスの森
公園で行われ、女子シングルス決勝で世界ランク89位の中村藍子(22)
は同22位で第1シードのマリオン・バルトリ(22)に6―2、2―6、
2―6で逆転負けした。中村は自身初のツアー大会優勝と、98年の杉山
以来8年ぶりとなる同大会の日本勢優勝を逃した。第1セットは5ゲーム
連取の6―2で圧倒。だが初優勝の重圧は想像以上だった。「第1セット
は無心だったが、ふとわれに返ってしまった」。以降はミスショットを連
発。第2、3セットを2―6と落とし、逆転負け。準備運動中に右太腿が
痛みだすなど、体調も万全でなかった。8月12日に母・登美恵さん(享
年51)が多臓器不全で亡くなった。6歳で登美恵さんにコートに連れて
行ってもらってテニスを始めた。ニッケと所属契約を結べたのも、登美恵
さんが奔走したおかげだった。天国の母へ優勝をささげることはできなか
ったが「準優勝で自信がついた。来年につながる」。22歳。チャンスは
まだまだある。(スポーツニッポン) - 10月9日6時4分更新

■優勝フェデラーが再来日約束
テニスのAIGジャパン・オープン最終日が8日、東京・有明テニスの森
公園で行われ、男子シングルス決勝は世界ランク1位のロジャー・フェデ
ラー(25)が同55位のティム・ヘンマン(32)に6―3、6―3で
ストレート勝ち。日本での初優勝を飾った。優勝を決めたフェデラーは軽
やかに両手を上げた。世界王者は1万3519人の観客に「遠い旅をして
きて良かった。日本の皆さん、ありがとう」と頭を下げた。第1セット、
計5回のサービスゲームで許したのはたった5ポイント。ヘンマンがサー
ブ&ボレーで前に詰めてきても、パッシングショットでポイントを重ねた。
第2セットはバックハンドがさえ主導権を握った。試合後は「ところどこ
ろで彼はいいプレーをした」と、友人でもある相手を気遣う余裕すら見せ
た。来日から10日間、日本を満喫した。9月30日には皇太子さまとダ
ブルスを楽しんだ。盆栽には「繊細で調和的だ」と感心した。レストラン
では1万7000円の値段を1万7000ドルと勘違いして肝をつぶした。
「東京は清潔。リラックスして買い物を楽しめた」と別れを惜しんだ。「
この大会にはチャンピオンとしてまた戻ってきます」。フェデラー旋風は、
秋深まる東京をさわやかに駆け抜けていった。
(スポーツニッポン) - 10月9日6時4分更新

■シャラポワ効果を上回る観客動員 最多記録を更新=テニスジャパンオープン
“シャラポワ旋風”の記録した最多観客動員数が塗り替えられた。テニス
AIGジャパンオープンは8日、全日程を終了し、大会を通じての総入場
者数は過去最多の7万2386人を記録。前日には、人気選手であるマリ
ア・シャラポワ(ロシア)が参加した2004年の5万5871人を上回
り、記録を大きく更新した。今大会は、長きにわたって男子シングルス世
界ナンバーワンの座に君臨しているロジャー・フェデラー(スイス)が初
来日を果たして話題を呼んだ。また、世界ランキング1078位の鈴木貴
男(フリー)が男子シングルスでベスト8に残り、フェデラーと接戦を展
開。女子シングルスでは中村藍子(ニッケ)が準優勝を果たす活躍を見せ、
大会の成功に大きく貢献した。(スポーツナビ) - 10月8日20時0分更新

■徹夜でプレー、終了午前3時24分/テニス
大会4日目に国内スポーツ史上最長記録が刻まれた。降雨の影響で5日午
前10時11分から、屋根付きセンターコートで全8試合を消化。5試合
がフルセットに及んだこともあり、最終戦終了は何と6日午前3時24分。
1990年の男子プロテニス協会(ATP)ツアー開始以来、最も遅い終
了だった。それでも約100人のファンが最後まで観戦。日付をまたいだ
17時間13分に及ぶ熱戦に、選手も観客も疲労困ぱいだった。5日目の
男子準々決勝では鈴木貴男(30=フリー)が世界1位フェデラーに1−
2で敗れたが、最終セットタイブレークに持ち込む大健闘だった。ベッカ
ーのボレーが決まった。その瞬間、17時間13分にも及ぶ長い1日が終
わった。時計の針は午前3時24分を指していた。最後まで試合を見守っ
た約100人の観客が、ようやく腰を上げた。「今日は午前3時すぎまで
ご観戦いただき、本当にありがとうございました。ゲートはあと10分後
に閉めさせていただきます」。会場にアナウンスが響いた。最終試合の開
始が、すでに午前1時36分だった。敗れたノバクは、さすがに疲労の色
を見せた。「こんなに遅くコートに入ったことはなかったよ」。一方、勝
ったベッカーは勝利の喜びも重なったためか元気だった。「前にもドイツ
のリーグで(こんな時間まで)プレーした経験がある」。試合後は観客の
サインに応じる余裕も見せていた。雨が記録的な超ロングラン興行の原因
だった。当初、センターコートは6試合の予定だった。しかし、屋根のな
い屋外コートの進行が中断などで大幅に遅れたため午後6時すぎに、屋外
コートの男子シングルス2試合を、センターコートに追加した。この時点
で計8試合の長期戦が決定。大会関係者は「どんなに遅くなっても消化す
る。背に腹は替えられなかった」。苦渋の決断だった。さらにセンターコ
ートは熱戦につぐ熱戦が続いた。第1試合の森上戦が2時間28分も費や
した。8試合中5試合がフルセットの激戦。第6試合の途中に、最寄りの
ゆりかもめとりんかい線の最終電車のアナウンスが流された。それでも観
客100人以上が残った。観客の1人は「この日を楽しみにチケットを買
った。帰りは始発を待つつもりでした」。午前0時すぎに2試合が残って
いるのを聞きつけて、駆けつけた熱心なファンもいた。テニスの国際大会
やプロ野球で、終了時間が午前0時をすぎた試合は過去にもあった。しか
し、午前3時を超えた大会は例がない。大会5日目の6日は、予定より1
時間早い午前9時から試合開始された。「睡眠時間は2時間ほど。ほとん
ど寝ていません」と大会関係者。4日目終了後、わずか5時間後に大会5
日目が幕を開けた。【吉松忠弘】(日刊スポーツ) - 10月7日9時59分更新

■鈴木が日本男子5年ぶり8強/テニス
鈴木貴男(30=フリー)が日本男子として5年ぶりにツアー8強入りを
決めた。アレクサンダー・バスケ(31=ドイツ)相手に5本のマッチポ
イントをはね返し、6−7、7−6、6−1の大逆転でベスト8に進んだ。
準々決勝では世界王者のフェデラーと対戦する。杉山愛(31)もベスト
8入りを果たした。また2日連続の雨の影響を受け、日程を消化するため
に深夜0時を過ぎても試合が行われた。鈴木が日本男子の意地を見せた。
マッチポイントをはね返すこと5度。逆転で勝利をものにすると「よっし
ゃー!」の叫び声とガッツポーズで締めくくった。自身が記録した01年
ジャパンオープン以来の8強入りを全身で喜んだ。左肩のケガで、今年は
実質9カ月近く戦線離脱した。今大会が復帰第1戦。その大会でブランク
をものともせず勢いに乗った。6日の準々決勝では、王者フェデラーと対
戦する。昨年の全豪2回戦で対戦し、ストレートで敗れたが善戦している。
「今度は自分のホームでやれる。負けるつもりなんかない」。大きな自信
を手にして王者に挑む。(日刊スポーツ) - 10月6日9時47分更新

■鈴木・岩渕組V2へ好発進/テニス
<テニス:AIGジャパン・オープン>◇2日目◇3日◇東京有明テニス
の森公園
昨年、日本男子ペアとしてツアー初優勝を飾った鈴木貴男(30=フリー)
岩渕聡(30=PTNコーチング)組のダブルスが、連覇に向けて好スタ
ートを切った。05年ウィンブルドン覇者のフース、ツアー12回の優勝
を誇るアーサーズ(ともにオーストラリア)のペアをストレートで下した。
岩渕はシングルスも初戦を突破。鈴木、岩渕組がストレートながら、両セ
ットともにタイブレークの接戦を勝ち抜き初戦を突破した。お互いにまっ
たくサーブを落とさない好試合だが、最後は鈴木、岩渕の勢いが上回った。
「(優勝した)この場所で運とかも感じる」(岩渕)。相性のいい有明の
コートで、勝利のガッツポーズで締めくくった。鈴木のケガで、今年1月
の全豪以来のペアだった。しかし、かつてデ杯などで何度も組んだコンビ
は、まったく衰えていなかった。「自分のことをしっかりやれば大丈夫だ
った」(鈴木)。日本が生んだ名コンビが連覇に向けて幸先のいい1勝を
挙げた。(日刊スポーツ) - 10月4日9時36分更新

■フェデラー公開練習に4000人…テニスAIGジャパンオープン
テニスのAIGジャパンオープンで初来日した男子世界ランク1位のロジ
ャー・フェデラー(25)=スイス=が2日、東京・有明コロシアムで練
習を公開した。ウイークデーの大会初日、しかも午前中にもかかわらず、
4000人以上の観客が詰め掛ける人気ぶり。常時4人の警備員がつく厳
戒態勢の中、自らファンに歩み寄ってサインするなど人柄のよさも見せた。
初めての日本には「みな親切で素晴らしい。本場の和食は最高」とリップ
サービス。第1シードで4日の2回戦から登場するが「1戦目からプロら
しくベストを尽くし、最後まで勝ち進みたい」と余裕の笑顔でV宣言した。
また、同夜には都内で行われた「バカラ・アスリーツ・オブ・ザ・イヤー」
に女子フィギュアの荒川静香さん(24)と出席した。
(スポーツ報知) - 10月3日8時2分更新

■幅広い親交を持つフェデラー、コート外の魅力
フェデラーのすごさは、テニスの実力だけではない。テニス男子シングル
スの世界1位に君臨するロジャー・フェデラー(スイス)は2日、都内の
ホテルで行われた第1回「バカラ・アスリーツ・オブ・ザ・イヤー」の表
彰式に出席し、バカラトロフィーと副賞のシャンデリアを授与された。ク
リスタルメーカーのバカラ・パシフィック社が新設した同賞を受賞したの
は、トリノ冬季五輪の女子フィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川
静香、男子テニス世界1位のロジャー・フェデラー、セブン・サミッツ女
性最短登頂記録を持つアナベル・ボンドの3名。スーツをシャープに着こ
なしたフェデラーは「各ジャンルのトップアスリートという共通点がある
が、それぞれが親しみやすさを持っているということも言えると思う。私
は他のスポーツも好きなのだけど、そのジャンルで素敵だと思っているア
スリートに会えることは素晴らしい」と、紳士的に他の受賞者の栄誉を称
えた。今年のテニス全米オープンでは、フェデラーの家族席でタイガー・
ウッズ(米国)が妻とともに観戦する姿が見られた。「以前から会おうと
話していたんだけど、なかなか実現しなかった。それで、タイガーが『全
米オープンの準決勝に勝ったら応援に行く』と言ってくれて、実現したこ
となんだ」と、ゴルフ界の英雄との初対面を振り返ったフェデラーは「今
度は(ゴルフの)メジャーの試合に必ず応援に行くと約束した」のだとい
う。そして、競技ジャンルを超える親交はそれだけではなかった。同じ受
賞者の荒川は「フェデラーさんとお会いするのは初めてだったけど、彼は
ステファン・ランビエール選手(スイス)と2度ほど会ったことがあり、
ランビエール選手がテニスの応援に行ったことがあると言っていました。
競技を超えての親交は良いですよね」と、フェデラーの交友関係の広さに
関心しきりだった。テニスAIGジャパン・オープン(東京有明テニスの
森公園)に出場するフェデラーは、今回が初来日。翌3日には初戦を迎え
る。30日に来日して調整を続けており、この日も午前中にはセンターコ
ートで岩渕聡(PTNコーチング)と試合形式の練習を行った。ツアーで
世界各地を転戦しており、疲労がないわけはないが「新しい都市や町へ行
くことは、毎日できるものではないので、とてもハッピーだ。本場の日本
で食べる寿司、刺身、神戸牛は最高だね。これからの1週間が楽しみだ」
と、笑顔で初来日の感想を語った。コート上での無敵の強さはよく知られ
ているフェデラーだが、コートを離れた部分での紳士ぶりも日本のファン
の心を強くひきつけそうだ。(スポーツナビ) - 10月2日23時40分更新

■フェデラー、岩渕と試合形式の公開練習を行う=テニス・AIGオープン
テニスのAIGジャパン・オープンに出場するため初来日を果たしたロジ
ャー・フェデラー(スイス)が2日、有明コロシアムで練習を公開し、試
合開始1時間前から会場に集まったファンから喝采を浴びた。序盤にウォ
ームアップを終えると、後半は日本の岩渕聡(PTNコーチング)と試合
形式の練習を行った。ボールボーイの準備も整えてセンターコートで行わ
れた状況に、フェデラーは「まるで試合のような雰囲気で、練習なのにポ
イントを決めるとファンは拍手をくれた。素晴らしいね」と満足の表情を
浮かべた。練習後には自らコートサイドのファンに歩み寄ってサインを行
い、練習で使用したタオルなども惜しまずスタンドへ投げ込むサービス精
神を見せた。フェデラーは、24日に地元スイスでデビスカップの欧州予
選プレーオフに出場し、30日に来日。デビスカップ後は、練習を行わず
に完全休養をしていたため、この日の練習には集中して臨んだという。
「練習ではコートやボールの感触をつかむことが大事だが、試合の雰囲気
の中で行うのも非常に大事。コート(の球足)が速いので注意したい。今
日の(相手の)岩渕は良いプレーヤーだし、昨日の添田豪(ミキプルーン)
もそうだが、新しい選手と練習をすると、初めての驚きや発見に出会える」
と、試合形式で行った最終調整を振り返った。
大会は同日に本戦開幕を迎えたが、第1シードのフェデラーの初戦は翌3日。
今季は全仏オープンの決勝で敗れた以外、4大大会はすべて勝ち続けた。向
かうところ敵なしで、今大会も当然のように優勝が期待される。突出した実
力の差からモチベーションの低下を危惧するファンの声もあるが「今回もシ
リアスな姿勢で臨みたい。皆さんもご承知のとおり、今年の4大大会では素
晴らしい成績を残すことができた。プロらしく、そのパフォーマンスをキー
プして、いつものように勝利したい。日本のファンには良いプレーを見ても
らいたい」と、勝者の哲学を身に着けているフェデラーに油断はなさそうだ。
組み合わせについては「最も警戒する相手の名を挙げてほしい」と質問を受
けたものの「実は、まだ見ていないんだ(笑)。初戦の相手がだれになる可
能性があるのかは、聞いているけれど。4大大会でも(ドローに関して)細
かいプランニングはしない」とかわすだけだった。
また、初めて訪れた日本の印象について「とてもファンタスティックだね。
町も人も礼儀正しくて親切だし、これからの1週間でもっと体験したい。ま
た、食べ物や歴史にも発見があればいいと思っている」と興味を示すと、マ
ーケティングの面で注目している中国との比較についても「中国だけでなく、
日本なども含めてアジアは、まだテニスが広がっていく可能性を多く秘めて
いる。僕自身も年に2〜3回はアジアを訪れるようにして、テニスの普及を
盛り上げていきたい」と、テニス界を引っ張るリーダーとしての自覚をのぞ
かせた。稀代の最強テニスプレーヤーが、いよいよ3日から日本で勇姿を披
露する。(スポーツナビ) - 10月2日13時36分更新

■王者フェデラーの初来日が正式決定
日本テニス協会は15日、AIGジャパンオープンの出場選手を発表した。
男子は全米オープンで3連覇を達成したロジャー・フェデラー(スイス)
の初来日が正式に決定。今年の全豪オープンで決勝に進出した21歳のマ
ルコス・バグダティス(キプロス)、19歳のアンドルー・マリー(英国)
ら新鋭も顔をそろえた。(毎日新聞) - 9月15日19時48分更新

■無資格選手、国体に出場させる=福井県協会が虚偽の予選記録−テニス
2005年10月に開催された岡山国体の成年女子テニスで、福井県テニス協会が、
参加要件の県予選に出場していない女子2選手を出場させていたことが14日、
分かった。県テニス協会は、県予選の記録も偽造していた。福井県は2選手
を含む3人が出場したテニス成年女子で準優勝、テニス競技の女子総合では
優勝した。県体育協会などによると、同年4、6月の県予選に、2選手は大学
の都合などで不参加だった。「2人の実力は抜きんでており、国体に出場し
ないと勝ち残れない」と危惧(きぐ)した県テニス協会は7月に急きょ選考
会を開催したが、2選手は出場しなかった。このため、当時の副理事長ら強
化委員は、2選手が選考会に参加し、1位と2位だったとする虚偽の記録を作
成。北信越ブロック大会と国体に2選手を参加させた。虚偽の記録はチェッ
クされなかったという。国体終了後の11月、日本テニス協会に内部告発があ
ったことから問題が発覚。当時の理事長と(62)と副理事長(53)は責任を
取り辞任した。当時の理事長は「ルールをないがしろにし、全国のテニスフ
ァンに申し訳ない。何も知らずに国体に参加した選手2人にも謝罪したい」と
話した。日本テニス協会は、県テニス協会に今後3年間、県予選の記録を報告
するように指示した。(時事通信) - 9月14日17時31分更新

■全米テニス シャラポワ初優勝 - スポーツ  9月10日(日)11時17分〜14時3分
女子シングルス決勝は、第3シードのマリア・シャラポワ(ロシア)が全仏
オープン優勝の第2シード、ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)
を6−4、6−4のストレートで下し初優勝した。2004年ウィンブルド
ン選手権以来、2度目の4大大会制覇。ロシア選手が全米女王となるのはス
ベトラーナ・クズネツォワ以来2年ぶりで2人目。(日刊スポーツ)

■ヒンギスが出場表明=東レ・テニス
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン(来年1月−2月、東京体
育館)の主催者は5日、元世界ランキング1位のマルチナ・ヒンギス(スイ
ス)から出場表明が届いたと発表した。この大会で4度優勝し、ツアーに復
帰した今年も準優勝したヒンギスは「今年の大会では変わらぬ熱い声援に
本当に感激した。2007年大会にはもちろん、出場したいと思っている」と
メッセージを寄せた。(時事通信) - 9月5日15時31分更新

■元王者のアガシ、涙で現役引退
テニスの全米オープン男子シングルス3回戦は3日、今大会限りでの引退を表明
していたアンドレ・アガシ(米国)が予選会から勝ち上がったベンヤミン・ベッ
カー(ドイツ)に敗れ、21年にわたる現役生活に終止符を打った。アガシは、
4大大会で8度の優勝を含むキャリア通算60タイトルを獲得。1999年には
生涯グランドスラム(4大大会全制覇)を達成するなど、数々の功績を打ち立て
てきた。試合後、満員のスタンドからはアガシを称えるスタンディングオベーシ
ョンが湧き上がった。感極まったアガシは涙ぐみながら、お決まりのキスとおじ
ぎで声援に応え、惜しまれつつコートを後にした。
(ロイター) - 9月4日14時51分更新

■シャラポワ水着カレンダーが人気
全米テニスの会場で販売されている2007年用のシャラポワ水着カレ
ンダーが大人気だ。昨年、スポーツ専門誌の「スポーツ・イラストレー
テッド」が初めて手がけ、今年のカレンダーで、シャラポワは水着を披
露。07年用も、バージョンアップしたビキニ姿を惜しげもなく披露し
ている。会場では、3ドル高い16ドルの全米価格ながら「驚くほど売
れている」とスタッフは話していた。
(日刊スポーツ) - 8月31日10時14分更新

■全米テニスで自動ライン判定装置
【ニューヨーク28日=吉松忠弘】テニス界に改革が起きる。この日、
開幕の全米オープンで、4大大会では初めて「ホークアイ」と呼ばれる
自動ライン判定装置が導入される。英国企業が軍事目的で開発したミサ
イル誘導システムを応用したもので、1コートに数台のビデオカメラを
設置。その映像をコンピュータ分析することで、瞬時にコンピューター
グラフィックス(CG)でボールの落下地点を表示する。2週間で、経
費は1コート約2000万円弱と高額だ。選手は、審判の判定に不服な
時に1セット2回まで、このシステムを利用できる。コートに設置され
た巨大モニターにCGで球の弾道が映し出され、判定の正誤に選手も観
客も一喜一憂。誤審防止だけでなく、エンターテインメント性でも注目だ。
(日刊スポーツ) - 8月29日10時7分更新

■中国人選手が初の4大大会シード入り
米テニス協会(USTA)は22日、今月28日に開幕する全米オープ
ンテニス男女シングルスのシード選手を発表。女子シングルスでは、李
娜(中国=24)が第24シードに、鄭潔(中国=23)が第29シー
ドに入った。中国人選手が4大大会でシード入りしたのは、2人が初め
て。李は、今年のウィンブルドン選手権女子シングルスで準々決勝に進
出、鄭は、今年の全豪オープンとウィンブルドン選手権の女子ダブルス
で優勝している。2人の現世界ランキング(シングルス)は、李が25
位、鄭が30位。中国は、7月にフェド杯・ワールドグループ1部入れ
替え戦でドイツを破って初の世界グループ1部昇格を果たすなど、著し
い台頭が注目されている。(ロイター) - 8月23日17時13分更新

■TMSシンシナティ、フェデラーがまさかの2回戦敗退
男子テニス、マスターズ・シリーズのシンシナティ大会は16日、当地
でシングルス2回戦を行い、世界ランク1位で第1シードのロジャー・
フェデラー(スイス)が新鋭アンディ・マレー(英国)に5―7、4―
6のストレートで敗れる波乱があった。これにより、フェデラーの大会
連続決勝進出記録は「17」でストップした。第2シードのラファエル
・ナダル(スペイン)は、李亨沢(韓国)に6―4、6―3のストレー
ト勝利。このほか、第4シードのイワン・リュビチッチ(クロアチア)、
第7シードのトミー・ロブレド(スペイン)、第9シードのアンディ・ロ
ディック(米国)らは勝ち上がったが、第3シードのダビド・ナルバン
ディアン(アルゼンチン)、第6シードのジェームス・ブレーク(米国)
らは敗れた。(ロイター) - 8月17日16時30分更新

■柳川、男子団体でV3…全国高校総体
全国高校総体第4日 (4日・大阪長居陸上競技場ほか) テニスは男
子団体で柳川(福岡)が3年連続24度目の栄冠、女子団体は長尾谷
(大阪)が初優勝を飾った。剣道の女子団体では筑紫台(福岡)が初の
栄冠に輝き、同個人は原口理恵子(長崎・西陵)が制した。
【男子】▽団体 柳川(福岡)2―1長尾谷(大阪)
【女子】▽団体 長尾谷(大阪)2―0宮崎商(宮崎)
◆エース踏んばり宿敵下す
春の選抜決勝の再現となったテニスの男子団体決勝で、柳川が雪辱を果
たした。猛暑のなか、準決勝からの厳しい消耗戦。「3時間ゲーム」を
覚悟していた柳川が凱歌(がいか)を上げた。
シングルスで1勝、ダブルスを落とし、勝負はエース対決の第1シング
ルスに持ち込まれた。長尾谷・伊藤に先行されたものの、2年生エース
片山が踏ん張った。粘り抜いて2セットを連取して逆転勝ち。
選抜大会で大接戦を演じた両チームだが、技術面ではやや長尾谷に分が
あった。柳川の本田監督は「長いゲームになるほどうちに有利になる。
ミーティングで『3時間は戦おう』と確認していました」。
“夏に強い柳川”の面目躍如の3連覇だった。
ふるさと情報  九州スポーツ  九州発  YOMIURI ONLINE(読売新聞)

■<毎日テニス>男子・関口、女子・藤井ら本戦出場へ
第85回毎日テニス選手権は30日、東京・昭和の森テニスクラブで一
般地区・昭和の森大会の男女シングルス、ダブルスの決勝があった。男
子シングルスは関口亮、女子シングルスは藤井琴美が優勝。男子ダブル
スは秋本恭幸・長岐祐良組、女子ダブルスは亀谷志奈子児玉夏子組が制
し、8月21日からの本戦への出場権を獲得。

■斎田、国枝組が優勝=ウィンブルドン車いすの部
テニスのウィンブルドン選手権車いすの部(ダブルス)は9日、当地で
決勝を行い、2004年アテネ・パラリンピック金メダルの斎田悟司、国枝
慎吾(千葉)組がミシェル・ジェレミアス(フランス)、ジェヤント・
ミストリー(英国)組を7−5、6−2で破って優勝した。
(時事通信) - 7月10日0時0分更新

■<ウィンブルドン>シャラポワの“かけ声”、ますます磨き
テニスの4大大会今季第3戦、ウィンブルドン選手権で2年ぶりの優勝
を目指し快進撃を続けるシャラポワ。プレー中に上げる“かけ声”にも
ますます磨きがかかってきた。この声の大きさを英タイムズ紙が取り上
げた。それによると、彼女がショットを打つ際の甲高い声は最大101.
2デシベル。ロンドンの地下鉄(90デシベル)や、削岩機(100デ
シベル)より大きいという。「彼女より騒々しいのは、ヘリコプターの
離陸時や、騒々しいナイトクラブ(いずれも110デシベル)ぐらい」
と同紙。大会のアラン・ミルズ前レフェリーは「気にいらない。若い選
手は声を出すようコーチされている」とおかんむり。4回戦で対戦した
デメンチェワ(ロシア)も試合後、「個人的には少し大きすぎると思う。
あれが彼女の戦い方なのだろうけど、レフェリーが止めるべきだ」と語
った。もっとも当のシャラポワは「プレーを始めた時からこれが私の戦
い方。これからも変える気はない」と動じる気配はみじんもない。
【山科武司】(毎日新聞) - 7月6日18時10分更新

■ナブラチロワ今季で引退へ ダブルスで勝ち進む
女子テニスのマルチナ・ナブラチロワ(米国)が4日、今季を最後に競
技生活から身を引くと明らかにした。10月で50歳となる同選手は「
肉体的にはまだあと5年はできると思うが、そうしたいとは思わない」
と述べた。ナブラチロワは四大大会のシングルスで18度、女子ダブル
スで31度、混合ダブルスで9度の優勝を遂げている名選手。1994
年に一度は現役を引退したが、2000年にダブルス選手として復帰し、
04年には一時シングルスにも出場した。今年のウィンブルドン選手権
では女子と混合のダブルスで勝ち進んでいる。
(共同通信) - 7月5日10時17分更新

■カラタンチェバの提訴棄却 女子テニスで処分確定
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は3日、女子テニスのセシル・カラタン
チェバ(ブルガリア)の提訴を棄却し、ドーピング(薬物使用)違反に
よる2年間の出場停止が確定したと発表した。同選手は昨年の全仏オー
プンと、東京での競技外検査で筋肉増強剤のナンドロロンが検出された。
しかし陽性反応は当時妊娠していたことと、摂取した栄養補助食品の影
響などとして処分の取り消しを求めていた。同選手は違反が見つかった
全仏で、15歳でベスト8に進出したが、この成績は抹消される。妊娠
についてはその後、流産したと説明している。
(共同通信) - 7月4日11時14分更新

■女王ビーナスが負けた/ウィンブルドン
女子シングルス3回戦で昨年優勝のビーナス・ウィリアムズ(米国)は
6−7、6−4、4−6で第26シードのエレナ・ヤンコビッチ(セル
ビア・モンテネグロ)に敗れた。第1シードのアメリ・モレスモ(フラ
ンス)は予選勝ち上がりのニコル・プラット(オーストラリア)を6−
1、6−2で下し、2年ぶりのタイトル奪回を目指すマリア・シャラポ
ワ(ロシア)も4回戦へ進んだ。男子シングルス3回戦でも第3シード
のアンディ・ロディック(米国)が19歳のアンドルー・マリー(英国)
にストレート負けする波乱があり、第5シードのイワン・リュビチッチ
(クロアチア)も敗れた。第6シードのレイトン・ヒューイット(オー
ストラリア)はベスト16入りした。2日は休養日で、3日から後半戦
に入る。(日刊スポーツ) - 7月2日9時57分更新

■杉山、ヒンギス撃破し16強入り「勝った瞬間は夢心地」
【ウィンブルドン=夕刊フジ特電】杉山、ヒンギス破る!! テニスの
ウィンブルドン選手権第5日は30日、当地のオールイングランド・ク
ラブで行われ、女子シングルス3回戦で第18シードの杉山愛(ワコー
ル)が元世界ランキング1位の第12シード、マルチナ・ヒンギス(ス
イス)を7−5、3−6、6−4で破った。杉山は、8強入りした04
年以来2年ぶりの4回戦進出。ヒンギスは5年ぶりに出場した今大会で
16強入りを逃した。
 「テニスの聖地」と呼ばれるウィブルドンのセンターコート。杉山は、
元女王の繰り出す正確なストロークを追い、芝のコートを懸命に走り回
った。観客の注目は、やはり、今季カムバックしたヒンギス。声援も圧
倒的にヒンギス寄りだったが、驚異的な粘りで応戦する杉山選手に対し
ても、次第に拍手が増した。最後はヒンギスのショットがラインを割っ
て終了。満面の笑みで手を振る杉山選手をスタンドは総立ちでたたえた。
 5日で31歳を迎える杉山が、25歳のヒンギスと対戦するのは5年
ぶり。過去1勝6敗で、10年前の1996年アトランタ五輪で勝った
後は5連敗と歯が立たなかった。しかし、この日は違った。第1セット
を7−5で先取した後。第2セットはヒンギスの巧みなロブやドロップ
ショットに翻弄(ほんろう)されて3−6で失った。
 そして第3セット。立ち上がりこそ0−3と先行されたものの、「バ
ナナを食べて体力の回復を図り、攻める気持ちを持つよう心掛けた」と
いう第4ゲームから4ゲーム連取して逆転、6−4で押し切った。「勝
った瞬間は夢心地。本当にうれしかった。ウィンブルドンのセンターコ
ートはテニス選手だったら誰もが目指すところ。そこでヒンギスのよう
な偉大な選手に勝てて、これ以上のことはない。前に出ることでリズム
が生まれ、自分のプレーができた。次の試合も自信を持って臨みたい」
と杉山。センターコートでの日本選手の勝利は1996年の女子シング
ルス準々決勝で伊達公子がマリー・ピエルス(フランス)を破って以来
10年ぶり。杉山のショットに苦しんだヒンギスはいらだちを募らせ、
ボールをコートにたたきつける場面も。「きょうの杉山はミスもなく、
本当に弱点がなかった。ベースラインで安定した試合運びで、バックハ
ンドのストレートが強烈だった」と振り返った。このほか、女子シング
ルス3回戦では、第2シードのキム・クライシュテルス(ベルギー)、
ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)らが16強入りした。
(夕刊フジ) - 7月1日17時2分更新

■<ウィンブルドン>女子複で日本勢は1回戦敗退
テニスのウィンブルドン選手権第4日は29日、ロンドン郊外のオール
イングランド・クラブで行われ、女子ダブルス1回戦で全仏オープン準
優勝の杉山愛(ワコール)ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)組は
ヤルミラ・ガイドソバ(スロバキア)アシュリー・ハークルロード(米
国)組に3―6、4―6で敗れた。森上亜希子(ミキハウス)中村藍子(ニッケ)組と浅越しのぶ(NEC)カタリナ・スレボトニク(スロベ
ニア)組も敗退し、女子ダブルスで日本勢は1回戦で姿を消した。
 男子シングルス2回戦では全仏オープンを制した第2シードのラファ
エル・ナダル(スペイン)、第3シードのアンディ・ロディック(米国
)、全米オープン後の引退を表明したアンドレ・アガシ(米国)らが勝
った。女子シングルスは2連覇を狙うビーナス・ウィリアムズ(米国)
が6―7、7―5、6―2でリサ・レイモンド(米国)に逆転勝ち。第
1シードのアメリ・モレスモ(フランス)、第4シードのマリア・シャ
ラポワ(ロシア)も3回戦に進んだ。(毎日新聞)-6月30日13時34分更新

■杉山、ストレートで森上下す…3回戦はヒンギスと
【ウィンブルドン(英)=若水浩】テニスのウィンブルドン選手権第3
日は28日、オールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス2
回戦で、第18シードの杉山愛(ワコール)は森上亜希子(ミキハウス
)に6―2、7―5で快勝した。2年ぶり進出の3回戦では、マルチナ
・ヒンギス(スイス)と対戦する。浅越しのぶ(NEC)はタマリネ・
タナスガーン(タイ)と対戦。第1セットを3―6で失い、第2セット
5―5の場面で日没のためで順延となった。1回戦に登場した上位シー
ド組では、マリア・シャラポワ(ロシア)、ビーナス・ウィリアムズ(
米)らが、順当に勝ち上がった。2回戦を迎えた全仏王者のジュスティ
ーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)、キム・クライシュテルス(ベル
ギー)も、3回戦に進んだ。(読売新聞) - 6月29日10時56分更新

■<ウィンブルドン>日本女子、3人が2回戦へ
【ウィンブルドン山科武司】テニスの4大大会今季第3戦、ウィンブル
ドン選手権第2日は27日、当地のオールイングランド・クラブで男女
シングルス1回戦が行われた。日本勢の女子シングルスは、前日の雨で
中断していた試合を引き続き行った第18シードの杉山愛(ワコール)、
森上亜希子(ミキハウス)が、ともに勝利。2人は28日の2回戦で対
戦する。世界ランキング110位の浅越しのぶ(NEC)も第17シー
ドのマリア・キリレンコ(ロシア)を破って2回戦に進んだが、中村藍
子(ニッケ)はエカテリーナ・ビシュコワ(ロシア)に敗れた。第12
シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)はこの大会6年ぶりの勝利。
 男子で4連覇を目指すロジャー・フェデラー(スイス)はストレート
勝ちで芝のコートでの連勝を「42」とし、ビヨルン・ボルグ(スウェ
ーデン)の最多連勝記録を塗り替えた。
 ▽中村藍子 (第2セットを奪うも初戦敗退)クレーの全仏から芝の
大会にすぐに転戦して、フットワークがクレーのまま。芝コートに対応
していなかった。(森上と組む)ダブルスに集中します。
 ▽森上亜希子 (26日の雨は)恵みの雨だった。コーチに「ゲーム
を楽しもうよ」と言われ気持ちが入った。次の対戦相手の杉山選手は人
間としても選手としても尊敬する人。でもやるからには勝ちたい。
 ◇3年ぶりの勝利、泣き出した浅越
 キリレンコの返球がネットにかかり、ウィンブルドンでの3年ぶりの
勝利が決まった瞬間、浅越は天を仰ぎ、やがて泣き出した。「久しぶり
に勝てた。今日みたいなプレーがまだできるんだ」
 泣くのも無理はない。今季まだ3勝しか挙げておらず、最後の白星は
3月。以後5大会連続で初戦敗退。昨季は自己最高の21位まで上がっ
た世界ランクは、今では110位に落ちた。
 持ち味の積極的なプレーが影を潜め、女子テニスの高速化にも対応し
切れていない現状に、「いつも最高のプレーでないと勝てない」。
 全仏敗退後、「職業を間違えたかも」と落ち込んだ。自分を見つめ直
そうと帰国し、伊豆に一人でこもった。ラケットも手にしなかった。1
週間もテニスから離れると、プレーしたがっている自分に気づいた。
「やはりテニスしかない」。リフレッシュして臨んだ今大会初戦。第1
セットを簡単に奪った。第2セットの第2ゲームを2度のデュースをし
のいでキープし「あれで自信がついた」。最後はタイブレークにもつれ
込んだが、一気に押し込んだ。
 浅越は「とりあえず、どん底から帰って来れた」と笑顔を隠さなかっ
た。「ランクの目標など持ちません。1試合ずつ、自分のプレーをする
だけです」。28日が30歳の誕生日。この勝利は、再び前へ歩み出し
た自身への最高のプレゼントになった。【山科武司】
 ○…世界ランク21位の杉山が、同517位のカバデーの強打に苦し
みながらも2回戦に進出。
 第1セットを6―4で奪ったが、第2セット途中からカバデーの球の
勢いに押され、ミスが目立ちだした。第4ゲームをブレークされると第
5ゲームもデュースを10回繰り返しながらも奪うことはできなかった。
 今年の全仏2回戦で杉山は世界ランク142位の格下選手に雨天中断
の後、逆転負けした。「あの時は勝ちを意識して硬くなってしまった」
と杉山。今回は「1ポイントずつ取ることに集中した」。丁寧に左右に
球を散らして第7ゲームをブレークバック。最後はスタミナ切れのカバ
デーに、実力の差を見せつけた。(毎日新聞) - 6月28日12時36分更新

■アガシ、全米後の引退発表 男子テニスの元世界1位
男子テニスの元世界ランキング1位で4大大会全制覇を果たしたアンド
レ・アガシ(米国)が24日、当地で記者会見し、ことしの全米オープ
ン(8月28日開幕)を最後に現役を引退すると発表した。4月に36
歳になったアガシは「今回がわたしにとって最後のウィンブルドンで、
全米オープンが最後の大会となる」と述べた。アガシはツアー通算60
勝。1999年の全仏オープンを制して、男子で史上5人目の4大大会
全制覇を成し遂げた。(共同通信) - 6月24日22時14分更新

■イーストボーン国際、決勝はアーデン対ミスキナ
女子テニスのイーストボーン国際は23日、シングルス準決勝を行い、
全仏オープン女王で第3シードのジュスティーヌ・エナン・アーデンが
第2シードのキム・クライシュテルス(ともにベルギー)を6―3、5
―7、6―1で下し、決勝進出を決めた。もう一方の準決勝はロシア勢
対決となり、第5シードのアナスタシア・ミスキナが第4シードのスベ
トラーナ・クズネツォワを6―4、2―6、6―4でやぶった。
(ロイター) - 6月24日16時30分更新

■ウィンブルドン選手権、第1シードはフェデラーとモーレスモ
テニスの4大大会、ウィンブルドン選手権は21日、男女シード選手を
発表。第1シードに、男子は大会4連覇を狙う世界ランク1位のロジャ
ー・フェデラー(スイス)、女子はアメリー・モーレスモ(フランス)
が選出された。全仏オープンで2連覇を飾ったクレーコート覇者のラフ
ァエル・ナダル(スペイン)が、2年連続決勝進出のアンディ・ロディ
ック(米国)をおさえ、第2シードに選ばれた。ウィンブルドン選手権
は今月26日に開幕する。(ロイター) - 6月22日14時7分更新

■ダベンポート、ウィンブルドン選手権欠場
女子テニスの元世界ランク1位のリンゼイ・ダベンポート(米国)が1
9日、背中負傷のため、今月26日に開幕するウィンブルドン選手権を
欠場することが分かった。ダベンポート(米国)は同負傷のため、3月
からツアーを離れており、全仏オープンも欠場していた。このほか、セ
リーナ・ウィリアムズ(米国)もひざ負傷のため、欠場する。
(ロイター) - 6月20日15時25分更新

■ステラ・アルトワ選手権、ヒューイットが大会V4
男子テニスのステラ・アルトワ選手権は18日、シングルス決勝を行い、
第8シードのレイトン・ヒューイット(オーストラリア)が第5シード
のジェームス・ブレーク(米国)を6―4、6―4で下し、2002年
以来大会4度目の優勝を飾った。今大会4度の優勝は、ジョン・マッケ
ンローとボリス・ベッカーに並ぶ歴代3人目。けがに悩まされ続けてき
たヒューイットだったが、17カ月ぶりの優勝を手にした。
(ロイター) - 6月19日13時45分更新

■杉山と森田は3回戦敗退 テニスのDFSクラシック
女子テニスのDFSクラシックは15日、英国のバーミンガムで行われ、
シングルス3回戦で第5シードの杉山愛(ワコール)はマラ・サンタン
ジェロ(イタリア)に6−7、4−6で敗れた。森田あゆみ(フリー)
も第6シードのマリオン・バルトリ(フランス)に4−6、7−5、2
−6で敗れた。(共同)(共同通信) - 6月15日22時13分更新

■全仏オープンJr、錦織が複で初優勝
テニス4大大会の今季第2戦、全仏オープン・ジュニアは10日、当地
のローランギャロスで男子ダブルス決勝を行い、錦織圭、エミリアノ・
マサ(アルゼンチン)組がアルトゥル・チェルノフ、ワレリー・ルドネ
フ(ロシア)組を2―6、6―1、6―2で下し、初優勝を飾った。
日本の男子選手が4大大会のジュニアを制したのは初の快挙。16歳の
期待の新星、錦織は今大会、シングルスでは8強入りを果たした。
(ロイター) - 6月11日14時21分更新

■杉山組 全豪Vペア下し決勝進出
テニスの全仏オープン第13日は9日、パリのローランギャロスで女子
ダブルス準決勝で杉山愛(30)ダニエラ・ハンチュコバ(23)組が
今年の全豪Vの晏紫(21)鄭潔(23)組を2―1で振り切った。杉
山の4大大会女子ダブルスの決勝進出は04年ウィンブルドン以来、7
大会ぶり7度目。また男子シングルス準決勝では第1シードのロジャー
・フェデラー(24)が相手選手の途中棄権により、自身初の決勝進出
を決めた。(パリ・山口奈緒美通信員)
杉山とハンチュコバのペアが定着してから1年で、ついに4大大会決勝
にたどりついた。「やっと本当の意味でダブルスらしくなってきた」と
杉山。01年から固定の晏・鄭組は今年の全豪を制覇した実力派だが、
この日の杉山組はよく耐えた。
杉山のコーチで母の芙沙子さんは「プレーのオプションはこちらのほう
が多い。臨機応変にいろいろなことをして、相手のリズムを崩していけ
ば大丈夫」と話したが、その作戦をコートで見事に実践した。相手の堅
い守りに対してむきにならず、ベースラインからの大胆な攻めにも冷静
に対処。第1セットを6―3で奪うと、第2セットこそ逆襲を許したが、
最終セットは第1ゲームをいきなりブレーク。一気に流れを引き寄せた。
崩れやすいハンチュコバにしつこくボールが集められたが、我慢した。
「ダニエラのネットの動きも良くなっている」と杉山が語っていた通り、
チーム力は確実にアップした。03年ウィンブルドン以来、杉山にとっ
て4度目の頂点へ、あと1勝。熟成されたペアの自信は、最高潮に達し
ている。
(スポーツニッポン) - 6月10日6時5分更新

■全仏オープン女子複、杉山組が準決勝進出
テニス4大大会の今季第2戦、全仏オープンは7日、当地のローラン
ギャロスで女子ダブルス準々決勝を行い、第5シードのダニエラ・ハ
ンチュコバ(スロバキア)、杉山愛組が第2シードのカーラ・ブラッ
ク(ジンバブエ)、レネ・スタブス(オーストラリア)組を6―1、
7―6で下し、準決勝進出を決めた。このほか、第1シードのリサ・
レイモンド(米国)、サマンサ・ストサー(オーストラリア)組も4
強入りを決めた。(ロイター) - 6月8日10時26分更新

■錦織が単複とも準々決勝へ=全仏テニス・ジュニア
テニスの全仏オープン・ジュニアは7日、当地のローランギャロスで行
われ、男子シングルス3回戦で錦織圭(グリーンTS)はミカル・コネチ
ニ(チェコ)を6−4、6−3のストレートで破り、準々決勝に進出した。
錦織はエミリアノ・マッサ(アルゼンチン)と組んでのダブルスでも2
回戦を突破し、準々決勝に勝ち進んだ。
◇自分のテニスを
錦織圭 最初はリードされ自分の動きができなかったが、だんだん良く
なった。次の相手(ルーマニア選手)は左利きでストロークも良いが、
とにかく自分のテニスができれば。目標は優勝。
(時事通信) - 6月8日1時31分更新

■全仏オープン女子、ヒンギス準決勝進出ならず
テニス4大大会の今季第2戦、全仏オープンは6日、当地のローランギ
ャロスで女子シングルス準々決勝を行い、元世界ランク1位で第12シ
ードのマルチナ・ヒンギス(スイス)が第2シードのキム・クライシュ
テルス(ベルギー)に6―7、1―6で敗れた。第5シードのジュステ
ィーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)は第13シードのアンナ・レナ
・グローネフェルド(ドイツ)に7―5、6―2で勝利し、準決勝進出。
このほか、第8シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)、第1
6シードのニコル・バイディソバ(チェコ)らが4強入りした。
(ロイター) - 6月7日11時0分更新

■杉山組、逆転でベスト8 全仏テニス第9日
テニスの全仏オープン第9日は5日、当地のローランギャロスで行われ、
女子ダブルス3回戦で第5シードの杉山愛(ワコール)ダニエラ・ハン
チュコバ(スロバキア)組は1−6、7−6、6−2でマリオン・バル
トリ(フランス)シャハー・ピアー(イスラエル)組に逆転勝ちし、4
大大会では昨年のウィンブルドン選手権以来となるベスト8入りを果た
した。準々決勝は第2シードのカーラ・ブラック(ジンバブエ)レネ・
スタブス(オーストラリア)組と対戦する。男子シングルス4回戦では
2連覇を目指すラファエル・ナダル(スペイン)が元世界ランキング1
位のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)に勝ち、8強入り。ナ
ダルのクレーコートの最多連勝記録は「57」に伸びた。
(共同通信) - 6月6日8時59分更新

■森田、1回戦敗退=全仏テニス・ジュニア
【パリ4日時事】テニスの全仏オープン・ジュニアは4日、当地のローラ
ンギャロスで行われ、女子シングルス1回戦で第6シードの森田あゆみ
(フリー)はタミラ・パシェク(オーストリア)に3−6、3−6で敗れた。
16歳の森田は昨年の全仏ジュニアで4強、今年の全豪ジュニアでも4強入
りした。(時事通信) - 6月5日12時31分更新

■ナダル、クレーコートの連勝56に伸ばす…全仏テニス
【パリ=若水浩】テニスの全仏オープン第7日は3日、パリのローラン
ギャロスで行われ、男子シングルス3回戦で、連覇を狙う第2シードの
ラファエル・ナダル(スペイン)が、ポールアンリ・マチュー(仏)を
5―7、6―4、6―4、6―4で下した。クレーコートでの連勝記録
を56に更新し、20歳の誕生日を飾った。
(読売新聞) - 6月4日4時14分更新

■実施競技見直しを検討へ 全国中学校体育大会
日本中学校体育連盟(日本中体連)が主催する全国中学校体育大会(全
中)で新たにテニスなどの導入を視野に入れた実施競技の見直しを検討
していることが2日、分かった。日本中体連の部活動調査で、全中の実
施競技からは外れてるテニスのほか、ラグビー、弓道、空手などを部活
動として実施している学校数が多いことが判明。北海道−九州までの全
国9つのブロック持ち回りの全中開催で3巡目が終わる2010年を区
切りとして、翌11年から競技の増減などを判断するという。
(共同通信) - 6月2日21時3分更新

■女子テニスの小畑が引退 4大大会などで活躍
女子テニスで4大大会で活躍した小畑沙織(28)=ヨネックス=が引
退したことが1日、分かった。右ひざなど多くの故障が重なり、満足な
プレーができないと判断した。引退後の進路は未定。札幌市出身の小畑
は1997年にプロ転向。左ききでカウンターショットを武器に、98
年と2002年の全日本選手権女子シングルスを制覇。ツアー大会では
03年タシケント・オープンで準優勝。4大大会は04年全豪オープン
など2度、3回戦に進み、世界ランキングは39位が最高だった。04
年アテネ五輪代表にも選ばれた。だが故障に苦しみ、ことし3月を最後
に試合に出場していなかった。(共同通信) - 6月1日11時23分更新

■元テニスプレーヤー・平木理化さんが勤務先の同僚と結婚
テニスの97年全仏オープン混合ダブルスで優勝した平木理化(34)
が結婚していたことが29日、分かった。お相手は勤務先のNTTコミ
ュニケーションズで同僚の木下昇さん(35)。今年から交際を始め3
月末に入籍。今月28日、東京・明治神宮でテニスの関係者も招いて挙
式した。2人は現在、全仏オープンが開かれているフランスへ新婚旅行
に出ている。木下さんは都内の老舗ふぐ料理店経営者の長男で、スポー
ツマンタイプ。周囲は「感じの良い生粋の江戸っ子」と評している。
■平木 理化(ひらき・りか)
1971(昭和46)年12月6日、レバノン・ベイルート生まれ、34
歳。6歳でテニスを始める。青学大出身。ユニバーシアードで金2、銀5
個を獲得。97年全仏混合複でマヘシュ・ブパシ(インド)と組んで優勝した。

■TBS木村アナ元プロテニス選手と結婚
TBSの木村郁美アナウンサー(33)が、元プロテニスプレーヤーの
スポーツマネジメント会社「スカンヂナビア」社長、杉沢修一氏(38)
と結婚したことが22日、分かった。木村アナが、19日に婚姻届を提
出したことをファクスで発表した。秋に挙式予定という。スピード結婚
だった。関係者によると、2人は1月に、共通の知人のパーティーで出
会い、交際をスタート。2月には互いの家族とともに、都内のレストラ
ンで結納を行ったという。妊娠はしていない。木村アナは「とても自然
な流れで今回の運びとなりました。心から尊敬し、信頼できる人と出会
えたことは私の大きな財産です」と喜びを表現。「これからは二人三脚
でゆったりと、でも、着実に一歩一歩助け合いながら楽しく歩を進めて
いくつもりです」とつづっている。木村アナは現在、情報番組「2時ピ
タッ!」(月〜金曜午後2時)の司会を務めている。多忙なため、ハネ
ムーンもめどが立たない状態だが、関係者は「ワインを飲んだり、食べ
ることが好きな2人だから、デートの場所はレストランが中心だったよ
うだ。ハネムーンもワインがおいしい国かも」とみている。
[2006年5月23日8時47分 紙面から]日刊スポーツコム

■TMSハンブルグ,ブレークが3回戦敗退
男子テニスのマスターズ・シリーズのハンブルグ大会は18日,当地で
シングルス3回戦を行い,第5シードのジェームス・ブレーク(米国)
が第12シードのマリオ・アンチッチ(クロアチア)に6―4,5―7,
6―7で逆転負けする波乱があった。このほか,第4シードのニコライ
・ダビデンコ(ロシア),第8シードのトミー・ロブレド(スペイン)
らは準々決勝へ勝ち上がった。(ロイター) - 5月19日12時31分更新

■イタリア国際選手権,杉山ら日本勢が敗退
テニスのイタリア国際選手権は17日,当地で女子シングルス2回戦を
行い,第18シードの杉山愛はアナベル・メディナ(スペイン)に2―
6,6―4,4―6で敗れた。このほか日本勢は,森上亜希子が第2シ
ードのキム・クライシュテルス(ベルギー)に,中村藍子が第11シー
ドのアンナ・レナ・グローネフェルド(ドイツ)に敗れた。第5シード
のエレーナ・デメンティエワ(ロシア),第6シードのパティ・シュナ
イダー(スイス),第10シードのアナスタシア・ミスキナ(ロシア)
らは勝ち上がった。(ロイター) - 5月18日11時1分更新

■TMSハンブルグ、ブレークが初戦突破・フェデラーとナダルは欠場
男子テニスのマスターズ・シリーズのハンブルグ大会は15日、当地で
シングルス1回戦を行い、第5シードのジェームス・ブレーク(米国)
がカルロス・モヤ(スペイン)に6―3、3―6、7―5で競り勝った。
第8シードのトミー・ロブレド(スペイン)、第12シードのマリオ・
アンチッチ(クロアチア)らは勝ち上がったが、第10シードのギレル
モ・コリア(アルゼンチン)、第11シードのトマス・ヨハンソン(ス
ウェーデン)らは敗れた。このほか、昨年大会優勝者で世界ランク1位
のロジャー・フェデラー(スイス)と前週のTMSローマ大会で優勝し
た同ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)らが疲労を理由に欠
場した。(ロイター) - 5月16日13時32分更新

■カタール・トータル・ドイツ・オープン、ヒンギスが準々決勝進出
テニスのカタール・トータル・ドイツ・オープンは11日、女子シング
ルス3回戦を行い、元世界ランク1位のマルチナ・ヒンギス(スイス)
が第5シードのエレーナ・デメンティエワ(ロシア)に6―3、6―2
で快勝し、準々決勝進出を決めた。大会3度目の優勝を目指す世界ラン
ク1位で第1シードのアメリー・モーレスモ(フランス)はアナ・チャ
クエタゼ(ロシア)に6―4、6―2に勝利。準々決勝で、ヒンギスと
の対戦が決定した。このほか、第2シードのナディア・ペトロワ(ロシ
ア)、第3シードのジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)、
第4シードのパティ・シュナイダー(スイス)、第6シードのスベトラ
ーナ・クズネツォワ(ロシア)らが勝ち上がった。
(ロイター) - 5月12日10時37分更新

■アガシが6月のステラアルトワ選手権で復帰
現在、背中の負傷で欠場している男子テニス元世界ランク1位のアンド
レ・アガシ(米国=36)が、6月に開催されるステラアルトワ選手権
で3カ月ぶりに復帰することが分かった。大会主催者が1日に明らかに
した。アガシは3月のナスダック100オープンを同個所の負傷により
棄権した。(ロイター) - 5月2日11時15分更新

■16年夏季五輪、東京が正式に立候補表明
2016年の夏季五輪招致を目指す東京都は28日、横山洋吉副知事と
熊野順祥東京オリンピック招致本部長が東京・渋谷の日本体育協会を訪
れ、日本オリンピック委員会(JOC)の林務副会長に五輪招致の立候
補意思表明書を提出した。石原慎太郎都知事も同日の定例会見で「東京
ならではと評価される周到な準備計画を立てる」と意気込みを表した。
メーン会場は晴海埠頭(ふとう)、選手村は同有明テニスの森付近に建
設する計画。その半径10キロ以内でほとんどの競技が行われ、一部競
技は他県の施設を利用する。詳細概要は5月下旬にも発表される。
JOCはこの日で立候補意思表明を締め切った。国内候補地は24日に
意思表明書を提出している福岡市と東京都の2都市で、招致レースがい
よいよ本格化する。候補都市は6月30日までに開催概要計画書をJO
Cに提出し、8月30日に国内候補地が決定する。
(日刊スポーツ) - 4月28日18時34分更新

■元全仏オープン覇者のコスタ、現役引退へ
男子テニスの2002年全仏オープン覇者、アルベルト・コスタ(スペ
イン=30)が21日、来週のバルセロナ・オープンを最後に現役を引
退すると発表した。コスタは記者会見で、「現役を退く決断をした。目
標や夢が全てかなった」とコメント。今後は家族と過ごす時間を大切に
したいと話し、将来、何らかの形でテニス界に貢献したいと語った。
(ロイター) - 4月24日9時17分更新

■マルティネスが現役引退=女子テニス
女子テニスのコンチタ・マルティネス(スペイン)が15日、現役引退を
発表した。1988年にプロデビューし、シングルスでツアー通算33勝。94
年のウィンブルドン選手権では、スペイン人女子として、唯一のシング
ルス優勝を飾った。16日が34歳の誕生日。

■杉山「みんなで勝利を」 フェド杯スイス戦で抱負
女子テニスの国別対抗戦、フェド杯ワールドグループ2部1回戦のスイ
ス戦(22、23日・東京有明コロシアム)に出場する日本代表4選手
が20日、会場で会見し、2年ぶりに代表に復帰した杉山愛(ワコール)
は「体調、精神面とも状態がいい。みんなで勝利を勝ち取り、喜びを分
かち合いたい」と抱負を語った。スイスはマルチナ・ヒンギスらのトッ
プは出場せず、世界ランキング233位の16歳、ティメア・バシンス
キーら4人全員がジュニア。格下相手となるが、森上亜希子(ミキハウ
ス)は「相手は向かってくるはず。油断せず、自分たちのベストのテニ
スをしたい」と話した。(共同通信) - 4月20日16時43分更新

■ウィンブルドンのテニス博物館が新装オープン
テニスの聖地として知られる英国のウィンブルドンでは6月26日の選
手権開幕に先駆けて、テニス博物館の展示を一新し、12日新装オープ
ンした。新装後の博物館には今までの古臭いイメージを一掃し、ハイテ
ク技術を駆使した展示が登場した。目玉となっているのが1970年後
半に活躍し、コート上での自由奔放な振舞いでウィンブルドン大会関係
者を悩ませながらも、3回の優勝を果たした。ジョン・マッケンローに
関する展示。1980年当時の男子ロッカールームが再現され、そこに
最新の射影技術により、実物大のマッケンローの幻影が登場し、ウィン
ブルドンの思い出を語るという仕掛けになっている。また2004年に
女子シングルスで優勝を果たしたマリア・シャラポワ選手の試合を収め
た3D映画も、もう一つの目玉で、最新技術により1回戦で対戦したス
ペインのビベス選手との試合をシャラポワの心臓やラケット、靴の視点
から追うことができる。また、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデ
ラー、ヴィーナス・ウィリアムス、アンディ・マレー選手らのテニスウ
ェアも見ることができるという。(ロイター) - 4月13日15時16分更新

■ウィンブルドン審判制服、129年ぶり一新
今のデザイン「やぼったい」【ロンドン=蔭山実】テニスの四大大会、
英ウィンブルドン選手権の審判用ユニホームのデザインが同選手権百二
十九年の歴史で初めて一新されることになった。大会を主催するオール
イングランド・クラブがポロ・ラルフ・ローレンと五年間のパートナー
シップ契約を結び、六月下旬開幕の今大会から新デザインのユニホーム
を導入する。華麗な一流選手とも張り合うデザインが期待されている。
 ウィンブルドン選手権では現在、審判員三百三十五人、ボールボーイ
とボールガール計二百二十人が試合を支えている。だが、ユニホームは
伝統的に緑色のジャケットやベージュ色のスラックスといったデザイン
で、事務員のようなイメージが「やぼったい」との不評を招いていたと
いう。英紙タイムズによると、ある女性審判が選手権会場に向かう途中、
スーパーマーケットに立ち寄ったところ、買い物客に店員と間違われ、
「ソーセージはどこにあるのか」と真顔で尋ねられたこともあったそう
だ。新デザインは、ジャケットは濃紺に白の縁取り、シャツは青と白の
縦じまといったデザインとの見方がもっぱらだ。ポロ・ラルフ・ローレ
ンは「これまでも英国の伝統ある上流階級の衣装デザインに刺激されて
きた」と話し、歴史ある大会に参画できて感激しているという。
(産経新聞) - 4月8日17時33分更新

■全仏テニス、男女優勝賞金を同額に
【ロンドン3日時事】フランス・テニス連盟は3日、今年の全仏オープン
のシングルス優勝者の賞金を男女とも同額に設定することを明らかにし
た。同オープンは昨年まで男子の優勝賞金が女子を上回っていたが、今
年は格差を解消し、男女とも94万ユーロ(約1億3400万円)になる。4大
大会では既に全米オープン、全豪オープンで男女の優勝賞金が同額。男
子を優遇しているのは、ウィンブルドン選手権だけとなった。
(時事通信) - 4月4日10時1分更新

■女子最新世界トップ10ランキング
女子テニス協会(WTA)が発表した女子テニス選手の最新世界トップ10ランキング。
1.アメリー・モーレスモ(フランス).......1440ポイント
2.マリア・シャラポワ(ロシア).........1174
3.ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー).1054
4.マルチナ・ヒンギス(スイス)......... 760
5.エレーナ・デメンティエワ(ロシア)...... 715
6.ナディア・ペトロワ(ロシア)......... 686
7.スヴェトラナ・クズネツォワ(ロシア)..... 682
8.キム・クライシュテルス(ベルギー)...... 501
9.アナスタシア・ミスキナ(ロシア)....... 393
10.パティ・シュナイダー(スイス)........ 390
(ロイター) - 4月4日13時4分更新

■男子ATPチャンピオンズレース
プロテニス協会(ATP)が発表した男子テニスのチャンピオンズレース。
1.ロジャー・フェデラー(スイス).......492ポイント
2.イワン・リュビチッチ(クロアチア).....225
3.マルコス・バグダティス(キプロス).....186
4.ジェームス・ブレーク(米国)........185
5.トミー・ハース(ドイツ)..........159
6.ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)..150
7.ニコライ・ダビデンコ(ロシア).......125
8.ラフェエル・ナダル(スペイン).......124
9.ヤルコ・ニエミネン(フィンランド).....116
10.マリオ・アンチッチ(クロアチア)......114
(ロイター) - 4月3日14時4分更新

■デビス杯代表に岩渕ら決まる
日本テニス協会は28日、男子国別対抗戦デビスカップのアジア・オセ
アニアゾーン1部2回戦、タイ戦の日本代表を発表した。昨年の全日本
選手権を制した岩渕聡、同準優勝の添田豪と、松井俊英、本村剛一の4
人で、1回戦と同じ顔ぶれ。タイに勝つと、世界の上位16カ国で構成
するワールドグループとの入れ替え戦に進む。
(毎日新聞) - 3月28日19時41分更新

■ナスダック100オープンで杉山4回戦へ、ヒンギスは敗退
男女テニスのナスダック100オープンは26日、当地で女子シングル
ス3回戦を行い、第21シードの杉山愛が第15シードのエレーナ・リ
ホフツェワ(ロシア)を3―6、7―5、6―0の逆転で下し、4回戦
進出を決めた。現役復帰した元世界女王のマルチナ・ヒンギス(スイス)
は接戦の末、第12シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に
6―3、1―6、6―7で惜敗した。世界ランク1位で第1シードのア
メリー・モーレスモ(フランス)、第4シードのマリア・シャラポワ、
第5シードのナディア・ペトロワ、第10シードのアナスタシア・ミス
キナ(すべてロシア)らは勝ち上がった。
(ロイター) - 3月27日14時14分更新

■ビデオ判定、初導入で好評=テニス
プロテニスツアーのナスダック・オープンが22日、米フロリダ州キービ
スケーンで開幕し、ビデオ判定が導入された。男女を通じプロツアーで
ビデオ判定を用いたのは初めて。選手、大会関係者にはおおむね好評だ
った。今回、ビデオ判定が用いられたのはセンターコートで行われた試
合のみ。女子シングルス1回戦のジャミア・ジャクソン(米国)−アシュ
リー・ハークルロード(米国)戦でライン際の微妙な判定に対し、双方
各2度、計4度のビデオによる検証が選手側から要求された。このうち1度、
審判のコールが覆された。4大大会では、8月にニューヨークで開幕する
全米オープンからビデオ判定が導入される。
(時事通信) - 3月23日12時31分更新

■ダベンポート、腰の負傷でナスダック100オープンを欠場
女子テニスの世界ランク5位、リンゼイ・ダベンポート(米国)が21
日、腰の負傷のため、今週開催されるナスダック100オープンを欠場
するのが分かった。ダベンポートは先週のパシフィック・ライフ・オー
プンで腰を痛め、回復に努めたが、間に合わなかったという。
大会は22日に開幕する。(ロイター) - 3月22日12時25分更新

■パシフィック・ライフ・オープン、フェデラーが3連覇
男女テニスのパシフィック・ライフ・オープンは19日、当地で男子シ
ングルス決勝を行い、世界ランク1位で第1シードのロジャー・フェデ
ラー(スイス)が第12シードのジェームス・ブレーク(米国)を7―
5、6―3、6―0で下し、優勝。スイス出身の男子選手では初の大会
3連覇を飾った。フェデラーは今年に入り、シングルス成績を22勝1
敗と伸ばした。(ロイター) - 3月20日10時4分更新

■男子ATPチャンピオンズレース
プロテニス協会(ATP)が発表した男子テニスのチャンピオンズレース。
1.ロジャー・フェデラー(スイス).......392ポイント
2.マルコス・バグダティス(キプロス).....179
3.ジェームス・ブレーク(米国)........160
4.イワン・リュビチッチ(クロアチア).....155
5.トミー・ハース(ドイツ)..........152
6.ラフェエル・ナダル(スペイン).......123
7.ニコライ・ダビデンコ(ロシア).......110
8.ヤルコ・ニエミネン(フィンランド).....109
9.ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)..105
10.ニコラス・キーファー(ドイツ)....... 94
(ロイター) - 3月20日16時54分更新

■女子最新世界トップ10ランキング
女子テニス協会(WTA)が発表した女子テニス選手の最新世界トップ10ランキング。
1.アメリー・モーレスモ(フランス).......3511ポイント
2.キム・クライシュテルス(ベルギー)......3290
3.ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー).2944
4.マリア・シャラポワ(ロシア).........2753
5.リンゼイ・ダベンポート(米国)........2524
6.マリー・ピエルス(フランス).........2436
7.ナディア・ペトロワ(ロシア).........2160
8.エレーナ・デメンティエワ(ロシア)......2125
9.パティ・シュナイダー(スイス)........1900
10.ビーナス・ウィリアムズ(米国)........1492
(ロイター) - 3月20日16時54分更新

■シャラポワ、ヒンギス下す=テニス
テニスのパシフィックライフ・オープンは17日、米カリフォルニア州イ
ンディアンウェルズで女子シングルス準決勝を行い、第3シードのマリア
・シャラポワ(ロシア)がマルチナ・ヒンギス(スイス)を6−3、6−3
で破り、決勝に進んだ。両選手は今季3度目の対戦で、シャラポワが1敗
後に連勝となった。シャラポワは決勝で同じロシアのエレーナ・デメンチ
ェワと対戦する。(時事通信) - 3月18日13時0分更新

■杉山が4回戦へ=女子テニスのパシフィックライフ・オープン
テニスのパシフィックライフ・オープンは13日、米カリフォルニア州イ
ンディアンウェルズで行われ、女子シングルス3回戦で杉山愛(ワコー
ル)がルチエ・サファロバ(チェコ)を6−3、7−5で下し、4回戦に進ん
だ。中村藍子(ニッケ)は第1シードのジュスティーヌ・エナン・アーデ
ン(ベルギー)に0−6、0−6で完敗した。同ダブルス1回戦では浅越しの
ぶ、リサ・マクシェイ組(NEC、オーストラリア)が晏紫、鄭潔組(中国)
に敗れた。(時事通信) - 3月14日11時30分更新

■荒川凱旋!生しーちゃん見た〜い
トリノ五輪フィギュアスケート女子シングルで、日本人史上初の金メダ
ルを獲得した荒川静香(24)=プリンスホテル=が4日、東京・有明
コロシアム特設アイスリンクで行われたアイスショー「シアターオンア
イス」に五輪メダリストらとともに出演、五輪後初の滑りを披露した。
凱旋ショーには、満員となる9800人のファンが集結。チケットの追
加発売もするなど“クールビューティー”は、大人気ぶりを見せつけた。
有明に「しーちゃんフィーバー」が吹き荒れた。史上初の金メダルから
9日。“世界の荒川”をひと目見ようと、開場時には、隣接する有明テ
ニスの森公園内の道から観客があふれ出し、最寄り駅に通じる歩道橋ま
で1キロ以上に及ぶ大行列で膨れ上がった。予想以上の人気に、当初は
発売する予定がなかった最上段のА席(5250円)400席分を追加
発売。前日までにSS席(15750円)、S席(10500円)はす
でに完売し、収容1万人をほぼ埋め尽くす9800人が押し寄せた。
 2時間のショーではVIP待遇も受けた。男子シングルのプルシェン
コ(ロシア)らトリノの金メダリストを従え、16組中、トリを務めた。
エキシビションで着けた青のコスチュームで登場。代名詞のイナバウア
ーを披露すると、ひときわ大きな拍手が巻き起こった。「万全の状態で
見ていただきたかったのが正直な気持ち。その中で、出来ることをやろ
うと思った。イナバウアーの反応?私よりも人気者になってびっくり。
色々な技を知ってもらえるように、ものにしていきたい」世界選手権(
20日から、カルガリー)については「今、考えています」と迷う胸中
を打ち明けた。「ショーに出るのが楽しかった」。5日に東京、6日に
は長野でショーに出演する。多忙を極めるヒロインは、銀盤の上が一番
落ち着くようだった。(デイリースポーツ) - 3月5日11時27分更新

■女子最新世界トップ10ランキング
女子テニス協会(WTA)が発表した女子テニス選手の最新世界トップ10ランキング。
 1.キム・クライシュテルス(ベルギー)......3566ポイント
 2.アメリー・モーレスモ(フランス).......3538
 3.ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー).2798
 4.リンゼイ・ダベンポート(米国)........2707
 5.マリア・シャラポワ(ロシア).........2574
 6.マリー・ピエルス(フランス).........2517
 7.ナディア・ペトロワ(ロシア).........2160
 8.エレーナ・デメンティエワ(ロシア)......2043
 9.パティ・シュナイダー(スイス)........1900
 10.ビーナス・ウィリアムズ(米国)........1492
(ロイター) - 3月7日8時35分更新

■男子ATPチャンピオンズレース
プロテニス協会(ATP)が発表した男子テニスのチャンピオンズレース。
1.ロジャー・フェデラー(スイス).......292ポイント
2.マルコス・バグダティス(キプロス).....154
3.トミー・ハース(ドイツ)..........137
4.イワン・リュビチッチ(クロアチア).....130
5.ニコライ・ダビデンコ(ロシア).......103
6.ニコラス・キーファー(ドイツ)....... 93
7.ジェームス・ブレーク(米国)........ 90
7.ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン).. 90
9.ヤルコ・ニエミネン(フィンランド)..... 84
10.ラデク・ステパネク(チェコ)........ 83
(ロイター) - 3月6日18時51分更新

■杉山組、浅越組が決勝進出=女子テニス
女子テニスのカタール・トータル・オープンは3日、ドーハでダブルス
準決勝を行い、杉山愛、ダニエラ・ハンチュコバ組(ワコール、スロバ
キア)が全豪オープン優勝ペアの晏紫、鄭潔組(中国)を6−3、3−6、
6−3で破って決勝に進んだ。別の中国ペアと優勝を争う。同日アカプル
コで行われたメキシコ・オープンのダブルス準決勝でも、浅越しのぶ、
エミリー・ロワ組(NEC、フランス)がスペインのペアに6−0、6−1で完
勝。第1シードのアンナレナ・グレネフェルト、メガン・ショーネシー組
(ドイツ、米国)との決勝に進んだ。(時事通信) - 3月4日13時0分更新

■アガシが全仏欠場へ 男子テニス
男子テニスのアンドレ・アガシ(米国)は27日、芝コートのウィンブ
ルドン選手権に出場するため、その前のクレーコートでの全仏オープン
(5月28日開幕)は欠場する意向を示した。35歳のアガシはドバイ
選手権のシングルス1回戦で勝った後「クレーで勝てると考えるのは現
実的でない」と話した。ドバイ選手権が今季2度目の大会出場で、腰と
左足首に故障のため、痛み止めの注射を打ちながらプレーしている。
(ドバイAP=共同)(共同通信) - 2月28日11時49分更新

■女子最新世界トップ10ランキング
女子テニス協会(WTA)が発表した女子テニス選手の最新世界トップ10ランキング。
 1.キム・クライシュテルス(ベルギー)......3566ポイント
 2.アメリー・モーレスモ(フランス).......3402
 3.リンゼイ・ダベンポート(米国)........2902
 4.ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー).2798
 5.マリア・シャラポワ(ロシア).........2574
 6.マリー・ピエルス(フランス).........2517
 7.エレーナ・デメンティエワ(ロシア)......2043
 8.ナディア・ペトロワ(ロシア).........2014
 9.パティ・シュナイダー(スイス)........1946
 10.ビーナス・ウィリアムズ(米国)........1493
(ロイター) - 2月27日17時16分更新

■杉山組は準決勝敗退 ドバイDFオープン
女子テニスのドバイデューティーフリー・オープンは25日、アラブ首
長国連邦のドバイで行われ、ダブルス準決勝で第3シードの杉山愛(ワ
コール)ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)組は4−6、6−2、
4−6でスベトラーナ・クズネツォワ、ナディア・ペトロワ(ともにロ
シア)組に敗れた。(AP=共同)(共同通信) - 2月26日23時7分更新

■男子ATPチャンピオンズレース
プロテニス協会(ATP)が発表した男子テニスのチャンピオンズレース。
1.ロジャー・フェデラー(スイス).......250ポイント
2.マルコス・バグダティス(キプロス).....154
3.トミー・ハース(ドイツ)..........137
4.イワン・リュビチッチ(クロアチア).....130
5.ニコライ・ダビデンコ(ロシア).......102
6.ニコラス・キーファー(ドイツ)....... 90
6.ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン).. 90
8.ヤルコ・ニエミネン(フィンランド)..... 84
9.ラデク・ステパネク(チェコ)........ 79
10.マリオ・アンチッチ(クロアチア)... ...74
(ロイター) - 2月27日14時24分更新

■IOC選手委員 荻原健司は3位で選出されず
【トリノ高橋秀明】国際オリンピック委員会(IOC)は23日、今大
会の各国代表選手の投票によって行われたIOC選手委員の投票結果を
発表し、2回目の立候補となった日本のノルディックスキー複合の荻原
健司氏(36)は15人中3位に終わり、上位2人の新委員に選出され
なかった。荻原氏は有効投票数1982票のうち392票を獲得したが、
2位に20票足りなかった。日本は96年アトランタ五輪でシンクロナ
イズド・スイミングの小谷実可子氏、00年シドニー五輪ではテニスの
松岡修造氏、02年ソルトレークシティー五輪で荻原氏が立候補したが、
いずれも落選(小谷氏はIOC会長推薦で就任)している。
(毎日新聞) - 2月24日10時12分更新

■オープン13、ナダルが準決勝敗退
男子テニスのオープン13は18日、当地でシングルス準決勝戦を行い、
第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がアルノー・クレマン
(フランス)に6―2、3―6、5―7で敗れた。準決勝のもうひと
試合では、第6シードのマリオ・アンチッチ(クロアチア)が第8シ
ードのセバスチャン・グロージャン(フランス)を6―3、3―6、
6―3で下した。(ロイター) - 2月19日15時45分更新

■女子最新世界トップ10ランキング
女子テニス協会(WTA)が発表した女子テニス選手の最新世界トップ10ランキング。
1.キム・クライシュテルス(ベルギー)......3566ポイント2.アメリー・モーレスモ(フランス).......3435
3.リンゼイ・ダベンポート(米国)........2803
4.マリア・シャラポワ(ロシア).........2615
5.ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー).2578
6.マリー・ピエルス(フランス).........2517
7.エレーナ・デメンティエワ(ロシア)......2043
8.ナディア・ペトロワ(ロシア).........2014
9.パティ・シュナイダー(スイス)........1946
10.ビーナス・ウィリアムズ(米国)........1493
(ロイター) - 2月20日18時38分更新

■男子ATPチャンピオンズレース
プロテニス協会(ATP)が発表した男子テニスのチャンピオンズレース。
1.ロジャー・フェデラー(スイス).......250ポイント
2.マルコス・バグダティス(キプロス).....154
3.イワン・リュビチッチ(クロアチア).....130
4.ニコラス・キーファー(ドイツ)....... 90
4.ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン).. 90
6.トミー・ハース(ドイツ).......... 87
7.ニコライ・ダビデンコ(ロシア)....... 80
8.マリオ・アンチッチ(クロアチア)... .. 73
9.セバスチャン・グロージャン(フランス)... 70
10.ファブリス・サントロ(フランス)...... 66
(ロイター) - 2月20日18時14分更新

■オープン13、復帰のナダルが辛勝
男子テニスのオープン13は14日、当地でシングルス1回戦を行い、
第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がオリビエ・ロクス(ベ
ルギー)に4―6、6―2、7―5で辛勝した。左足負傷により昨年1
1月以来の復帰戦となったナダルは、「今年最初の試合で勝利を飾った
ことに満足している。万全な調子ではなかったが、それほど疲れなかっ
た」とコメントした。このほか、第3シードのニコライ・ダビデンコ、
イゴール・アンドレーエフ(ともにロシア)、グレッグ・ルゼドスキー
(英国)らが勝ち上がった。(ロイター) - 2月15日13時24分更新

■男子ATPチャンピオンズレース
プロテニス協会(ATP)が発表した男子テニスのチャンピオンズレース。
1.ロジャー・フェデラー(スイス).......250ポイント
2.マルコス・バグダティス(キプロス).....153
3.イワン・リュビチッチ(クロアチア).....120
4.ニコラス・キーファー(ドイツ)....... 90
4.ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン).. 90
6.トミー・ハース(ドイツ).......... 87
7.ニコライ・ダビデンコ(ロシア)....... 77
8.ヤルコ・ニエミネン(フィンランド).. .. 61
9.ファブリス・サントロ(フランス)...... 56
9.ザビエル・マリッセ(ベルギー)....... 56
(ロイター) - 2月13日16時13分更新

■女子最新世界トップ10ランキング
女子テニス協会(WTA)が発表した女子テニス選手の最新世界トップ10ランキング。
1.キム・クライシュテルス(ベルギー)......3478ポイント
2.アメリー・モーレスモ(フランス).......3435
3.リンゼイ・ダベンポート(米国)........2803
4.マリア・シャラポワ(ロシア).........2615
5.ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー).2578
6.マリー・ピエルス(フランス).........2542
7.ナディア・ペトロワ(ロシア).........1975
8.エレーナ・デメンティエワ(ロシア)......1956
9.パティ・シュナイダー(スイス)........1946
10.ビーナス・ウィリアムズ(米国)........1630
(ロイター) - 2月13日20時4分更新

■日本、5−0で中国下す=デ杯テニス
男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ(デ杯)のアジア・オセアニア
ゾーン・グループ1の1回戦、日本−中国戦最終日は12日、大阪・なみは
やドームでシングルス2試合が行われ、日本が5−0で中国を下した。
 前日1回戦突破を決めている日本は添田豪(ミキプルーン)が王※に
ストレート勝ち。松井俊英(IBS)も孫鵬を6−0、4−6、6−3で破った。
 日本は4月7日から行われる2回戦で、ウズベキスタンを破ったタイと
対戦する。(了)※=金へんに玉。(時事通信) - 2月12日16時0分更新

■日本がシングルス2勝 デ杯テニス日本−中国
男子テニスの国別対抗戦、デ杯アジア・オセアニアゾーン1部1回戦、
日本−中国第1日は10日、大阪なみはやドームでシングルス2試合を
行い、日本は本村剛一(北日本物産)と添田豪(ミキプルーン)がそれ
ぞれ勝って2勝とした。日本はあと1勝で、2回戦進出が決まる。本村
は王☆に6−3、6−4、3−6、4−6、6−3とフルセットの末、
競り勝った。添田は6−3、6−3、7−6で孫鵬にストレート勝ちし
た。11日はダブルス1試合、12日にシングルス2試合を行う
(注)☆は金ヘンに玉(共同通信) - 2月10日20時38分更新

■第1シングルスは本村−王 デ杯1回戦組み合わせ
男子テニスの国別対抗戦、デ杯アジア・オセアニアゾーン1部1回戦、
日本−中国(10−12日・大阪なみはやドーム)の組み合わせが9日、
決まった。先に3勝した方が2回戦に進む。10日の第1シングルスは
本村剛一(北日本物産)が王☆と、第2シングルスは添田豪(ミキプル
ーン)と孫鵬が対戦する。11日はダブルス1試合で松井俊英(IBS
)岩渕聡(PTNコーチング)組が于欣源、曽少眩組と顔を合わせ、最
終日の12日は添田豪−王☆、本村剛一−孫鵬のシングルス2試合が組
まれた。(注)☆は金ヘンに玉(共同通信) - 2月9日13時44分更新
         ↑ト?(^^;)

■負傷のナダル、現役引退の不安を感じていたと告白
男子テニスの世界ランク2位で、足の負傷により長期欠場を強いられて
いるラファエル・ナダル(スペイン)が、19歳の若さながら、現役引
退の不安を感じていたことを告白した。ナダルは7日のムンド・デポル
ティーボ紙の取材で「二度とテニスが出来なくなってしまうのではと、
最悪の状況まで考えていた」と当時の心境を明かし、「プレーができな
くて痛みがとれない時は、自宅で何度も泣いた。痛みは引いてもまた戻
ってくる。本当に辛い状況だった」と語った。ナダルは昨年11月のマ
スターズ・カップに向けて準備をしている際、左足を負傷。10月のマ
ドリード・マスターズ以来、大会から遠ざかっていたが、今月5日にエ
キジビションマッチでファブリス・サントロ対戦し、フルセットで勝利
した。現在は足の負担を軽減するための特製シューズを履いており、来
週に開催されるマルセイユでの大会で復帰する見通し。トレードマーク
となっている攻撃的な「ハードランニング・スタイル」について質問さ
れると、「無駄な動きを少なくする努力はするが、自分のスタイルは変
えられない」と意気込みを見せた。(ロイター) - 2月8日12時9分更新

■ヒンギスがシャラポワを破る 女子単準決勝
女子テニスツアーの東レ・パンパシフィックオープン第5日は4日、東
京体育館でシングルス、ダブルスの準決勝を行った。シングルスは、今
季ツアー復帰したマルチナ・ヒンギス(スイス)が、前回覇者で第1シ
ードのマリア・シャラポワ(ロシア)を6−3、6−1のストレートで
破り、史上最多となる5度目の優勝に王手をかけた。また、第2シード
のエレーナ・デメンチェワ(ロシア)がフルセットの末、第4シードの
アナスタシア・ミスキナ(ロシア)を降し、初の決勝進出を決めた。
◇3年間のブランク、テニスへの備え忘れず 潤んだ瞳がヒンギスの素
直な気持ちを表していた。「35歳になった時に後悔が残っていたら、
こんなに悲しいことはない。25歳でチャンスが再び巡ってきたことは
幸せ」。最も対戦したいと名指ししていた世界ランク4位のシャラポワ
から奪ったのは、勝利だけでなく、世界トップへ返り咲く自信だろう。
 ファースト・サーブを大切に、そして、相手の深いストロークは早く
返し、考える猶予を与えない。球足の速いコートを計算し尽くしたプレ
ーで、流れを支配した。第1セットの第9ゲームは、サービス・エース
を2本決め、このセットを奪取。第2セットの第3ゲームでは、相手の
逆を突くショットをライン際に決め、ブレーク。シャラポワの集中力は、
もう削ぎ落とされていた。
 第一線を離れていた約3年間、英語を勉強したり、スキーや乗馬を楽
しんだりと「頭と体の充電」を行っていても、テニスに対する備えは忘
れなかった。昨年は世界ランク70〜80位台の選手とプレー。テレビ
解説者として、トップのプレースタイルを観察する時間も得たという。
 「頭の中では、復帰以前のレベルを越えた」と、夢の対決の第1幕を
完勝で飾ったヒンギス。ツアー最後の制覇は02年のこの大会だった。
最多優勝記録の更新は、完全復活にさらに近づく道しるべとなる。【村田隆和】
 ○…連覇を遂げて、世界ナンバーワンへの足がかりをつかむ大会へと
意欲も十分だったシャラポワが、元世界女王の前に屈した。「『失うも
のは何もない』とマルチナは話していたけれど、どんな状況でもプレッ
シャーをかける強いメンタリティーを持っていた」。第2セット半ばに
は、表情をこわばらせ、ボールを追うのに必死の様子。「終盤には、戦
う気持ちはすでに失せていた」と、完敗に無念さをにじませた。
 ○…決勝で顔を合わすヒンギスとデメンチェワの対戦成績は2勝2敗
の五分だが、引退前のヒンギスを最後に敗ったのがデメンチェワ。02
年12月、ドイツで行われた大会の2回戦で対戦し、ストレートで破っ
ている。「以前はパワーのある選手を苦手にしていたよう」とデメンチ
ェワ。この日パワーテニスのシャラポワを降したヒンギスについて「引
退前より力強くなっているし、サーブも良くなっている。決勝は私には、
いい勉強」と初制覇に向け、気を引き締めた。
(毎日新聞) - 2月5日10時3分更新

■シャラポワが快勝 準決勝はヒンギスが相手
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第4日は3日、東京
体育館で行われ、シングルス準々決勝で大会連覇を目指す第1シード
のマリア・シャラポワ(ロシア)と元世界ランキング1位のマルチナ
・ヒンギス(スイス)がそれぞれ快勝し、準決勝で対戦することにな
った。シャラポワはサーブで主導権を握り、サマンサ・ストーサー(
オーストラリア)を6−1、6−4で破った。ヒンギスはストローク
でマリア・キリレンコ(ロシア)を左右に揺さぶり、6−2、6−1
で下した。エレーナ・デメンチェワ(ロシア)は3−6、6−1、6
−2でニコル・バイディソバ(チェコ)に逆転勝ち。アナスタシア・
ミスキナ(ロシア)もエレーナ・リホフツェワ(ロシア)に4−6、
6−2、6−3で勝ち、ベスト4が出そろった。
(共同通信) - 2月3日20時59分更新

■デルレイビーチ国際、アガシが逆転で2回戦突破
男子テニスのデルレイビーチ国際は1日、米フロリダ州のデルレイビー
チでシングルス2回戦を行い、第1シードのアンドレ・アガシ(米国)
がラモン・デルガド(パラグアイ)に4―6、7―6、6―0の逆転勝
利を飾った。第3シードのザビエル・マリッセ(ベルギー)、第6シー
ドのフロリアン・メイヤー(ドイツ)、ギレルモ・ガルシア・ロペス(
スペイン)らも勝ち上がった。(ロイター)
(ロイター) - 2月2日16時46分更新

■フェデラー、AIGオープン出場へ=テニス
日本テニス協会は31日、今秋開催される男女のツアー公式戦「AIGオー
プン」(10月2−8日、東京・有明テニスの森公園)に、男子シングルス
の世界ランキング1位で先の全豪オープンを制したロジャー・フェデラ
ー(スイス)が出場することになったと発表した。日本協会の盛田正明
会長が全豪オープンの会場に出向いてフェデラーに直接出場を依頼し、
快諾を得たという。(時事通信) - 1月31日17時0分更新

■女子最新世界トップ10ランキング
女子テニス協会(WTA)が発表した女子テニス選手の最新世界トップ10ランキング。
1.キム・クライシュテルス(ベルギー).......3478ポイント
2.アメリー・モーレスモ(フランス)........3377
3.リンゼイ・ダベンポート(米国).........3013
4.マリア・シャラポワ(ロシア)..........2780
5.ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)..2578
6.マリー・ピエルス(フランス)..........2430
7.ナディア・ペトロワ(ロシア)..........2014
8.パティ・シュナイダー(スイス).........1900
9.エレーナ・デメンティエワ(ロシア).......1683
10.ビーナス・ウィリアムズ(米国).........1630
(ロイター) - 1月30日16時4分更新

■男子ATPチャンピオンズレース
プロテニス協会(ATP)が発表した男子テニスのチャンピオンズレース。
1.ロジャー・フェデラー(スイス).......250ポイント
2.マルコス・バグダティス(キプロス).....153
3.ニコラス・キーファー(ドイツ)....... 90
3.ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン).. 90
5.イワン・リュビチッチ(クロアチア)..... 85
6.ニコライ・ダビデンコ(ロシア)....... 77
7.ヤルコ・ニエミネン(フィンランド).. .. 58
8.ファブリス・サントロ(フランス)...... 56
9.ジェームズ・ブレーク(米国)........ 53
10.トミー・ハース(ドイツ).......... 52
10.セバスチャン・グロージャン(フランス)... 52
(ロイター) - 1月30日15時54分更新

■全豪オープン、ヒンギスが混合ダブルスで優勝
テニスの4大大会第1戦の全豪オープンは29日、当地のメルボルンパ
ークで混合ダブルス決勝を行い、今季から現役復帰を飾った元世界女王
のマルチナ・ヒンギス(スイス)がマヘシュ・ブパシ(インド)とのペ
アで、第6シードのダニエル・ネスター、エレーナ・リホフツェワ組(
カナダ、ロシア)を6―3、6―3で下し、優勝した。
(ロイター) - 1月30日10時14分更新

■森田は準決勝で敗退 全豪ジュニア第6日
テニスの全豪ジュニア選手権第6日は28日、当地のメルボルン・パー
クで男女シングルス準決勝を行い、女子第4シードの森田あゆみ(パー
ムインターナショナルTA)は第1シードのカロライン・ウォズニアキ
(デンマーク)に6−7、3−6で敗れ、4大大会ジュニアで初の決勝
進出を逃した。男子ダブルス準決勝でも、錦織圭(グリーンTS)ピー
ター・ポランスキー(カナダ)組が惜敗し、決勝進出はならなかった。
(共同通信) - 1月28日18時26分更新

■森田4強、錦織は敗退=全豪ジュニア・テニス
テニスの全豪オープン・ジュニアは27日、オーストラリア・メルボルン
で行われ、女子シングルス準々決勝で、第4シードの森田あゆみ(パー
ムインターナショナルTA)が第6シードのアミナ・ラヒム(カザフスタ
ン)を6−3、7−6で破り、準決勝に進出した。森田は昨年の全仏ジュニ
アに続く4強入りとなった。男子シングルスの錦織圭(グリーンTS)は
準々決勝でアレクサンドレ・シドレンコ(フランス)に6−4、3−6、
2−6で逆転負けした。(時事通信) - 1月27日20時31分更新

■全豪オープン男子、ノーシードのバグダティスが決勝進出
テニスの4大大会第1戦の全豪オープンは26日、当地のメルボルン
パークで男子シングルス準決勝を行い、ノーシードのマルコス・バグ
ダティス(キプロス)が初の決勝進出を決めた。キプロス出身者の4
大大会決勝進出も、史上初。元ジュニア世界王者で現世界ランキング
54位のバグダティスは、第4シードのダビド・ナルバンディアン(
アルゼンチン)に3―6、5―7、6―3、6―4、6―4の逆転勝
利。試合後、「ちゃんと目を覚まして、これが夢なのか確かめないと。
言葉が見つからないが、とにかく驚いている」と喜びを表現した。バ
グダティスは4回戦で、優勝候補の一角だった第2シードのアンディ
・ロディック(米国)を下す番狂わせを演じた。さらに準々決勝では、
第7シードのイワン・リュビチッチ(クロアチア)に勝利していた。
(ロイター) - 1月27日12時11分更新

■浅越組、準決勝で敗退=ヒンギスも4強ならず−全豪テニス
テニスの4大大会今季第1戦、全豪オープン第10日は25日、当地で行われ、
女子ダブルス準決勝で浅越しのぶ(NEC)、カタリナ・スレボトニク(
スロベニア)組は第12シードの晏紫、鄭潔の中国ペアに2−6、6−7で敗
れ、初の決勝進出はならなかった。シングルスは男女準々決勝の残りを
行い、ベスト4が出そろった。女子は第2シードのキム・クライシュテル
ス(ベルギー)が過去3度優勝のマルチナ・ヒンギス(スイス)を6−3、
2−6、6−4で退け、第3シードのアメリ・モレスモ(フランス)ととも
に4強入り。準決勝はクライシュテルス―モレスモ、マリア・シャラポワ
(ロシア)−ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)となった。
男子では第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)とニコラス・キー
ファー(ドイツ)がともに熱戦を制した。準決勝はフェデラー−キーフ
ァー、ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)−マルコス・バグダ
ティス(キプロス)の対戦で行われる。
(時事通信) - 1月25日21時31分更新

■錦織ら初戦突破 全豪テニスジュニア開幕
テニスの全豪ジュニア選手権は23日、当地のメルボルン・パークで
開幕、男女シングルス1回戦を行い、日本勢の男子は昨年の全米ジュ
ニアでベスト16に進んだ錦織圭(グリーンTS)がジュニア世界ラ
ンキング75位のパウルミハイ・プスカス(ルーマニア)に6−1、
6−0と圧勝した。第11シードの会田翔(荏原SSC)、杉田祐一
(神奈川・湘南工大付高)も初戦を突破したが、鵜沢周平(TTC)
は敗れた。(共同通信) - 1月23日13時52分更新

■2人の「マリア」が好評 選手ファッションに地元紙
1年初めの4大大会である全豪オープンは、選手がその年のファッショ
ンを披露する舞台でもある。目を見張るウエアもあれば酷評されるもの
も。地元紙「エージ」がこのほどファッション批評家の意見を交え、選
手の装いを“論評”。「2人のマリアはモデルのパフォーマンス」など
と評した。好評だったのはマリア・シャラポワ(ロシア)に続く「もう
1人のマリア」、マリア・キリレンコ(ロシア)。リンゼイ・ダベンポ
ート(米国)と接戦を演じた実力もさることながら、その美ぼうも目を
引く。元ビートルズのポール・マッカートニー氏のファッションデザイ
ナーのお嬢さんがデザインしたという襟の開いたルーズな上半身、ひだ
模様のスカートのセクシーなウエアについて「KOされそう」。シャラ
ポワの、胸の下から柔らかく広がる薄いブルーのワンピースは「テニス
ウエアというよりネグリジェに見える」。
(共同通信) - 1月23日6時23分更新

■中村、完敗で3回戦敗退 杉山組はベスト16入り
テニスの全豪オープン第6日は21日、当地のメルボルン・パークで男
女シングルス3回戦などを行い、シングルスの日本勢で最後まで残った
女子の中村藍子(ニッケ)は第7シードのパティ・シュナイダー(スイ
ス)に2−6、3−6で完敗。初のベスト16進出はならなかった。
 気温が35度を超え、屋根のないコートの試合が中断するなど試合進
行が混乱。女子ダブルス2回戦では、第6シードの杉山愛(ワコール)
ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)組が勝ち、ベスト16入りした。
シングルスの有力選手では女子で第2シードのキム・クライシュテルス
(ベルギー)が快勝で4回戦に進出。男子で第6シードのギリェルモ・
コリア(アルゼンチン)がセバスチャン・グロジャン(フランス)に敗
れる波乱があった。(共同通信) - 1月21日18時52分更新

■世界のスター選手と共演 為末大
昨年の世界陸上選手権男子400メートル障害銅メダルの為末大(AP
F)が世界のスター選手とナイキ社のシューズのCMで共演。その放映
が20日から始まった。出演者には米大リーグ、ヤンキースのアレック
ス・ロドリゲス、女子テニスのマリア・シャラポワ(ロシア)、陸上で
は男子100メートルの王者、ジャスティン・ガトリン(米国)らが名
を連ね、為末は「そうそうたる顔触れで感動している」。同日深夜はシ
ューズ発売記念の大阪市内でのイベントに参加。今年は障害のレースに
出場せず、スプリンターとして過ごす予定で「だいぶ走り込んでいる」。
競技内外で充実の冬を送っている。(共同通信) - 1月20日21時43分更新

■元テニス選手ロスコー・タナー氏、保護観察条件違反で実刑
窃盗で有罪判決を受けていた元テニス選手のロスコー・タナー氏(54
)が13日、保護観察条件に違反したとして、2年間の実刑を言い渡さ
れていたことが分かった。裁判所職員が17日明らかにした。タナー氏
は、2000年にボート購入の際に小切手を使用したが、後に不渡りと
なり、2003年に10年間の保護観察に付された。また養育費不払い
でも処分を受けていた。だが返済が滞ったことから、保護観察条件違反
で昨年秋にテネシー州で逮捕され、13日フロリダ州で実刑を言い渡さ
れた。同氏は、70年代に全豪オープンやウィンブルドンなどで活躍し
た。(ロイター) - 1月18日17時10分更新

■男子複に岩渕、鈴木組出場 全豪テニス組み合わせ
テニスの全豪オープン男子ダブルス組み合わせが17日発表され、昨秋
のジャパン・オープンを制した岩渕聡(PTNコーチング)鈴木貴男(
北日本物産)組が主催者推薦で本戦入りした。鈴木組は1回戦でフェリ
シアノ・ロペス、フェルナンド・ベルダスコ組(スペイン)と対戦する。
(共同通信) - 1月17日18時23分更新

■女子最新世界トップ10ランキング
女子テニス協会(WTA)が発表した女子テニス選手の最新世界トップ10ランキング。
1.リンゼイ・ダベンポート(米国).........3331ポイント
2.キム・クライシュテルス(ベルギー).......3213
3.アメリー・モーレスモ(フランス)........2851
4.マリア・シャラポワ(ロシア)..........2780
5.マリー・ピエルス(フランス)..........2394
6.ジュスティーヌ・エナン・アーデン(ベルギー)..2086
7.ナディア・ペトロワ(ロシア)..........1936
8.パティ・シュナイダー(スイス).........1900
9.エレーナ・デメンティエワ(ロシア).......1777
10.ビーナス・ウィリアムズ(米国).........1724
(ロイター) - 1月16日18時26分更新

■男子ATPチャンピオンズレース
プロテニス協会(ATP)が発表した男子テニスのチャンピオンズレース。
1.ロジャー・フェデラー(スイス).......50ポイント
2.ヤルコ・ニエミネン(フィンランド).....43
3.ジェームズ・ブレーク(米国)........38
3.フロラン・セラ(フランス).........38
5.イワン・リュビチッチ(クロアチア).....35
5.ガエル・モンフィス(フランス).......35
7.カルロス・モヤ(スペイン).. ...... 27
7.ニコライ・ダビデンコ(ロシア).......27
7.マリオ・アンチッチ(クロアチア)......27
10.グザビエ・マリス(ベルギー)........25
10.イゴール・アンドレエフ(ロシア)......25
(ロイター) - 1月16日18時15分更新

■日本勢は突破できず 全豪オープン予選最終日
テニスの全豪オープン男女シングルス予選最終日は14日、メルボルン
パークで3回戦を行い、男女計4人が進んだ日本勢は全員敗れ、本戦進
出へ最後の壁を突破できなかった。男子は杉山が、ツアーで準優勝2大
会の実績を持つハレル・レビに挑んだが逆転で敗れ、本村も敗退。女子
は久松、不田がいずれもストレートで敗れた。
(毎日新聞) - 1月14日18時7分更新

■杉山はグラナドスと対戦 全豪オープンテニス
16日に開幕するテニスの4大大会今季初戦、全豪オープンの男女シン
グルス組み合わせ抽選が13日、当地で行われ、6人が予選を経ずに出
場権を獲得した日本女子は第26シードの杉山愛(ワコール)が初戦で
世界106位のコンチタ・マルティネス・グラナドス(スペイン)と対
戦することになった。2002年以来の4大大会復帰となるマルチナ・
ヒンギス(スイス)は第30シードのベラ・ズボナレワ(ロシア)が1
Rの相手。2連覇を目指すセリーナ・ウィリアムズ(米国)は李娜(
中国)、マリア・シャラポワ(ロシア)はサンドラ・クレーゼル(ドイ
ツ)と初戦で当たる。男子は優勝候補筆頭のロジャー・フェデラー(ス
イス)が主催者推薦のデニス・イストミン(ウズベキスタン)と対戦。
(共同通信) - 1月13日12時46分更新

■カラタンチェバ、薬物違反で2年間の出場停止
国際テニス連盟(ITF)は11日、ドーピング(禁止薬物)違反で女
子テニスのセシル・カラタンチェバ(16、ブルガリア)に対し、2年
間の出場停止処分を課した。現在世界ランク41位のカラタンチェバは、
昨年5月に行われた全仏オープンでの薬物検査で筋肉増強剤(ナンドロ
ロン)に陽性反応を示した。15歳だった同大会では、ビーナス・ウィ
リアムス(米国)を下し、ベスト8進出を決めていた。フランスのスポ
ーツ紙レキップによれば、カラタンチェバは、ナンドロロンが検出され
たのは当時妊娠していたからだと説明。のちに流産したとしているが、
尿サンプルの妊娠検査の結果は陰性だったという。
(ロイター) - 1月12日14時6分更新

■世界ランク2位のナダル、全豪オープン欠場へ
男子テニスの世界ランク2位、ラファエル・ナダル(スペイン=19)
が足のけがのため、今月行われる今季4大大会初戦の全豪オープンを欠
場することになった。ナダルは10日、バルセロナで行われた記者会見
で、左足のけがの回復は最終段階に入ったが、体調はまだ万全ではない
と語った。同選手は昨季終盤、同箇所を負傷。11月に上海で行われた
マスターズ・カップを欠場した。(ロイター) - 1月11日14時9分更新

■フィリプーシス、けがでハイネケン・オープン欠場へ
男子テニスのマーク・フィリプーシス(オーストラリア=29)が背中
のけがのため、ハイネケン・オープンを欠場することになった。組織委
員が8日に発表した。フィリプーシスはオーストラリア・ハードコート
選手権のダブルスの試合で、同カ所を負傷した。
(ロイター) - 1月8日13時25分更新

■選手の取り分35%→50%、中国テニス界が強化策
【北京=松本浩行】アテネ五輪の女子ダブルスで金メダルを獲得するなど躍進著しい中国のテニス界が、2008年北京五輪の強化策の一環と
して、選手の収入を大幅に増やす方針を打ち出した。ツアーで世界中を
転戦する“プロ”でありながら、多額の上納金を納めなければならない
制度に不満を抱く選手が多かっただけに、関係者は、やる気を高める効
果に期待している。中国のトップ選手は、国家体育総局(スポーツ省に
相当)の管理の下、給与を受けながら競技に専念出来る反面、競技会で
得た賞金やコマーシャルなどで得た副収入については、一定額を上納す
ることが義務づけられている。その分配比率は、賞金の場合、担当コー
チ15%、協会30%、選手、コーチの出身地(省、市、区)10%、
総局10%で、選手自身の手に残るのはわずかに35%。ツアーに参加
しているテニス選手の間からは「他国の選手はプロとして高収入を得て
いるのに、自分たちはほとんどの金額を取られてしまう」との不満の声
が出ていた。これを受けて、中国テニス管理センターは5日、北京五輪
で好成績を残す目標に向けて、選手の動機付け策に着手したことを公表。
選手の賞金取り分を50%強に引き上げるとともに、世界ランクに基づ
き、▽50位以内に入れば15万元(1元は約15円)▽30位以内で
30万元▽20位以内で50万元の特別褒賞金を支給する制度を新たに
打ち出した。現在の女子ランキングでは、彭帥が36位、鄭潔が44位。
李娜も56位につけており、更なる飛躍が期待されている。
(読売新聞) - 1月6日22時46分更新

■ホップマン・カップ、決勝はオランダ―米国
テニスの男女ミックス国別対抗戦、ホップマン・カップは5日、当地で
B組のオランダ―ドイツとA組の米国―スウェーデンのシングルス2試
合と混合ダブルス1試合を行い、オランダがドイツを対戦成績3勝0敗
で下し、決勝進出を決めた。シングルス第1試合ではミカエラ・クライ
チェクがアンナ・レナ・グローネフェルドに6―4、7―6で勝利。こ
のあと、背中を痛めていたドイツのニコラス・キーファーが棄権したた
め、大会規定により、オランダに男子シングルスと混合ダブルスでの6
―0、6―0の勝利が与えられた。米国はスウェーデンに対戦成績1勝
2敗で敗れたが、A組1位に終わり、通算8回目の決勝進出を決めた。
(ロイター) - 1月6日9時58分更新

■アガシが全豪欠場 男子テニス
男子テニスのアンドレ・アガシ(米国)が5日、左足首のねんざのため
に16日に開幕する全豪オープンを欠場すると発表した。同大会で4度
の優勝を誇るアガシは昨年10月にラケットボールをしていた際に左足
首を痛めた。同選手はマネジメント会社を通じて「リハビリをしたが、
まだ足首は完治していない。メルボルンでシーズンインできないのは残
念だが、けがが治り次第コートに戻ってくる」とコメントした。
(AP=共同)(共同通信) - 1月5日13時33分更新

■オーストラリア・ハードコート選手権、ヒンギスが準々決勝進出
女子テニスの今季ツアー開幕戦、オーストラリア・ハードコート選手権
は4日、ゴールドコーストでシングルス2回戦を行い、元世界ランク1
位のマルチナ・ヒンギス(スイス)が第7シードのクララ・クカロワ(
チェコ)を6―3、6―2で下し、準々決勝進出を決めた。ヒンギスは
準々決勝では、2回戦で第2シードのフランチェスカ・スキアボーネ(
イタリア)を下したヌリア・リャゴステラ・ビベス(スペイン)と対戦
する。ヒンギスは足首などのけがの影響で2002年に現役を引退した
が、この大会で現役復帰した。第1シードのパティ・シュナイダー(ス
イス)と第5シードのタチアナ・ゴロビン(フランス)も8強入りした。
(ロイター) - 1月5日11時24分更新
■ホップマン・カップ、米国がロシアに勝利
テニスの男女ミックス国別対抗戦、ホップマン・カップは3日、当地で
A組の米国―ロシアとB組のオランダ―オーストラリアのシングルス2
試合と混合ダブルス1試合を行い、米国がロシアを対戦成績2勝1敗で
下した。シングルス第1試合ではロシアの元全米オープン覇者、スベト
ラーナ・クズネツォワがリサ・レイモンドに6―4、6―1で勝利。し
かし、米国は第2試合でテイラー・デントがユーリ・シュキンを6―2、
6―0で下したあと、混合ダブルスでも勝利を収めた。オランダはオー
ストラリアを対戦成績2勝1敗で下した。
(ロイター) - 1月4日10時55分更新

■オーストラリア・ハードコート選手権、元女王ヒンギスが復帰戦で勝利
女子テニスの今季ツアー開幕戦、オーストラリア・ハードコート選手権は
2日、ゴールドコーストでシングルス1回戦を行い、元世界ランク1位の
マルチナ・ヒンギス(スイス=25)がマリア・ベント・カブチ(ベネズ
エラ)を6―2、6―1で下し、現役復帰を勝利で飾った。4大大会5度
の優勝経験を誇るヒンギスは、足首などのけがの影響で2002年に現役
を引退したが、この大会で現役に復帰した。第1シードのパティ・シュナ
イダー(スイス)はビルジニー・ラザーノ(フランス)に6―3、7―6
で勝利。このほか、第2シードのフランチェスカ・スキアボーネ(イタリ
ア)、第3シードのディナラ・サフィナ(ロシア)と第4シードのフラビ
ア・ペネッタ(イタリア)も順当勝ちを収めた。
(ロイター) - 1月3日14時6分更新

■元ウィンブルドン覇者のキャッシュ、チェンナイ・オープン出場へ
男子テニスの元ウィンブルドン選手権の覇者、パット・キャッシュ(オー
ストラリア=40)が2日に開幕するチェンナイ・オープンで現役復帰す
ることになった。キャッシュはカラン・ラストギ(インド)と、ワイルド
カードでダブルスに出場する。キャッシュは1987年、ウィンブルドン
選手権で優勝した。(ロイター) - 1月2日13時29分更新
スポーツダイジェストオンラインYahoo Tennis Newsからテニス関連のニュースを引用しています。
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